メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 / 庄司紗矢香(Vn)

今日は久しぶりに庄司紗矢香さんのヴァイオリンで
チャイコフスキーとメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を聴いてみました。

このCD、発売時(2006/3/29、2007/9/5)は録音の悪さを指摘するレビューが多かったようです。
発売3度目は高音質なSHM-CDに仕立て直しての登場です。


さて、聴いてみると旧盤のレビュー通り、SHM-CDになったものの、やはり明瞭度が
やや低い感じです。
最近の分離度の高い録音に比べるとやや精彩に欠けるなと言った印象を持ちました。

でも演奏の方は収録当時22歳の庄司さんが頑張っておられました。
1999年、16歳でパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールに史上最年少で優勝して以来、
多くのオーケストラと共演を重ねて来ただけあり、流石に落ち着いた堂々とした演奏です。

特にメンデルスゾーン第1楽章のカデンツァは美しいですね。
チャイコフスキーの第2楽章も感情を抑えた中から伝わってくるものがありました。

----------------------------------------------------------------------------
庄司紗矢香_2
チャイコフスキー&メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 / 庄司紗矢香(Vn)


収 録 曲:
     1. チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
     2. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64

演  奏:庄司紗矢香(ヴァイオリン)、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団
指  揮:チョン・ミュンフン
録  音:2005年10月 パリ、メゾン・ド・ラジオ・フランスにて収録
レーベル:Deutsche Grammophon(ユニバーサル ミュージック)
規格品番:UCCG-50074
発 売 日:2011年5月11日
フォーマット:SHM-CD


メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番

今日は若手女性ピアニスト、小菅優さんの演奏を聴いて見ました。
共演は小澤征爾さん指揮の水戸室内管弦楽団です。

曲はメンデルスゾーンのピアノ協奏曲第1番 ト短調と無言歌集
実はこれらの曲を聴いたのは今回が初めてなのです。
こんな良い曲を未だ聴いていなかったとは。(-_-;)
これからも聴きこんで行きたい曲になりました。(^^)
このCDのお蔭かも。

小菅優さん、良いですねぇ。まろやかな音色、しかも瑞々しい。
高度な技巧と美しい音色に豊かな感性が加わり紡ぎだされる演奏は
聴く者の心の安定感をも与えてくれそうな、そんな感じがします。
特に「無言歌集」にそれを強く感じました。

小菅さんは「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲演奏会シリーズ」が認められ、
平成25年度芸術選奨音楽部門 文部科学大臣新人賞を受賞されました。
http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/geijutsusensho_140313.pdf

少数精鋭の水戸室内管は隅々まで気迫の籠った演奏で、一貫して音色を
大切にしているオケであることに好感を持ちました。音楽に対する敬意を感じさせる
実に丁寧な演奏です。増々、ファンになりました。
---------------------------------------------------------------------
小菅優
メンデルスゾーン: ピアノ協奏曲第1番, ピアノ作品集

【収録曲】
メンデルスゾーン:
01. ピアノ協奏曲第1番 ト短調 作品25
02.『無言歌集』第5巻 第1番ト長調『5月のそよ風』
03.『無言歌集』第6巻 第4番ハ長調『紡ぎ歌』
04.『無言歌集』第5巻 第5番イ短調『ヴェネツィアの舟歌 第3』
05.『無言歌集』第4巻 第6番イ長調『春の歌』
06.『無言歌集』第4巻 第3番ト短調『胸騒ぎ』
07.『無言歌集』第3巻 第6番変イ長調『デュエット』
08. ロンド・カプリチオーソ 作品14
09. 前奏曲とフーガ 作品35-1
10. 厳格な変奏曲 作品54

演奏:小菅優(ピアノ)
   水戸室内管弦楽団
指揮:小澤征爾
録音:2009年4月水戸芸術館コンサートホールにてライヴ収録(1)
録音:2009年7月水戸芸術館コンサートホールにてセッション収録(2-10)
レーベル:ソニーミュージック
規格品番:SICC-10084
発売日:2009年09月30日
フォーマット:SACD Hybrid


【CD Journal ガイドコメントより転記】
ヨーロッパを中心に活動している小菅優が、小澤征爾と水戸co.と共演した注目のアルバム。メンデルスゾーンの瑞々しいロマンティシズムが全編に息づく「ピアノ協奏曲第1番」ほか、小菅の魅力が横溢する作品が目白押しだ。

【ソニーミュージック提供資料より転記】
小菅優、小澤征爾&水戸室内管とのメンデルスゾーン・アルバム。今年生誕200周年を迎えた初期ドイツ・ロマン派の作曲家メンデルスゾーンの美しいコンチェルトとピアノのための佳品を集めたアルバム。ヨーロッパを中心に活躍している気鋭のピアニスト小菅優が、世界の小澤征爾と水戸室内管弦楽団という豪華なバックアップを受けて奏でるメンデルスゾーンのピアノ・コンチェルトと無言歌集などのピアノ小品を集めたアルバム。小菅は、2009年はサイトウ・キネン・フェスティヴァルに初参加、また自身初のサントリーホールでのリサイタルも10月に予定。その後ピアノ協奏曲第1番を下野竜也指揮の読売日本交響楽団とも共演予定。音楽評論家、吉田秀和氏がレコード芸術誌で「大いなる楽しみ」と絶賛をした若き才能、小菅優からますます目が離せません。


まいどおおきに
にほんブログ村 クラシックブログ クラシックCD鑑賞へ
にほんブログ村

メンデルスゾーン:夏の夜の夢

今日は寒い季節にそぐわない題名の音楽、メンデルスゾーンの「夏の夜の夢」です。
--------------------------------------------------------------------------------
古くからヨーロッパには夏至が近づくと妖怪や妖精たちが現れ、人間に悪戯をすると
いう伝説が信じられていました。シェイクスピアの戯曲「夏の夜の夢」はこれがもと
になっています。
メンデルスゾーンは17歳の時、翻訳されたこの戯曲を姉と共に読み、ファンタジック
な物語の世界に引き込まれ、それを音楽にしました。最初は姉との4手のピアノ連弾曲
として作曲したのですが、その後、管弦楽用に編曲。これが「序曲 作品21」
そしてメンデルスゾーン33歳の時、その序曲の素晴らしさに感銘を受けたプロイセン王
フリードリヒ・ヴィルヘルム4世の依頼を受け劇付随音楽として12曲を作曲したのです。
これが「劇付随音楽 作品61」
-以上、「ウィキペディア」及び「CDブックレット」より抜粋転記-
--------------------------------------------------------------------------------
私はいままで「序曲」と「結婚行進曲」しか聴いたことがなかったのですが、全曲聴いて
見るとユーモアたっぷりでファンタジーなこの曲に魅了してしまいました。
特に「フィナーレ」の女性合唱はリズミカルでとても面白い。素晴らしいですね。

小澤征爾/ボストン響の演奏は、とても生き生きとして、且つ、丁寧な演奏。
バトルとシュターデの歌唱も抜群に上手いし、タングルウッド音楽祭合唱団も清楚な響き。

残念なのは吉永小百合さんのナレーション。自然体で上手いのだが、…少し音量が大きい。
ナレーションの声に少々びっくりする時があった。
サユリストには失礼だがナレーションが無ければもっと売れたCDかもしれない。
--------------------------------------------------------------------------------
夏の夜の夢_
メンデルスゾーン:劇音楽『夏の夜の夢』(台本:松本隆)

【収録曲】
1. 序曲 作品21

2. 劇付随音楽 作品61
  第1番 スケルツォ
  第2番 メロドラマ「山を飛び、谷を飛び」
  第3番 「さあ、輪になって踊りなさい」―合唱付きの歌「夜鶯の子守歌」
  第4番 メロドラマ「目醒めた瞬間、最初に見た者」
  第5番 間奏曲
  第7番 夜想曲
  第8番 メロドラマ「戻れよ戻れ、元の妃に」
  第9番 結婚行進曲
  葬送行進曲
  第11番 ベルガモ風道化踊り
  第12番 アレグロ・ヴィヴァーチェ
  フィナーレ「死んでまどろむ暖炉の火で」

演奏:ボストン交響楽団
   キャスリーン・バトル(ソプラノ)
   フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ)
   タングルウッド音楽祭合唱団
   吉永小百合(ナレーション)
指揮:小澤征爾
録音:1992年10月 ボストン(演奏収録)、
   1993年9月、1994年3月 東京(ナレーション収録)
レーベル:ユニバーサル ミュージック
規格品番:UCCG-50040
発売日:2011年05月11日
フォーマット:SHM-CD

【CD Journal ミニ・レビューより転記】
松本隆の台本による吉永小百合のナレーションや、バトル、フォン・シュターデの名唱が話題となった一枚。小澤の透明感あふれるサウンド作りとユーモア感覚に満ちた溌剌(はつらつ)とした演奏が素晴らしい。

【ユニバーサル ミュージックより提唱資料転記】
シェイクスピアの有名な戯曲から霊感を受けて弱冠17歳のときに作曲した、メンデルスゾーンの天才的な早熟ぶりが遺憾なく発揮された若々しいロマンティシズム溢れる序曲と、後年プロイセン王の命によって追加作曲された劇音楽《夏の夜の夢》を、小澤征爾指揮のボストン交響楽団による演奏で収録したアルバムです。国内盤では松本隆氏が執筆した台本を吉永小百合さんが朗読しており、この曲の決定盤として今も高い人気を誇る一枚です。

まいどおおきに
にほんブログ村 クラシックブログ クラシックCD鑑賞へ
にほんブログ村

メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲

吉田恭子ツィゴイネルワイゼン
吉田恭子~メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン

演奏:吉田恭子(ヴァイオリン)
   オーケストラ・アンサンブル金沢
指揮:金聖響
録音:2002年5月30-31日 石川県立音楽堂にて収録
レーベル:Warner Classics
規格品番:WPCS-11405
発売日:2002年9月26日
フォーマット:CD

またまた日本人演奏家のCDをご紹介します。

もう、何べんも聴いたわぁ。と仰られる方が多いと思いますが
日本人が大好きなメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲です。


吉田恭子の凛とした演奏には、聴き終えた後に物凄い爽快感が
押し寄せて来る。
金聖響が指揮するオーケストラ・アンサンブル金沢も美しい音を
奏でる優秀なオケで、さらに伴奏者としてのバランス感覚も大変
素晴らしいと思います。
聴き飽きたはずの曲であったが、とても新鮮な気持ちを抱かせて
くれた演奏です。
ただ、私の機器側の問題かも知れないがCDではオケの最強音が混濁
しているように思えた。


【CDジャケット帯解説より】
刺激的な顔合わせによる鮮烈な演奏、フレッシュな息吹きに満ちた演奏が誕生した。 オーケストラとの協奏作品の録音はこれが最初となる吉田恭子、また新進気鋭の指揮者として国内外のオーケストラから引く手あまたの金聖響。そして岩城宏之の薫陶のもと発足当初より各方面から惜しみない賞賛を集めつつ、石川県立音楽堂という専用ホールの完成を機にさらなる名声を高めてきたオーケストラ・アンサンブル金沢!これらの要素が互いに触発し合い、きわめて意欲的な演奏が展開されたのがこのアルバムの魅力と言っていいだろう。-----吉村 渓(ライナーノーツより)

【CD Journal 試聴記コメント】
2001年にヴァイオリン名曲集とビートルズ作品集の同時リリースで颯爽と登場した吉田が、今度はレコード会社を代えて王道中の王道をリリース。ダイナミックな力感や、ポルタメントの多用、スタッカート、弦を噛ませるアタックの強さ、等々が特徴的。

【CD Journal ガイドコメント】
期待の若手、吉田恭子の初の協奏曲録音。ローザンドの愛弟子である彼女が美しい演奏を披露する。共演は、これが録音デビューとなる気鋭の金聖響と、オーケストラ・アンサンブル金沢。


収録に使われた場所はオーケストラ・アンサンブル金沢の本拠地となっている
石川県立音楽堂です。12年前に竣工した石川県立音楽堂はシューボックス型の
高い音響特性を有したホールとして音楽ファンに愛されています。

続きを読む

プロフィール

akifuyu102

Author:akifuyu102
大阪府吹田市
クラシック音楽、好きやねん

最新記事
お気に入り(50音順)リンク集
カテゴリ
本 (7)
検索フォーム
バックナンバー