ナチュラルホルンの第一人者ローウェル・グレア

今日は満月を撮影したかったのですが、厚い雲に阻まれてしまいました。

気を取り直して聴いた音楽はナチュラルホルンの第一人者ローウェル・グレアが演奏する
モーツァルトのホルン協奏曲です。
恐るべき演奏です。この演奏を神業と言わずして何と言うのでしょう。申し分なしの名演です。
モダンでは決して出せないナチュラル・ホルンの醍醐味が堪能出来ました。

ナチュラル・ホルンは自然倍音しか出せない楽器ですが、朝顔部分に入れた右手の操作(ハンド・
ストップ奏法)や息の量やスピード、唇の緊張度合いなどを駆使しながら自然倍音以外の音を出す
ことが可能なのです。しかし、可能と言っても出てくる音色はミュートを付けたような音で、音量
も小さく、遠くで響いている様な感じになりますし、正しい音程を維持することも難しいのです。

ローウェル・グレアはそれらを克服して実に高い音楽性を持って演奏しています。
何と優雅なモーツァルトなのでしょう。

ニコラス・マギーガン率いる古楽器アンサンブルのフィルハーモニア・バロック・オーケストラも
いつもながらセンス抜群のサポートです。

------------------------------------【ディスクデータ】------------------------------------------

クレア

残念ながら「輸入盤(HCX3957012)」も「国内仕様盤(KDC7010)宇野功芳氏の演奏解説付き」も
廃盤です。是非、復活してほしいものです。


収 録 曲:モーツァルト
     1. ロンド 変ホ長調 K.371
     2. ホルン協奏曲 第1番 ニ長調 K.412
     3. ホルン協奏曲 第2番 変ホ長調 K.417
     4. ロンド ニ長調 K.514
     5. ホルン協奏曲 第3番 変ホ長調K.447
     6. ホルン協奏曲 第4番 変ホ長調K.495

演  奏:ローウェル・グレア(ホルン)、フィルハーモニア・バロック・オーケストラ
指  揮:ニコラス・マギーガン
録  音:1988年3月 サンフランシスコ、ローマ・マウンテン・カレッジ礼拝堂にて収録
レーベル:Harmonia Mundi
規格品番:HCX3957012
発 売 日:2001年3月15日
フォーマット:CD

国内仕様盤品番:KDC7010 (King International) 2008年11月21日発売



モーツァルト:協奏交響曲 / パドヴァ・ヴェネト室内管弦楽団

今年最初のモーツァルトはヴィオラが大活躍するヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲。

緩徐楽章の旋律が良いですね。パリでの母子二人旅の途中、母を亡くしたモーツァルトの深い
哀しみが伝わる感動的な旋律です。深く陰影のある哀しげなヴィオラの音色が何とも素敵です。

演奏はイタリアのパドヴァ・ヴェネト室内管弦楽団。イタリア・ヴェネト州のパドヴァを
本拠地とする1966年に設立された室内オーケストラです。今回、指揮者でヴィオラも担当して
いるブルーノ・ジュランナは1983年から1992年まで芸術監督を務めました。

録音はとても明瞭で綺麗な響きがする優秀なものです。
このCDがレコード芸術の特選盤に選ばれていたことを知ってちょっと嬉しく思いました。

------------------------------------【ディスクデータ】------------------------------------------

モーツァルト協奏交響曲
http://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKICC-3602/

 収 録 曲:モーツァルト
 1. 協奏交響曲 変ホ長調 K.364 ~ヴァイオリンとヴィオラのための
 2. コンチェルトーネ ハ長調 K.190 ~2つのヴァイオリン、オーボエ、チェロと管弦楽のための

 演  奏:フランコ・グッリ(ヴァイオリン)(1,2)
      ブルーノ・ジュランナ(ヴィオラ)(1)
      ピエロ・トーゾ(ヴァイオリン) (2)
      パオロ・ブルネッロ(オーボエ) (2)
      ジャンニ・キャンパン(チェロ) (2)
      パドヴァ・ヴェネト室内管弦楽団
 指  揮:ブルーノ・ジュランナ
 録  音:1987年4月 イタリア パドヴァにて収録
 レーベル:Claves(キングレコード)
 規格品番:KICC-3602
 発 売 日:2011年10月5日
 フォーマット:CD



モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 / トロンハイム・ソロイスツ

今日はトロンハイム・ソロイスツの演奏でモーツァルトのヴァイオリン協奏曲を聴いています。

トロンハイム・ソロイスツは、1988年にノルウェーのトロンハイム音楽院で弦楽器を学ぶ学生たち
にコンサート経験の場を与えるため、ノルウェーのヴァイオリニスト、ビャーネ・フィスクム教授
が創設した室内オーケストラです。

その後、欧米や日本などへの海外ツアー通じてを国際的に知られるようになりました。
特にアンネ=ゾフィー・ムターとライヴ録音したヴィヴァルディの『四季』のアルバムで
一躍有名になりました。

今やノルウェーのみならず北欧を代表する室内オーケストラのひとつに挙げられるまでになっています。

そしてマリアンネ・トゥーシェンがソロを弾くこのCDは、ノルウェー最大の音楽賞、スペルマン賞
の最優秀クラシカルCDを受賞しています。

もうこれだけでこのCDアルバムが如何に音楽的に優秀かがわかると言うものですが、あえて感想
を書かせて頂くとしたら、音質は非常にクリアで高域の伸びが凄い。さらに中低音域も充実して
いてエネルギーに満ちた演奏です。まさに工場直送の新鮮さ、兎に角、録音が凄く優秀なのです。
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トロンハイム・ソロイスツ
ヴァイオリン協奏曲第3番、第4番、第5番 トゥーシェン、トロンハイム・ソロイスツ

収 録 曲:
     1. ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K218
     2. ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K216
     3. ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K219

演  奏:マリアンネ・トゥーシェン(ヴァイオリン)
     トロンハイム・ソロイスツ、オイヴィン・ギムセ(音楽監督・首席チェロ奏者)
録  音:2006年5月 ノルウェー、トロンハイム、セルブ教会にて収録
レーベル:2L
規格品番:2L38SACD
発 売 日:2006年11月7日
フォーマット:CD、SACD(シングルレイヤー)の2枚組



ア・カペラ・モーツァルト / スウィングル・シンガーズ

スキャットの「ダバダバ」というコーラスによって全世界にその名を轟かせた
スウィングル・シンガーズも活動開始から早、半世紀を超えた。
当然メンバーの入れ替わりもあった。しかしソプラノ、アルト、テノール、バスの
各パート2名ずつという男女8人の混声合唱は基本的に堅持しているようだ。

このCDを聴いて、8人でこんなにも多彩な音楽が表現できるのかと、そのことにまず
驚かされました。交響曲第40番の全楽章を8人のスキャットだけで演奏していますが
これがまた凄く良い。感動しました。ジョナサン・ラスボーンの編曲も秀逸ですね。
それに11分弱で聞き終えられるってこともVery goodですね。

歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」や「ドン・ジョヴァンニ」のアリアなどは声楽の部分と
オケの部分をともにコーラスでやってしまうなど高度でユニークなことをやっています。

全体を通して感じるのは、やはりあの「ダバダバ」。これが登場すると何故だか嬉しい。
ついニヤッとしてしまう。


ア・カペラ(a cappella):無伴奏で合唱・重唱を行うこと。日本語では「アカペラ」。
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スィングル・シンガーズ
The Swingle Singers / A CAPELLA MOZART

収 録 曲:
01. 歌劇「魔笛」 K.620 - 序曲
02. 交響曲第40番 ト短調 K.550 1. Molto allegro
03.     〃         2. Andante
04.     〃         3. Menuetto: Allegretto
05.     〃         4. Allegro assai
06. アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618
07. 弦楽四重奏曲第14番 ト長調 K.387 - 第4楽章 モルト・アレグロ
08. 歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」K.588 - 第1幕 アリア「いとしい女の愛の吐息が」
09. セレナード第13番 ト長調「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 K.525 - 第4楽章 ロンド
10. ホルン協奏曲第4番 変ホ長調 K.495 - 第3楽章 ロンド(アレグロ・ヴィヴァーチェ)
11. 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527 - 第2幕 アリア「窓辺においで」
12. 歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」 K.588 - 第1幕 三重唱「さわやかに風よ吹け」
13. ジーグ ト長調 「ライプツィヒ・ジーグ」K.574
14. ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467 - 第2楽章 アンダンテ(無伴奏合唱編)
15. レクイエム ニ短調 K.626(抜粋) ・Offertory No. 2: Hostias et preces
16.     〃           ・Quam olim Abrahae
17. ピアノ・ソナタ第11番 イ長調「トルコ行進曲付き」K.331 - 第3楽章トルコ行進曲
18. 幻想曲 ヘ短調 K.Anh.32

演  奏:スウィングル・シンガーズ
録  音:1991年
レーベル:Virgin Classics
規格品番:VM3647982
発 売 日:2006年7月3日
フォーマット:CD

モーツァルト:交響曲第25番 / アムステルダム・バロック管弦楽団

きょうはアムステルダム・バロック管弦楽団の演奏でモーツァルトの交響曲を聴いて見ました。

アムステルダム・バロック管弦楽団(Amsterdam Baroque Orchestra)は、1979年に
トン・コープマンによって設立された古楽器オーケストラで、アムステルダムを拠点に
活動している古楽器オーケストラです。トン・コープマンがチェンバロを弾きながら
指揮をするスタイルで、年に数回古楽器の名手が集まって活動をしているという。

透明で美しい音色、明瞭な響き、小編成の良さが存分に味わえる実に楽しい演奏です。
古楽器特有のアクセントや音色が楽器の動きを引き立たせ、ゾクゾクするような躍動感のある
響きになっています。オーケストラのアンサンブル能力は並大抵のものではないと思いました。
ナチュラルホルン独特の深く柔らかな音色と、オーボエの身体に沁み入るような美しい音色には
得も言われぬ心地良さを感じました。
上手い小編成オケを聴くと自分も楽団の中に居るような雰囲気がして堪らないですね。
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コープマンjpg
モーツァルト : 交響曲第25番、第29番&第33番

収 録 曲:モーツァルト
     1. 交響曲第29番 イ長調  K.201
     2. 交響曲第33番 変ロ長調 K.319
     3. 交響曲第25番 ト短調  K.183

演  奏:アムステルダム・バロック管弦楽団
指  揮:トン・コープマン
録  音:(1, 2)1987年8月、(3)1988年11月
レーベル:Erato (ワーナーミュージックジャパン)
規格品番:WPCS-21006
発 売 日:2000年6月21日(再発売)
フォーマット:CD



モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」、第24番 / 田部京子

モーツァルトのピアノ協奏曲第9番・第24番、
涼しくなった今の季節にはこれらの美しい曲がとてもよく似合いますね。

田部さんが初めて録音したピアノ協奏曲がこのCDに収められている第9番と第24番でした。
1995年、28歳の頃の録音です。

共演のロペス=コボス指揮 / ローザンヌ室内管弦楽団とは一糸乱れぬ演奏を繰り広げています。
28歳の田部さんは実に堂々と演奏していて余裕すら感じます。

「室内管弦楽団」規模の楽団は日本でもオーケストラ・アンサンブル金沢や水戸室内管弦楽団などが活躍をしていますが、今回初めて聴いたローザンヌ管も表情豊かで高いアンサンブル能力を持ったオケだと感心しました。
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田部京子_2
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第9番、第24番 / 田部京子


収 録 曲:モーツァルト
     1. ピアノ協奏曲 第 9番 変ホ長調 KV271 「ジュノム」
     2. ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 KV491

演  奏:田部京子(ピアノ)、ローザンヌ室内管弦楽団
指  揮:へスス・ロペス=コボス
録  音:1995年6月 スイス、ラ・ショー・ド・フォン、ムジカ・テアトルにて収録
レーベル:DENON(日本コロムビア)
規格品番:COCQ-70537
発 売 日:2003年3月26日(再販)
フォーマット:CD

アイネ・クライネ・ナハトムジーク/ウィーン弦楽ゾリステン

ウィーン・フィルの室内楽に意欲を燃やすメンバーにより1974年に結成された
ウィーン弦楽ゾリステンのCDを聴いて見ました。

優雅で明るく颯爽とした演奏です。
人数が少ない分、各パートが明瞭に聴き取れ、アンサンブルの楽しさが伝わって来ます。
しかもダイナミックさにおいては何の不足もないですね。
これは小編成アンサンブル(Vn1:3、Vu2:3、Va:2、Vc:2、Cb:1の11名編成)ならではの醍醐味かも知れませんね。
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ウィーン弦楽ゾリステン
モーツァルト:「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」/ウィーン弦楽ゾリステン

収録曲:モーツァルト
 1. セレナード第13番ト長調K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
 2. ディヴェルティメント ニ長調K.136 (125a)
 3. ディヴェルティメント 変ロ長調K.137 (125b)
 4. ディヴェルティメント ヘ長調K.138 (125c)
演奏:ウィーン弦楽ゾリステン
録音:1994年11月 群馬県 大泉町 文化むらホールにて収録
レーベル:フォンテック
規格品番:FOCD-9507
発売日:2011年4月27日
フォーマット:CD


【CD Journal ガイドコメントより転記】
ウィーン・フィルの首席奏者を中心とした弦楽アンサンブル、ウィーン弦楽ゾリステンのモーツァルト作品集。ウィーンの空気が沁み込んでいる彼らならではの、優雅で明るい響きに満ちたモーツァルトが楽しめる。

【フォンテック 提供資料より転記】
「ウィーン弦楽ゾリステン」は、1974年の結成以来、まさにウィーンで、世界最高峰のオーケストラ「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」の首席奏者たちを中心とした世界最高峰の弦楽アンサンブルとして世界中の聴衆を魅了しています。数多くのコンサートでは日本をはじめ、ドイツ、スイス、イタリア、フランス等のツアーが含まれ、その中でギドン・クレーメル、ヨゼフ・スーク、ヘルマン・バウマン、ジェームス・レヴァイン、ミッシャ・マイスキーといった世界の名だたる名手と協演しています。レパートリーはウィンナ・ワルツはもちろんのこと、バロックから現代作品に至るあらゆる主要弦楽作品におよんでおり、その優雅でやわらかく明るい響きは定評があります。このアンサンブルのリーダーには、ライナー・ホネック(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団コンサート・マスター)が2006年まで在籍し演奏活動を行いました。



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モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番/内田光子

今日のCDは、モーツァルトのピアノ協奏曲第27番です。
内田光子さんとクリーヴランド管弦楽団とのCDを聴くのは
これで3枚目になりますが、いやぁ~、今回も実に爽やかです。
第1楽章が鳴り始めるやいなや爽やかな風が身体を通り抜けて行き
とても心地良い気分です。ピアノが登場すると更に優しさも加わり
完全に引き込まれてしまいました。クリーヴランド管の室内楽的響きも素晴らしい。
演奏者側も深い境地で意気投合し、演奏冥利に尽きる思いが出来たのでは。
特に第2楽章は20番、27番ともに至福のモーツァルトの響きだ。
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内田光子 27番
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番・第27番/内田光子&クリーヴランド管弦楽団

収録曲:モーツァルト
1. ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
2. ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K.595

演奏:内田光子(ピアノ・指揮)
演奏:クリーヴランド管弦楽団
録音:2010年4月15日~18日 クリーヴランド、セヴェランスホール にてライヴ録音
レーベル:Decca(Universal Music)
規格品番:UCCD-1277
発売日:2010年11月3日
フォーマット:SHM-CD


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モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番/ヤン・リシエツキ

ヤン・リシエツキは2011年2月に名門ドイツ・グラモフォンと録音専属契約を締結。
なんとこの時、15歳。ドイツ・グラモフォンからのデビュー盤がこのモーツァルトの
ピアノコンチェルトになるのです。

リシエツキの瑞々しいタッチから生まれる清々しいピアノの響きは実に爽やか。

しかし白眉はツァハリアス/バイエルン放送交響楽団のサポートだ、と感じた。
緩急、間の取り方も絶妙で表現力に富んだ実に巧い演奏だ。
正直、この演奏ではピアノも素晴らしいが、伴奏に唸ってしまった。
伴奏にブラボーだ!!

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リシエツキ
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番・第21番/ヤン・リシエツキ(ピアノ)


収録曲:モーツァルト
1. ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
2. ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467

演奏:ヤン・リシエツキ(ピアノ)
演奏:バイエルン放送交響楽団
指揮:クリスティアン・ツァハリアス
録音:2012年1月 ミュンヘンにて収録
レーベル:Deutsche Grammophon(ユニバーサル ミュージック)
規格品番:UCCG-1573
発売日:2012年4月25日
フォーマット:SHM-CD

【Universal Music提供資料より転記】
驚異的な才能! 16歳のピアノの貴公子、ポーランド系カナダ人のヤン・リシエツキ、DGデビュー盤!脅威の16歳、リシエツキのDGデビュー盤です。あどけなさの残る笑顔で、日本でも既にファンが存在する将来有望な新人アーティストです。レパートリーはモーツァルトのピアノ協奏曲で最も人気のある2曲、第20番と第21番。共演はモーツァルトの演奏で名高いピアニスト兼指揮者のツァハリアスが指揮するバイエルン放送交響楽団がつとめます。


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モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番/内田光子

内田光子さんの弾き振りによるモーツァルトのピアノコンチェルト。
2011年第53回グラミー賞の最優秀インストゥルメンタル・ソリスト演奏賞を受賞したディスク。

この第24番ハ短調はモーツァルトらしい明るく心地よい曲調ではなく、当時、社交的な音楽を望んでいたウイーンの聴衆からも見放され、その使命を裏切った作品でもあったようです。
しかし、"短調"の世界に踏み込んだモーツァルトは音楽を娯楽から芸術にまで高めたとも言われています。

モーツァルトの短調はミスティックでこれから起こる悲劇を予感させるよう。
サスペンス・ドラマが似合いそう、なんて軽い言葉で言ったらモーツァルトに失礼か。
内田さんの透き通ったピアノの響きに悲劇的な香りが一層掻き立てられる。

共演はさすがの名門クリーヴランド管、阿吽の呼吸で精緻なアンサンブルを聴かせてくれた。
木管の戯れにピアノが優しく語りかける第2楽章はまさに天国的な美しさ。
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内田光子Ⅰ
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番・第24番ハ短調/内田光子&クリーヴランド管弦楽団

収録曲:モーツァルト
1. ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491
2. ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488

演奏:内田光子(ピアノ・指揮)
演奏:クリーヴランド管弦楽団
録音:2008年12月4日~5日 クリーヴランド、セヴェランスホール にてライヴ録音
レーベル:Decca(Universal Music)
規格品番:UCCD-1246
発売日:2009年8月5日
フォーマット:SHM-CD

【CD帯解説より転記】
これまでのモーツァルト演奏を評価され、英国エリザベス女王から「デイム」の称号を与えられた内田光子。80年代に集中的に録音したモーツァルトのピアノ協奏曲集とピアノ・ソナタ集は、今なお世界的に高い評価を得ています。最新盤は約20年ぶりの録音となるモーツァルトのピアノ協奏曲第24番と第23番。自らクリーヴランド管を指揮し、深い愛情を込めてこの名作たちに再び向き合っています。



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モーツァルト:ピアノ協奏曲 第9番 『ジュノーム』/内田光子

内田光子さんの弾き振りによるピアノコンチェルト。
気品があって実に瑞々しいピアノの響き。
オーケストラも繊細で暖かく優しい。
落ち着いた雰囲気になるのは自然の流れを感じるからか。
見事なピアノ演奏に加えてオケからこんな表現を引き出せる内田さんには
交響曲の指揮もお願いしたくなってくる。
録音もクリアで文句なしの1枚。
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内田光子
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番、第9番『ジュノーム』 内田光子&クリーヴランド管弦楽団

収録曲:モーツァルト
1. ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調 K.271『ジュノーム』
2. ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467

演奏:内田光子(ピアノ・指揮)
演奏:クリーヴランド管弦楽団
録音:2012年4月5日~7日 クリーヴランド、セヴェランスホール にてライヴ録音
レーベル:Decca(Universal Music)
規格品番:UCCD-1329
発売日:2012年08月08日
フォーマット:SHM-CD

【CD Journal ミニ・レビューより転記】
時間の隅々まで濃やかなデリカシーで充たされる。ことさらなメリハリやソロで見せる濃密な身振りは抑え、さらり音楽の行方に身をゆだねる風情だが、息遣いのつながりには驚くほど隙がない。オケもピアノに寄り添い、時に、ふとさりげなく音を引いて情を残す室内楽的瞬間を作る。9番が出色。

【CD Journal ガイドコメントより転記】
内田光子がソロと指揮を務めるクリーヴランド管弦楽団とのモーツァルトのピアノ協奏曲シリーズの第3弾。ピアノとオーケストラとの絶妙なブレンド具合、そこから浮かび上がるピアノの透明な響き。内田の円熟の極みが堪能できる。

【Universal Music提供資料より転記】
第1弾(UCCD1246)がグラミー賞を受賞し大ブレイクした内田光子とクリーヴランド管弦楽団によるモーツァルトのピアノ協奏曲シリーズ。内田光子がソロと指揮を務めたこのシリーズは、第2弾も大きな反響を呼び、一昨年の来日公演でも絶賛されました。第3弾となる今作はモーツァルト21歳の時の傑作第9番『ジュノーム』と、第2楽章が映画「みじかくも美しく燃え」で使われたことでも有名な第21番。内田光子がもっとも信頼するオーケストラのメンバーたちと共に、今回も至福のモーツァルトが響きわたります。国内盤はSHM-CD仕様。


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モーツァルト: クラリネット協奏曲、フルート協奏曲第2番、ファゴット協奏曲

カルボナーレのクラリネット、ズーンのフルート、そしてサンタナのファゴット、3人とも
純粋に音の美しさで勝負している。その上に豊かな表現力が伴い、非の打ちどころがない。

モーツァルト管とも阿吽の呼吸で一糸乱れぬ音楽を創り上げている。
まさに圧巻。これ以上言葉が見当たらない。
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モーツァルトの協奏曲集
モーツァルト: クラリネット協奏曲、フルート協奏曲第2番、ファゴット協奏曲

【収録曲】
モーツァルト:
1. クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
2. フルート協奏曲 第2番 ニ長調 K.314
3. ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191

演奏:アレッサンドロ・カルボナーレ(CL)、ジャック・ズーン(FL)、
   ギヨーム・サンタナ(FG)、モーツァルト管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
録音:2006年5月 ボローニャにてライヴ収録(1)
録音:2006年9月 ボルツァーノにてライヴ収録(2)
録音:2009年6月 ボローニャにてセッション収録(3)
レーベル:ユニバーサル ミュージック
規格品番:UCCG-1627
発売日:2013年05月22日
フォーマット:SHM-CD

【CD Journal ガイドコメントより転記】
アバドによるモーツァルトの管楽器のための協奏曲シリーズ第3弾。
アバド自らが組織したオーケストラと、気心の知れた名手たちとのコラボレーション。
アバドの若々しい音楽作りが隅々にまで息づいている。

【 ユニバーサル ミュージック提供資料より転記】
選りすぐりの名手たちと滋味深い音楽の愉しみを奏でるアバドのモーツァルト管楽器のための
協奏曲シリーズ完結編。アバドのお気に入り、ルツェルン祝祭管やモーツァルト管のメンバーも
兼任するソリストたちとの愉悦に満ちた演奏は現代最高のモーツァルト演奏。
クラリネットはフランス国立管を経てサンタ・チェチーリア国立アカデミー管首席を務める
カルボナーレ、ファゴットはマーラー・チェンバー管、モーツァルト管、ルツェルン祝祭管の
首席を兼任するサンタナ。フルートはコンセルトヘボウ管、ボストン響の元首席、名手ズーン
という強力な布陣です。


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モーツァルト:ピアノ協奏曲 第20番&第25番

先月、Amazonで予約注文していた「アバドとアルゲリッチ」のモーツァルトのピアノ協奏曲CDが
本日到着しました。
早速、第25番から聴いて見ましたが冒頭の30秒ほどで「これはいける!」と確信を持たせる元気で思い切りのいい演奏。アバド79歳、アルゲリッチ71歳とはとても思えない溌剌として清々しい演奏だ。アバド自身が創設し手塩にかけてきた若きオーケストラ「モーツァルト管弦楽団」も歯切れの良い演奏でとても好感が持てた。

録音はピアノもオーケストラも透明度が高く、非常に明瞭だ。それにしてもアルゲリッチの演奏の瑞々しさには本当に驚いた。
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マルゲリッチ
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&第25番
アバド指揮、モーツァルト管弦楽団、アルゲリッチ(ピアノ)

【収録曲】
モーツァルト:
・ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503
・ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466

演奏:マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
   モーツァルト管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
録音:2013年3月1日 ルツェルン、KKLホールにてライヴ収録
レーベル:Deutsche Grammophon
規格品番:4791033(輸入盤)
発売日:2014年02月07日
フォーマット:CD

【ユニバーサル ミュージック提供資料より転記】
2013年ルツェルン音楽祭で絶賛を浴びたライヴ! DGにとってアルゲリッチ初となるモーツァルトピアノ協奏曲録音。ルツェルン音楽祭で絶賛を博したアバド指揮によるライヴ録音です。最も人気のあるピアニストの一人、アルゲリッチと巨匠アバドの黄金の顔合わせによるモーツァルト! 短調の名作20番の協奏曲と、華麗で雄大な25番のカップリング。楽壇を代表する大物二人の共演盤は約10年振りとなります!


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モーツァルト交響曲 第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」

またまたブリュッヘン/18世紀オーケストラのモーツァルトです。
ブリュッヘン/18世紀オーケストラの録音はいつも通り、演奏旅行で磨き上げた演奏を
最後のオランダ公演でライヴ録音している。このオケではスタジオ録音は行っていないのです。

今回もオリジナル楽器による演奏に大いに元気をもらった。特に「ハフナー」と「リンツ」は素晴らしかった。

ブリュッヘン/18世紀オーケストラの古楽器演奏はひ弱さを全く感じさせない、むしろ非常に
弾力性のある骨太のサウンドだ。それでいて古楽器独特のやや乾いたザラツキ感のある音色で
迫ってくるのである。このサウンドが何故か脳を刺激するのです。そう快感なのです。

演奏者全員が良い意味でブリュッヘンと戦っているような、ブリュッヘンの指先や目にくらい
ついて完璧にその要求に応えようとしている風景が見えてくるのです。
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ブリュッヘン-モーツァルト
ブリュッヘン/18世紀オーケストラ《モーツァルト:交響曲 第31番・第35番・36番》

【収録曲】
モーツァルト:
1. 交響曲 第31番 ニ長調 K.297 「パリ」
2. 交響曲 第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」
3. 交響曲 第36番 ハ長調 K.425 「リンツ」
4. 歌劇「皇帝ティートの慈悲」K.621 序曲

演奏:18世紀オーケストラ
指揮:フランス・ブリュッヘン
録音:1985年11月(1,2)、 1989年11月(3)、1986年5-6月(4)オランダにてライヴ収録
レーベル:Philips
規格品番:UCCD-4282
発売日:2009年08月19日(再発売)
フォーマット:CD

【CDジャケット帯解説より転記】
モーツァルトの後期交響曲から良く知られた名曲3曲「パリ」「ハフナー」「リンツ」他を、
ブリュッヘン&18世紀オーケストラが演奏した名盤。オリジナル楽器ならではの柔らかな輝きと
統一感のある響きをもった見事なアンサンブルによって、モーツァルトの華やぎと喜ばしさを
生き生きと表現した正統派な名演が聴かれます。


まいどおおきに
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モーツァルト交響曲 第29番 イ長調 K.201

三度のブリュッヘン/18世紀オーケストラのモーツァルトです。

モーツァルトが交響曲の作曲において新たな局面をみせた「第25番」ト短調 K183と並んで、
この時期のもっとも円熟した中期の最高傑作と評されるのが「第29番」イ長調 K.201です。

楽器編成はオーボエ2、ホルン2、弦5部。
中低声部をしっかりと明確に響かせ、土台のしっかりとした安定感ある響きをしている。
躍動的で活き活きとしており聴き終えた後には爽快感が押し寄せてくる、爽やかな演奏だ。
18世紀オーケストラの音色は上品で瑞々しく、その上パワフル。実に魅力的なオケだ。
聴きたい聴きたいと欲求が増々高まるばかりです。

ブリュッヘン/18世紀オーケストラのCD感想は今回で3枚目だが、どの盤も録音が本当に
素晴らしく優秀だ。

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ブリュッヘン-モーツァルト29
ブリュッヘン/18世紀オーケストラ《モーツァルト:交響曲 第29番・第33番》

【収録曲】
モーツァルト:
1. 交響曲 第29番 イ長調 K.201
2. 交響曲 第33番 変ロ長調 K.319

演奏:18世紀オーケストラ
指揮:フランス・ブリュッヘン
録音:1993年11月 オランダにてライヴ収録
レーベル:Philips
規格品番:PHCP-1482
発売日:1996年03月25日
フォーマット:CD

【CDジャケット帯解説より転記】
「傑作しか演奏しない」というブリュッヘンが挑んだモーツァルトの交響曲2曲は、
 イタリアの旋律と和声が溶け合った≪第29番≫と、伝統的なザルツブルクの室内
 楽の響きを踏襲した≪第33番≫。自ら世界中のオリジナル楽器のスペシャリスト
 を集めて結成した18世紀オーケストラによる、現代楽器では得られない深く暖か
 い演奏は、私たちをモーツァルトの時代へと誘ってくれることでしょう。

モーツァルトの交響曲 第38番「プラハ」

またしてもブリュッヘンが指揮する18世紀オーケストラの演奏に嵌ってしまいました。

今回もモーツァルトの交響曲を聴きました。
これまたスケールの大きなとてもパワフルな演奏。
私には刺激的な演奏に聴こえるのです。とても新鮮な感覚です。
お蔭で古楽器に対する苦手意識が完全に払拭されました。

現代のオケで慣れ親しみ、古楽器演奏を聴くのは拷問のようだと仰る方にも
「ブリュッヘン/18世紀オーケストラ」の演奏は一聴の価値ありだと思いますね。(^^)

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ブリュッヘン-モーツァルト
ブリュッヘン/18世紀オーケストラ 《モーツァルト:交響曲 第38番・第39番》

【収録曲】
モーツァルト:
1. 交響曲 第38番 ニ長調 K.504《プラハ》
2. 交響曲 第39番 変ホ長調 K.543
3. 歌劇《フィガロの結婚》 K.492 序曲

演奏:18世紀オーケストラ
指揮:フランス・ブリュッヘン
録音:1988年6月(2.)、1988年11月(1.)(3.) オランダにてライヴ収録
レーベル:Decca
規格品番:UCCD-4283
発売日:2009年8月19日
フォーマット:CD

フランス・ブリュッヘン/18世紀オーケストラ

ブリュッヘン
モーツァルト:交響曲 第40番・第41番「ジュピター」

【収録曲】モーツァルト:
1. 交響曲 第40番 ト短調 K.550
2. 交響曲 第41番 ハ長調 K.551《ジュピター》

演奏:18世紀オーケストラ
指揮:フランス・ブリュッヘン
録音:1985年5月23日(1.)、1986年5月-6月(2.) オランダにてライヴ収録
レーベル:Decca
規格品番:UCCD-4284
発売日:2009年8月19日
フォーマット:CD

とにもかくにも、聴き慣れたはずのモーツァルトなのに、なんて新鮮なんだろう!
目から鱗とはこのことだ。実に爽やかなモーツァルトだ。

古楽器による演奏が、こんなにも重厚で美しいとは。
しかもスケールの大きな堂々たる演奏である。

非常に豊かな響きで、躍動感に飛んだダイナミックな演奏だ。
録音は奥行き感があり、各楽器がすっきりと聴こえライヴとは思えない
透明度の高い優秀な録音だと思う。

18世紀オーケストラは、かって現代屈指のリコーダー奏者としてその名を轟かせた
フランス・ブリュッヘンが私財を投じ、世界15カ国から優れた古楽奏者を結集して
1981年にオランダで結成した古楽オーケストラです。
年に2回、世界各国へコンサートツアーを行っており、何週間にも及ぶ演奏旅行の後、
本拠地オランダで帰国コンサートを行う。「彼らが録音するのはこの帰国コンサートの
ライヴ録音のみである。」とCD解説に書かれている。

宮本文昭:オーボエ協奏曲集

宮本文昭
ファイナル・オーケストラ・スペシャル・ライヴ/オーボエ協奏曲集

1. アルビノーニ: オーボエ協奏曲 変ロ長調 Op.7-3
2. モーツァルト: オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314(285d)
3. R.シュトラウス: オーボエ協奏曲 ニ長調

演奏:宮本文昭(オーボエ)、東京都交響楽団
指揮:宮本文昭
録音:2006年05月28日(1,2)サントリーホールにて収録
   2006年10月11日(3) 東京芸術劇場にて収録
レーベル:Sony Classical
規格品番:SICC-10045
発売日:2007年02月21日
フォーマット:SACD Hybrid

日本でもオーボエ奏者の第一人者として知られている宮本文昭さんだが
2007年3月31日を最後にオーボエ奏者としての活動にピリオドを打った。
その後は指揮者として活動を始め、2012年4月からは東京シティ・フィルハーモニック
管弦楽団の初代音楽監督として精力的に活動されています。

このCDはオーボエ奏者として最後を締めくくる『宮本文昭ファイナル・コンサート』
からのライヴ録音です。

フランクフルト放送交響楽団(現・hr交響楽団)、ケルン放送交響楽団(現・ケルンWDR
交響楽団)、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団などの首席オーボエ奏者
を歴任してきた宮本さん。その演奏は柔らかな音色に超絶的技巧が加わり、聴く者をうっとり
とさせます。もう釘付け状態、何と言うか、心に平安をもたらしてくれる音色、演奏なのです。

モーツァルトの協奏曲は同じケッヘル番号をもつフルート協奏曲が好きだったが原曲のオーボエ版
も宮本さんの演奏を聴いてフルートとは違った味わいで楽しむことが出来こちらも好きになった。

ただ、録音マイクが近いせいだと思うがオーボエの指運びの音が若干気になった。

【CD Journal ミニ・レビューより転記】
ロンドン録音のモーツァルト(85年)から22年、都響を自ら率いての演奏ではストリングスから
デリケートなニュアンスに富んだ表現をひきだしている。“オーボエ奏者引退”を宣言した宮本
の指揮者宣言ともいえる、大きなステップアップが実感される。

【CD Journal ガイドコメントより転記】
2007年で演奏活動の停止を宣言した宮本文昭が、2006年のラスト・コンサート・イヤーに行なったライヴの模様を収録。時代を超えた3曲のオーボエ協奏曲を、朗々と万感の思いを込めて演奏した渾身の作品に仕上がっている。

【ソニー 提供資料より転記】
ラスト・クラシック・アルバムにして初のライヴ・アルバム! 2007年3月31日でオーボエを辞めてしまう宮本文昭の、渾身のクラシック・アルバム。本家本元、世界有数のオーボエ奏者である宮本の最後を飾るのは、オーボエのマスターピースである3曲のコンチェルト。ラスト・コンサート・イヤーに行われたライヴを収めた、貴重な音源です。

モーツァルトのフルート協奏曲集

高木綾子
高木綾子(フルート):モーツァルト
・フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313
・フルート協奏曲 第2番 ニ長調 K.314
・フルートと管弦楽のためのアンダンテ ハ長調 K.315

演奏:高木綾子(フルート)、オーケストラ・アンサンブル金沢
指揮:金 聖響
録音:2009年7月7日-8日 石川県立音楽堂コンサートホールにて収録
レーベル:avex classics
規格品番:AVCL-25488
発売日:2010年1月20日
フォーマット:SACD Hybrid

今日は高木綾子さんの演奏でフルート協奏曲 第2番 ニ長調 K.314を聴いて見ました。

フルート協奏曲 第2番は、フルート愛好家フェルディナン・ド・ジャンの依頼を受けて
モーツァルトが作曲した楽曲で、ド・ジャンが完成を急がせる余り、オーボエ協奏曲ハ長調
をニ長調に移調して編曲し完成させた話が伝えられています。

このような話を聞くと、この曲にはあまり良い印象が残らない。しかし同じケッヘル番号をもつ
原曲であるオーボエ協奏曲をこの際、一緒に聴いて見たのだが私はフルート協奏曲の方が遥かに
良い印象を持った。これは正直、フルート奏者が高木さんだったからだと思う。

高木さんが素晴らしいなと思うのは、その清らかな音色をいつまでも変えないところです。
それどころか、増々、そのことを大切にしておられるようだ。
一流に成れば成るほど音色を崩して表現されている方が多い中、高木さんは本当に稀有な存在だ。


【CD Journal試聴記コメントより転記】
CDデビュー10周年を迎えた高木綾子の通算10枚目のアルバムは、初のモーツァルト。しかし“満を持して”との気負いは微塵も感じさせず、テクニックのキレを軽妙さに巧く転じて、ナチュラルな風合いの心地良い演奏を聴かせてくれる。「フルート協奏曲第2番ニ長調K.314」&「フルートと管弦楽のためのアンダンテ ハ長調K.315」では自作のカデンツァを使用。


【CD Journal ガイドコメントより転記】
前作『海へ』から約4年ぶりとなる話題作。高木初のモーツァルト・アルバムで、協奏曲はヴィヴァルディ以来。しかもカデンツァは高木の自作である。金聖響、OEKによる万全のサポートを得たセッション録音だ。

【エイベックス・クラシックス 提供資料より転記】
日本のトップ・フルーティスト高木綾子がエイベックス・クラシックスに初登場。
CDデビュー10周年、通算10枚目のALBUM、初めてのコンチェルト全曲録音!
コンサート活動やリリースされた多数のCDで、実力・人気・知名度抜群の高木綾子。2010年でCDデビュー10周年を迎えます。前作=ギターの福田進一とのデュオALBUM『海へ』以来、約4年ぶりの新譜は、18世紀フランス風の優雅で華麗な雰囲気を伝えるモーツァルトのフルート協奏曲2曲に加え、優しい美しさで人気の「アンダンテ」も収録。カデンツァも高木綾子が自作しました。共演は金聖響指揮のオーケストラ・アンサンブル金沢。本拠地の石川県立音楽堂でのセッション録音です。

モーツァルトの交響曲 第36番 「リンツ」

井上道義モーツァルト 
モーツァルト:交響曲 第36番 ハ長調 K.425「リンツ」
ハイドン:交響曲 第102番 変ロ長調 Hob.I-102

演奏:オーケストラ・アンサンブル金沢
指揮:井上道義
録音:2009年9月6日、9月18日 石川県立音楽堂コンサートホールにて収録(ライブ録音)
レーベル:WARNER MUSIC JAPAN
規格品番:WPCS-12381
発売日:2010年04月21日
フォーマット:CD

オーケストラ・アンサンブル金沢も今年で早や創立25周年。
日本でもトップクラスの人気と実力を備えた室内オーケストラになった。
石川県民、金沢市民をはじめとして全国にも多くのファンがいる。
ホームページを見てみると『応援団』には池辺晋一郎、冨田 勲、黒柳徹子、
松井秀喜、加山雄三、役所広司など45名の著名な方々が名を連ねていた。
2007年1月からは井上道義さんを音楽監督に迎えている。

オーケストラ・アンサンブル金沢の響きは、何と言っても小編成のオーケストラ
ならではの透明感ある美しい音色と絶妙なアンサンブルだろう。
モーツァルトやハイドンを演奏するには持って来いのオーケストラだ。

このCDでは個々の楽器が鮮明に聴き取れ、且つトゥッティでは十分に迫力ある力強い
響きをしている。コンサートホールの特等席で聴いている気分だ。


【タワーレコード フリーマガジン「intoxicate」より転記】
定期的録音リリース、海外演奏旅行など元気な活動を続ける井上道義とOEKのコンビ。今回のアルバムは彼らの十八番であるハイドンとモーツァルト。両曲とも闊達で引き締まった表現を聴かせます。ハイドンではがっしりしたサウンドのなかに人懐っこさやユーモアが感じられますし、モーツァルトは辛口のタッチを貫きつつもどこかチャーミングで作品の魅力がビシビシ伝わってきます。オーケストラのしなやかなきめ細かいアンサンブルは秀逸です。フレッシュかつ上品な古典が味わえる1枚。

モーツァルトのピアノ協奏曲第20番・第21番

田部京子

モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番・第21番

演奏:田部京子(ピアノ)
   紀尾井シンフォニエッタ東京
指揮:下野竜也
録音:2012年3月13日-15日上野学園石橋メモリアルホールにて収録
レーベル:DENON(Columbia)
規格品番:COGQ-60
発売日:2012年7月18日
フォーマット:SACD


昨日たまたま図書館で借りてきたのがこのCD、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番・21番。

日本人の演奏もたまには聴いて見ようか。って感じで借りたのですが、結果、大当たりでした。
気になってCD Journal(web)を覗いてみると、下記のように絶賛。宝くじに当たったような気分
になった。(注:宝くじに高額当選したことはありません、今まで最高で一万円 2回)


【CD Journal試聴記コメント】

何とも気品にあふれたモーツァルト。田部のソロは物静かに必要なことだけを
語るような落ち着きがあり、非常に味わいがある。下野の伴奏も透明で
ふくよかな響きを大切にしたもので、たいへんにすがすがしい。
優れた音質とともに、最近では出色の演奏として推す。


【CD Journalガイドコメント】

田部京子のデビュー20周年記念アルバム。
モーツァルトのピアノ協奏曲第20、21番を収録。
第20番ではベートーヴェンの、21番では自作のカデンツァを採用し、
端正な中にもロマンティックな表情をもった演奏を披露する。



モーツァルトのピアノ協奏曲第21番は第2楽章が超有名ですから私でも一応、知っていました。
しかし今回ピアノ協奏曲第20番というとても素敵な曲に出会えたことは、日本人演奏家に目を
向けた私へのご褒美かも知れない。

モーツァルトホルン協奏曲全4曲

ホルン協奏曲

モーツァルト:ホルン協奏曲 第1番~第4番
演奏:ギュンター・ヘーグナー(ホルン)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カール・ベーム
録音:1978年11月~1980年4月 ウィーン、ムジークフェラインザールにて収録
レーベル:ドイツ グラモファン
規格品番:UCCG-5269
発売日:2012年5月9日
フォーマット:CD

オーケストラにウィーン・フィル、ホルンに首席ホルン奏者のギュンター・ヘーグナー、
そして指揮はカール・ベーム。

この協奏曲の魅力を引き出せる最も贅沢な組み合わせであると思う。

ヘーグナーの吹くウィンナ・ホルンの柔らかく深みのある響きとウィーン・フィルの美しさが
見事に融合している。

団員の誰もがお互いを知り尽くした家族的な暖かさをも感じる。
F管ホルンでは演奏困難な速いパッセージもヘーグナーはさらりとこなしており、
決して超絶技巧をひけらかしていない。

通常のホルンは大抵F管とB♭管のダブルホルンであり、B♭管の使用率が非常に高い。
それはF管のように管が長いと高音が外れやすくなるから。
それをヘーグナーはF管シングルで吹いている。
演奏者にもよりますが、中・高音域はほとんどB♭管で吹いています。
同じ音高でもF管とB♭管とでは音色はかなり異なってきます。

F管独特の美しい音色で奏でたこの1枚は、他の奏者ではほぼ聴けないと思います。

余談ですが、かってN響の首席ホルン奏者だった千葉馨さんはB♭シングルホルンを
使用しておられましたが、その音色、技巧ともに素晴らしいものでした。
プロフィール

akifuyu102

Author:akifuyu102
大阪府吹田市
クラシック音楽、好きやねん

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