チャイコフスキー:交響曲 第2番「小ロシア」/ プレトニョフ

音質の良い『Pentatone Classics』からチャイコフスキーの交響曲をもう一曲聴いてみました。
今回は第2番「小ロシア」です。2番は初めて聴いたのですが第1番「冬の日の幻想」から物語が
続いているかの様な、聞き手を飽きさせない民族色豊かな美しい旋律がとても魅力的な曲でした。

前回に続き演奏はミハイル・プレトニョフ指揮のロシア・ナショナル管弦楽団。
演奏内容、録音状態ともに大変素晴らしい出来だと思います。2番もお気に入りに決定です (^^♪

オランダのPentatone Classics(ペンタトーン・クラシックス)レーベルの録音には大満足です。
立体感と言うか音場感が凄いです。各楽器の輪郭が明瞭な上にオケのバランス感覚が抜群に良い。
きっと凄腕の録音エンジニアがいるのだと思う。

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チャイコフスキー2番_
ナクソス・ミュージック・ライブラリー

曲  名:チャイコフスキー
     1. 交響曲第2番 ハ短調 「小ロシア」 Op. 17
     2. 交響曲第2番 ハ短調 「小ロシア」 Op. 17 より第1楽章(1872年初版)

演  奏:ロシア・ナショナル管弦楽団
指  揮:ミハイル・プレトニョフ
録  音:2011年4月 モスクワ、DZZ第5スタジオにて収録
レーベル:Pentatone Classics
規格品番:PTC5186382
発売年月:2012年6月15日
記録形式:SACDハイブリッド(輸入盤)


 【交響曲全集:発売年月 - 規格品番】

 ・第4弾:交響曲第1番 2012年1月 PTC5186381
※・第5弾:交響曲第2番 2012年6月 PTC5186382
 ・第6弾:交響曲第3番 2012年9月 PTC5186383
 ・第1弾:交響曲第4番 2011年3月 PTC5186384
 ・第2弾:交響曲第5番 2011年5月 PTC5186385
 ・第3弾:交響曲第6番 2011年9月 PTC5186386



チャイコフスキー:交響曲 第1番「冬の日の幻想」/ プレトニョフ

初めて聴く『PentaTone』レーベル。その録音の優秀さに驚きました。
今まで聴いてきたナクソス・ミュージック・ライブラリーの中では
最上位にランク付けさせたい録音だと思っています。

演奏はミハイル・プレトニョフ指揮のロシア・ナショナル管弦楽団。
2011年からチャイコフスキーの交響曲全集に取り組んでいます。
その第4弾として登場した第1番「冬の日の幻想」を聴いてみました。

何と言うことでしょう! 第1楽章冒頭から恐ろしくゆったりとしたテンポ。
最初は有り得ないテンポだと違和感を持ちました。
ですが、これが次第に嵌って行くことになるのです。
言葉で上手く表現出来ないのですが兎に角、説得力のある演奏とでも言うのでしょうか。

一番気に入ったのは第2楽章。オーボエのソロにフルートが見事に寄り添う。
冒頭の弦楽合奏も実に美しい。この楽章全体が凄く聴き応えがあります。

最終楽章が終わった時には思わず、ブ、ブラボーと叫びたくなりました。
そしてガッツポーズです (^^)

是非、この全集を全曲聴いてみようと思います。

------------------------------------【ディスクデータ】------------------------------------------

チャイコフスキー交響曲第1番_ロシア・ナショナル管弦楽団
ナクソス・ミュージック・ライブラリー

曲  名:チャイコフスキー
     1. 交響曲 第1番 ト短調 Op.13「冬の日の幻想」
     2. スラヴ行進曲 Op.31

演  奏:ロシア・ナショナル管弦楽団
指  揮:ミハイル・プレトニョフ
録  音:2011年4月 モスクワ、DZZ第5スタジオにて収録
レーベル:Pentatone Classics
規格品番:PTC5186381
発売年月:2012年1月31日
記録形式:SACDハイブリッド(輸入盤)


 【交響曲全集:発売年月 - 規格品番】

※・第4弾:交響曲第1番 2012年1月 PTC5186381
 ・第5弾:交響曲第2番 2012年6月 PTC5186382
 ・第6弾:交響曲第3番 2012年9月 PTC5186383
 ・第1弾:交響曲第4番 2011年3月 PTC5186384
 ・第2弾:交響曲第5番 2011年5月 PTC5186385
 ・第3弾:交響曲第6番 2011年9月 PTC5186386

チャイコフスキー:交響曲 第4番 / ドミトリー・キタエンコ

「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」から選択した本日の1枚はチャイコフスキーの交響曲第4番。ドミトリー・キタエンコ指揮、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団の演奏です。

「ナクソス」では曲名で検索をすると、配信している全てのCD盤が一覧で見ることが出来ます。と同時に次から次へと試聴して行けるのです。

最近ではそうやって自分好みの演奏を探しています。とにかく演奏とサウンド・クオリティの比較試聴がとても楽に出来るのです。これは本当に有り難いですね。

さて、本日の演奏。ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団も指揮者のドミトリー・キタエンコも
初めて聴く名前。危うく比較検討から外すところでした。

いやぁ、ラッキーでした。凄い演奏に巡り会えました。
オケは弦も管も申し分ありません。超一流でした。

朗々と大きな河のごとく流れを維持しながら、実に神経の行き届いた繊細な組み立て。
聴けば聴くほど新たな感動が生まれ、とても深みのあるロマンチックな演奏です。

そしてこのCDは録音のクオリティも非常に高いです。混濁しがちなチャイコフスキーの
第4番ですが、こんなにも透明度が高く美しい再生音をしている盤は今まで巡り会ったことがありません。

追伸:久しぶりに聴いた「イタリア奇想曲」でしたが超感動です。上手いですねぇ~。

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チャイコフスキー交響曲第4番
ドミトリー・キタエンコのことを調べてみたら凄い指揮者でした。(汗) 失礼しました。(^^♪
http://www.pacific-concert.co.jp/foreigner/view/319/

 収 録 曲:チャイコフスキー
      1. 交響曲 第4番 ヘ短調 Op.36
      2. イタリア奇想曲 Op.45
 演  奏:ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
 指  揮:ドミトリー・キタエンコ
 録  音:2010年11月、2011年12月 ケルン シュトルベルガー・シュトラッセ・スタジオ
 レーベル:Oehms Classics
 規格品番:OC671
 発 売 日:2013年11月19日
 フォーマット:SACDハイブリッド(輸入盤)




チャイコフスキー:交響曲第5番 / グスターボ・ドゥダメル

南米ベネズエラで貧困や犯罪から子供たちを遠ざけ守るために、国家的プロジェクトとして
『エル・システマ』が導入されていることは有名ですね。
楽器や音楽教育を無償で提供する『エル・システマ』は1975年に設立されて以来、近年では、
そこで育った生徒たちが世界中の著名なオーケストラで活躍するほどになりました。

エル・システマ25万人のまさに頂点に位置するのがシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ。
彼らは2005年に音楽監督であるドゥダメルとともに名門レーベル、ドイツ・グラモフォンと
専属契約を結んだプロ・オーケストラなのです。

指揮者のグスターボ・ドゥダメルもこの『エル・システマ』で教育を受けた一人で、15歳にして
ベネズエラのアマデウス室内管弦楽団の音楽監督、このCDで演奏している「シモン・ボリバル・
ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ」の音楽監督には18歳で就任しています。その後、
サイモン・ラトルのアシスタントを務めるなど、研鑽を重ね2009年からはロサンジェルス・フィル
の音楽監督になるなど、世界中の檜舞台で大活躍の指揮者なのです。

さて、演奏を聴いてみると、南米のオーケストラと言うことで正直、少々派手な展開を勝手にイメ
ージしておりましたが、とても統制のとれたオーソドックスで落ち着いた良い響きをしています。
非常に質の高い合奏能力を持ったオケだと思います。クライマックスでも暴走することなく冷静に
他者の音に耳を傾けながら合奏している様が伝わって来ました。最後の一音まで崩れること無く
維持し続けた見事な演奏だと思いました。
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グスターボ・ドゥダメル
チャイコフスキー交響曲第5番 ホ短調 作品64
グスターボ・ドゥダメル指揮/シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ

収 録 曲:チャイコフスキー
     1. 交響曲 第5番 ホ短調 作品64
     2. 幻想曲《フランチェスカ・ダ・リミニ》 作品32

演  奏:シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ
指  揮:グスターボ・ドゥダメル
録  音:2008年1月カラカスにてライヴ収録
レーベル:Deutsche Grammophon (ユニバーサル ミュージック)
規格品番:UCCG-1444
発 売 日:2008年12月17日
フォーマット:CD



チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 / 吉田恭子(Vn)

音色やフレーズのつくり方が柔らかい。素直に楽想のままに演奏している正統派な演奏。
なめらかな表現で上品な演奏だ。ヴァイオリンソロがとにかく綺麗。
特にカデンツァは心が洗われるような美しさだ。
広上さんとOEKとの息もピッタリで、広上さんのリアクションの良さが一段と冴えている。

ただ、情熱的な艶や色気を求めている方には、物足りなさを感じるかも。
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吉田恭子_1
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 / 吉田恭子(Vn)
         広上淳一指揮 / オーケストラ・アンサンブル金沢

収録曲:
 1. チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
 2. グラズノフ:瞑想曲 作品32
 3. マスネ:タイスの瞑想曲

演奏:吉田恭子(ヴァイオリン)
演奏:オーケストラ・アンサンブル金沢
指揮:広上淳一
録音:2009年5月 石川県立音楽堂コンサートホールにて収録
レーベル:YAMAHA A&R
規格品番:QACR-30005
発売日:2009年9月16日
フォーマット:SHM-CD

【CD帯解説より転記】
デビュー10周年を迎える人気ヴァイオリニスト吉田恭子の8作目アルバムは、世界で活躍する広上淳一と、岩城宏之・井上道義ら音楽監督の薫陶のもと、海外からも惜しみない賞賛を集めるオーケストラ・アンサンブル金沢との共演!本作は2002年にリリースされた「メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲」に続く第2弾。華やかで美しい容姿と洗練された感性、確実な成長と大胆な行動力によって、輝き続ける息の長い演奏家として貴重な存在です。まさにヴァイオリン好きにはたまらない魅力満載、充実のアルバムです!


チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番/アリス=紗良・オット

アリス=紗良・オット、最初はレコード会社が美貌で売り出したのかと思った(大変失礼しました)がこの美しきピアニスト、ただ者ではない。聴いているうちにどんどん引き込まれてしまった。チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番、私にとっては少々聴き飽きた感のある曲であったが
それがまるで別の曲を聴いているかの如く、素晴らしく新鮮だった。

もう一曲、リストのピアノ協奏曲第1番もシビれる演奏だ。
2曲ともピアノが全帯域にわたりとても綺麗に録音されている。
オケとの息もピッタリで満足のゆく感動のアリス=紗良・オットだった。
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アリス紗良オット
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調
リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調

収録曲:
 1. チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23
 2. リスト:ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調 S.124
 3. リスト:コンソレーション 第3番 変ニ長調
演奏:アリス=紗良・オット(ピアノ)
演奏:ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:トーマス・ヘンゲルブロック
録音:(1.)2009年11月 ミュンヘンにてライヴ録音
   (2.)2009年11月 ミュンヘンにてセッション録音
   (3.)2009年08月 ベルリンにてセッション録音
レーベル:Deutsche Grammophon(ユニバーサル ミュージック)
規格品番:UCCG-1488
発売日:2010年1月6日
フォーマット:CD

【CD Journal ガイドコメントより転記】
アリス=紗良の3作目は、初の協奏曲アルバムとなった。チャイコフスキーはライヴ、リストはスタジオ録音で、高いテクニックと豊かな歌心を持った彼女にふさわしいカップリングといえる。

【CD帯解説より転記】
ドイツ人と日本人の両親のもとミュンヘンで生まれ育ち、4歳でピアニストになることを決めたアリス=紗良・オットにとって、ガスタイクでミュンヘン・フィルと共演することは6歳の頃からの夢。その夢が叶った初共演、2009年11月の公演ではチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番が採り上げられました。そのライヴ録音にリストのセッション録音を加えたCDが登場!ダイナミックな響き、華麗なテクニック、内面を見つめた繊細さ……。フレッシュな感性と堅牢な風格で描く渾身の協奏曲!



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チャイコフスキー:交響曲第5番/デア・リング東京オーケストラ

今日はチャイコフスキーの交響曲第5番を聴いてみました。

従来のオーケストラの常識にとらわれることなく、あらたな響きの創造を目指して創設された
オーケストラ「デア・リング東京オーケストラ」によるCD発売第2弾です。ちなみに第1弾は本作
と同時録音されたブルックナーの交響曲第3番「ワグネル」(2013/10/22 発売) 録音・制作担当
はN&F(有限会社エヌ・アンド・エフ)。2001年9月10日に発足したクラシック中心の録音、制作会社
です。
デア・リング東京オーケストラ-1 
デア・リング東京オーケストラ-2 

このCD、まず驚いたのはオーケストラの配置。写真でお分かりのように奏者全員が客席に対し
真正面を向いている。弦楽器群はVn1、Vn2、Va、Vcが各6人、コントラバスが4人。解説書に
よるとバイロイト祝祭劇場のオケピットの楽器配列を参考にしているとのこと。このように奏者間
の距離が離れ、しかも並列配置だと聴覚を研ぎ澄まし、お互いの音をよく聴かないと合わせられな
い。また必然的に呼吸でも合わすようになってくる。とも書かれていた。

さて聴いてみると、このような楽器配列の割には各楽器がほぼ中央に聴こえ、その響きはやや
モノラル録音ぽい感じにまとめられている。だが各楽器の輪郭はいたって鮮明であり、全編を
通して「気持ちの良い響き」を貫いている。感情に溺れるような起伏の強弱は一切なく、あくまで
も楽譜に忠実に丁寧に美しい響きを探求している。第4楽章のコーダがそれを如実に物語っている。
演奏の喜怒哀楽にのっかって感動や哀愁に浸りたい方には不向きかもしれないが、聴き込んで行く
うちに「感動」が来そうな予感がした。
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デア・リング東京オーケストラ
チャイコフスキー交響曲第5番 ホ短調 作品64
西脇義訓&デア・リング東京オーケストラ


演奏:デア・リング東京オーケストラ
指揮:西脇義訓
録音:2013年4月16日-18日 所沢市民文化センターミューズ・アークホールにて収録
レーベル:fine NF
規格品番:NF25802
発売日:2014年5月23日
フォーマット:CD

【西脇義訓(指揮)】
1971年、日本フォノグラム(株)(現ユニバーサル ミュージック)に入社。フィリップス・クラシックスに18年在籍。1999年にフリーとなり、2001年録音家・福井末憲と共にエヌ・アンド・エフ社を創立し、長岡京室内アンサンブル、青木十良(Vc) 、宮田 大(Vc)、ジョセフ・リン(Vn)、神谷郁代(Pf)、東京交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団などの録音・CD制作に携わる。2001年、ミシェル・コルボ氏にアベイ・ドゥ・ノアラック(フランス)の講習会で、指揮と発声法の指導を受けた。2013年、デア・リング東京オーケストラを創立、自ら音楽プロデューサーと指揮者を兼ねる。(N&F社のホームページより転記)


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チャイコフスキー:交響曲 第1番「冬の日の幻想」

金・土・日は大阪でも真夏日となりました。35℃以上の猛暑日になった地域もあり
まるで日本列島がすっかり夏になったようでしたね。

せめて音楽だけでも涼しいものをと思いチャイコフスキーの「冬の日の幻想」
(交響曲第1番ト短調作品13)を聴いてみました。

この曲はブログ『好きなことを好きな時に』の「ばけぺん」さんのブログ記事で
紹介されていた曲で、ロシア民謡風のモチーフが活かされた素敵な曲です。
それ以来、とても好きになった曲なのです。

スヴェトラーノフ率いるロシア国立交響楽団の演奏は重厚でありながら全く混濁のない
見事なアンサンブルです。遠くまで響き渡るようなスケールの大きさは本家の本領発揮と
いうところでしょうか。重量感を保ちながらの精巧な機動力には参りました。

「キャニオン 24bit リマスタリング」の音質もなかなか良いですね。

残念ながらこの盤の入手は少し難しそうです。
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スヴェトラーノフ
チャイコフスキー:交響曲第1番「冬の日の幻想」、序曲「1812年」

収録曲:チャイコフスキー
1. 交響曲第1番ト短調op.13「冬の日の幻想」
2. 序曲「1812年」op.49

演奏:ロシア国立交響楽団、ボリショイ劇場管弦楽団金管セクション(2)
指揮:エフゲニ・スヴェトラーノフ
録音:1993年6月(1)、1992年6月(2) モスクワ放送局大ホールにて収録
レーベル:Canyon Classics
規格品番:PCCL-00510
発売日:2000年11月22日
フォーマット:HDCD



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チャイコフスキー:交響曲 第6番 「悲愴」、チョン・ミョンフン / ソウル・フィルハーモニー管弦楽団

第3楽章がまるで「フィナーレ」かと思わんばかりの熱い演奏だ。
まさしく炎上と言うに相応しい。ここでもう終わってもいいような感覚に陥った。
こうなると第4楽章が何だか付け足しのようだ。しかしさにあらず第4楽章も
内面からの沸騰と言うのだろうか、ソウル・フィルは悲愴感も実に熱いのだ。
骨太な生命力を感じずにはいられない演奏だった。

「悲愴」を聴いたあとのラフマニノフのヴォカリーズの美しい調べがほっとさせる。
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チャイコフスキー「悲愴」
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」、ラフマニノフ:ヴォカリーズ 作品34の14

収録曲:
1. チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 作品74「悲愴」
2. ラフマニノフ:ヴォカリーズ 作品34の14

演奏:ソウル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:チョン・ミョンフン
録音:2011年8月8日-9日 ソウル・アーツ・センターにてライヴ録音
レーベル:ドイツ・グラモフォン
規格品番:UCCG-1619
発売日:2013年3月20日
フォーマット:SHM-CD

【CD Journal ミニ・レビューより転記】
雄大で劇的な「悲愴」である。現代でもこれだけ熱く濃厚なチャイコフスキーを聴けるのは稀有ではなかろうか。オケの精度も上がっており、何よりも歌いまわしにえも言われぬ“民族的感性”のようなものが痛感されるのは得難い。日本のオケもうかうかできぬことを痛感させられる。

【CD帯解説よりより転記】
あの3.11東日本大震災の時に某オケと来日中であったチョン・ミョンフン。その際はツアー途中でオーケストラが帰国しましたが、同年5月にこのCDで演奏しているソウル・フィルと再来日し、5/10サントリーホールで東日本大震災チャリティ・コンサートを行いました。その際は東フィルやN響メンバーも参加し、『悲愴』を演奏。日韓の音楽交流も含め非常に感動的なコンサートでした。この録音はその3ヶ月後にソウルで録音されたものです。


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西本智実:チャイコフスキーの交響曲第5番

西本智実
チャイコフスキー交響曲第5番 ホ短調 作品64

演奏:ロシア国立交響楽団
指揮:西本智実
録音:2011年2月7日-11日 モスクワ放送局 第5スタジオにて収録
レーベル:キングレコード
規格品番:KICC-931
発売日:2011年5月11日
フォーマット:CD

素晴らしい演奏です。冒頭のクラリネットの音色を聴いてすぐに、
これはいける!!と思いました。
第2楽章のホルンの美しい調べも完璧な演奏ですね。
全楽章、ゆったり目のテンポで進行し、終始重厚な響きが心と身体を揺さぶる。
とても好感の持てる演奏でした。
ロシア国立交響楽団のオーケストレーションは超一級品です!!!

録音も良い。ダイナミックレンジが広く最強音でも混濁は一切なし。
各楽器がとてもクリアに聴こえます。それ故、聴いた後には爽快感が押し寄せます。
五つ星の超優秀録音です。

【CD Journal試聴記コメントより転記】
ロシア国立響の首席客演指揮者に就任した西本の進境を示す重厚感あふれる響き。テンポが遅いだけではなく、粘り気を帯びた弦楽器による旋律の運びなど、随所に個性的解釈がみられる。瀟洒な指揮姿からは想像できない構えの大きい演奏はなかなかのものだ。

【キングレコード 提供資料より転記】
あれから10年。原点のロシアから、渾身のチャイコフスキー
西本智実&ロシア国立交響楽団の第5交響曲
ロシアを皮切りに、世界を駆け巡る西本智実。あれから10年、原点のロシアから、主席客演指揮者に就任したロシア国立交響楽団との顔合わせによるチャイコフスキーの交響曲第5番をお届けします。巨匠スヴェトラーノフが育てた名門オーケストラとの渾身の共演を、主席客演指揮者就任記念コンサート前にセッション・レコーディング。この第5交響曲は最も録音リクエストが多かった人気曲。西本智実の新たなる一歩の決定版となることは必至です。

バレエ音楽 <白鳥の湖> 全曲

白鳥の湖
チャイコフスキー:バレエ音楽『白鳥の湖』全曲

演奏:ロンドン交響楽団
指揮:アンドレ・プレヴィン
録音:1976年5月26日-28日、6月8日-10日 ロンドン キングスウェイホールにて収録
レーベル:EMI CLASSICS
規格品番:TOGE-12083/4
発売日:2012年02月15日
フォーマット:SACD(アビイ・ロード・スタジオによる最新リマスター音源。)

最初にこのCDを聴いて驚いたことは37年前に録音されたものとは到底
信じられないほど鮮明な録音であると言う事。
CD2枚に全55曲が収録され演奏時間は約2時間ほどだが、流石はチャイコフスキーだ、
数々の美しい旋律に感動させられ実に楽しく聴くことが出来た。

白鳥の湖で私の一番のお気に入りは第1幕 第2番のワルツ。白鳥の湖を夢中になって聴いていた
若い頃を思い出し、ちょっとうるっと来た。

次に来るのが言うまでもなく第2幕 第10番 セーヌ(情景)だ。
この有名な旋律で私はチィコフスキーを知り、そして好きになった。

第1幕 第5番 パ・ド・ドゥと第2幕 第13番 白鳥たちの踊りとフィナーレのアンサンブル
に登場して来るイダ・ヘンデルのヴァイオリン・ソロも見事だ。

聴きどころ満載。宝石箱のようだ。

【EMIミュージック・ジャパン資料より転記】
華麗で限りなくメロディアスなチャイコフスキーが楽しめる《白鳥の湖》です。
極端な自己主張を避け、音楽の魅力を前面に出したプレヴィンらしい演奏です。
卓越したバランス感覚、豊かな情感、リズムとアンサンブルが非常にスムーズで、
不要な力が抜けた自然さが何より魅力的。気品に満ちたチャイコフスキーの名演です。

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲

神尾真由子

神尾真由子:チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
      プロコフィエフ ヴァイオリン協奏曲 第2番 ト短調 作品63

演奏:神尾真由子(ヴァイオリン)
   ハレ管弦楽団
指揮:トーマス・ザンゼルリンク
録音:2010年6月30日-7月2日 マンチェスター、BBCスタジオ7にて収録
レーベル:RCA Red Seal
規格品番:SICC-1415
発売日:2010年10月27日
フォーマット:CD

今回も日本人演奏家のCDをご紹介します。

メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲と並んでと日本人がこよなく愛する
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲です。
この曲でチャイコフスキー・コンクール第1位という快挙をなしとげ日本中が湧いたのも
ついこの間の様に感じる。CDジャケットの帯には「情熱の炎と化した神尾のヴァイオリンが、
聴く者の心を溶かしつくす」と添えられている。

聴き慣れた第1楽章なのだが、妙に新鮮だ。度胸の座った厚みのあるヴァイオリンの音色に
洗練された技巧。すぐさま引き込まれてしまった。第1楽章だけ聴いても十分な満足感だ。

中間楽章は相当思い入れがあるようでその美しさにうっとりとしてしまう。

第3楽章では軽快感を持って骨太な音が圧倒的な勢いで進んで行く。それにしても神尾の音は
良い意味で濃いのだ。私好みだ。

トラペットが刻むリズムが中々イケてる。良い音だ。
トーマス・ザンデルリンク指揮ハレ管弦楽団は初めて聴くオケだったがバランスも良く、好感が
持てた。録音も優秀。


【CD Journal ニュースより】
実力、人気ともにトップクラスのヴァイオリニスト、神尾真由子のニュー・アルバム『チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲』が10月27日にリリースされます。神尾が2007年6月、第13回国際チャイコフスキー・コンクールで、居並ぶ審査員と耳の肥えた聴衆を圧倒して優勝を飾ったのが、このチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲であり、世界各地のオーケストラとの共演でも取り上げている作品です。まさに神尾にとってのトレードマークと言えるでしょう。このたび、名門RCA Red Seal専属契約第3弾で、ついにその黄金のレパートリーの録音が実現! これこそ全音楽ファンが待ち望んだアルバムです。カップリングは、20世紀ロシアの大作曲家プロコフィエフの人気曲、ヴァイオリン協奏曲第2番。1935年にマドリッドで初演されたこの作品は、伝統的なロシア民謡を思わせる素朴なヴァイオリンの旋律が耳を捉える、第1楽章からして明快で聴きやすい作風が特徴です。神尾にとってもチャイコフスキーに匹敵する得意曲とのこと。

チャイコフスキーのピアノ協奏曲 第1番

チャイコフスキーピアノ協奏曲

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23

演奏:辻井伸行(ピアノ)
   BBCフィルハーモニック
指揮:佐渡 裕
録音:2010年12月11日 マンチェスター新放送センター・スタジオ7にて収録
レーベル:Avex Classics
規格品番:AVCL-25725
発売日:2011年2月23日
フォーマット:CD

前作ラフマニノフから2年半後の録音であるが、その驚異的な成長ぶりには本当に驚かされる。
自信に満ち溢れ、実に堂々としている。全ての音に辻井さんの圧倒的な気迫を感じる。
オケとの息もぴったり。なんと新鮮で美しい音楽でしょう。

今回の英国マンチェスターでの録音は前作2008年度録音のラフマニノフに比べて、
かなり優れていると感じました。

もっと、この感動を書きたいがこれ以上、言葉が見つからない。
このCDは図書館で借りているものだが、所蔵盤にしたく購入を決めた。

チャイコフスキーの弦楽セレナード

トロンハイム・ソロイスツ_


先日、「USB-DACを買いました」の記事で、ハイレゾ音源を無料ダウンロードして

3つの音楽ファイルを比較試聴した記事を書きました。

この時の曲がチャイコフスキーの「弦楽セレナード 第一楽章」。

「弦楽オーケストラのために作曲されたもっとも美しい音楽」と称されるほど

日本人には馴染のある曲ですね。

これを世界最高峰の室内オーケストラと言われる、トロンハイム・ソロイスツの演奏で

聴けたのです。(しかも無料ダウンロードによって)

トロンハイム・ソロイスツの透明感ある美しい音色、切れの良い演奏はゾクゾクします。

それにも増して一糸乱れぬアンサンブルは見事なものです。

ダウンロードしたハイレゾ音源と同じ演奏のものがCD化されておりましたので

ご紹介いたします。


収録曲:
 ・チャイコフスキー:フィレンツェの思い出 op.70(弦楽合奏版)
 ・ニールセン:小組曲 FS6, op.1(弦楽オーケストラのための)
 ・チャイコフスキー:弦楽のためのセレナード ハ長調 op.48

演奏:トロンハイム・ソロイスツ
録音:2011年5月、10月 ノルウェー、セルビュ、セルビュ教会にて収録
レーベル:2L
規格品番:2L090
発売日:2013年6月19日
フォーマット:CD

プロフィール

akifuyu102

Author:akifuyu102
大阪府吹田市
クラシック音楽、好きやねん

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