シューマン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 / イザベル・ファウスト

今日の曲はイザベル・ファウストのヴァイオリンでシューマンのヴァイオリン協奏曲ニ短調です。

シューマンはヴァイオリン協奏曲を2曲残していますが、ニ短調は1937年に発見されるまで世に
出ることはなかったらしいのです。キングレコードのWebページでも少し解説があります。

シューマンのヴァイオリン協奏曲は初めて聴いたのですが、第1楽章冒頭からのドラマティック
なオーケストレーションによってそのカッコ良さからぐいぐい惹き付けられてしまいました。

テレビのサスペンスドラマで、冒頭からいきなり核心部分が映し出されたような感じですね (^^)
スリリングな展開を予感させるような高まりがありました。

ファウストの演奏には真摯な姿勢が感じとれ好感が持てました。その上、情念を込めた濃厚さも
感じられこの曲に対する意気込みが伝わってきました。

------------------------------------【ディスクデータ】------------------------------------------

シューマン ヴァイオリン協奏曲_ファウスト
ナクソス・ミュージック・ライブラリー


曲  名:シューマン
     1. ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
     2. ピアノ三重奏曲 第3番 ト短調 Op.110

演  奏:1. パブロ・エラス=カサド(指揮)
       イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)、フライブルク・バロック・オーケストラ

演  奏:2. イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
       ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
       アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピアノ)

録  音:2014年5月、8月、9月 ベルリン、テルデックス・スタジオ
レーベル:Harmonia Mundi
規格品番:HMC902196 (輸入盤)
発売年月:2015年4月20日
記録形式:CD

ボーナス特典としてシューマンのヴァイオリン協奏曲のライヴ映像DVDが付いている。
収録時期:2014年5月8日
収録場所:ベルリン、フィルハーモニーにてライヴ収録

シューマン:チェロ協奏曲 / パブロ・フェランデス(チェロ)

今夜はマドリードに生まれた(1991年)若きチェリスト、パブロ・フェランデスの演奏でシューマンとドヴォルザークのチェロ協奏曲を聴いてみました。

パブロ・フェランデスは、2008年のオーストリア・リーツェン国際コンクールで第1位を受賞、2013年にはエドモンドゥ・ロスチャイルド賞を受賞するなど急速に頭角を現してきた注目の
チェリストです。このCDはそのフェランデスが2013年に録音したデビューCDです。

ブログの標題を「シューマンのチェロ協奏曲」にしたのに、CDを2回通して聴くと、やはり好きなドヴォルザークのチェロ協奏曲の方で気持ちが乗ってしまいました。
フェランデスは若さをもっとぶつけてくる演奏かと思いきや何とも優しさに溢れた瑞々しい演奏でした。写真を見るとイケメンでヤンチャな感じに見えたのですが、演奏は堅実で真面目ですね。「鳥の歌」も凄く良いです。好感を持ちました。

------------------------------------【ディスクデータ】------------------------------------------
パブロ・フェランデス

収 録 曲:
    1. シューマン:チェロ協奏曲イ短調 Op.129
    2. ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調 Op.104
    3. カタルーニャ民謡(カザルス編):鳥の歌

演  奏:パブロ・フェランデス(チェロ)、シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団
指  揮:ラドスラフ・スルク
録  音:2013年9月17-21日 ドイツ、シュトゥットガルト、Gustav-Siegle-Haus にて収録
レーベル:ONYX
規格品番:ONYX4127
発 売 日:2014年2月6日
フォーマット:CD(輸入盤)



シューマン:交響曲 第1番「春」、飯森範親/山形交響楽団

第1番「春」の第一楽章を聴き終えたところで感動の涙がこぼれ落ちそうになる。
山形交響楽団の演奏技術の高さは相当なものと感じた。
本当に心底驚きました。音色の美しさは日本のオケでも最高峰の部類に入るのではないだろうか。

山響のホームページで確認すると楽団員は49名。オケとしては小編成だが、それを
全く感じさせないダイナミックな演奏。それだけ個々の楽器が良く鳴っていると言うことか。
それ故、大編成のオケに比べて透明度が抜群に良い。山響サウンドに混濁の二文字は不要だ。
指揮者の細かな指示をメンバー全員が完璧に体現している様子が見えるようだ。

第4番は「春」と同じ1841年に作曲された初稿版で演奏している。ブラームスは
この初稿版を支持していたらしい。

2曲とも音楽に対する並々ならぬ情熱と真摯な姿勢が感じ取れた。
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山形交響楽団は1972年に東北地方では初めてのプロ・オーケストラとして誕生した。
地元の学校や施設での巡回演奏会などの地道な活動をするなど、数々の試練を乗り越え、
2004年に現音楽監督の飯森範親さんを迎え、その革新的な活動で演奏技術はもとより
地域の活性化にも大きく貢献している。
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山響シューマン交響曲
シューマン:交響曲全集 Vol.1
      交響曲 第1番「春」& 第4番(1841年初稿版)

【収録曲】
シューマン
1. 交響曲 第1番 変ロ長調 作品38「春」
2. 交響曲 第4番 ニ短調 作品120(1841年初稿版)

演奏:山形交響楽団
指揮:飯森範親
録音:2011年1月09日-10日(1) 山形テルサホールにてセッション収録
録音:2011年1月17日-18日(2) 山形テルサホールにてセッション収録
レーベル:YSO live(山形交響楽団の自主レーベル)
規格品番:OVCL-445
発売日:2011年03月25日
フォーマット:SACDハイブリッド

【CD Journal ガイドコメントより転記】
飯森範親と山形響による、ピリオド奏法を取り入れたシューマン・シリーズの第1弾。たびたび定期公演でシューマンを取り上げ、斬新な演奏を披露する二人が“ロマン派の交響曲の再現”というテーマで取り組んだ意欲作だ。

【CD帯解説より転記】
飯森&山響はこの数年シューマンの交響曲を定期公演で取り上げ、毎回斬新な演奏で好評を得ています。また、並行して行われているモーツァルト定期ではピリオド楽器を用いたオーケストラ編成で交響曲全曲演奏に取り組んでいます。今回シューマンはその延長線上に位置するロマン派の交響曲の再現という観点にたって行われました。この時代あらゆる楽器が発展し、現代の我々が使用する楽器への移行期とも考えられ、作曲年代からの考証を基に、特に金管楽器については、ピリオド楽器を任意に使用し、巧みにシューマンのオリジナル・サウンドを再現しています。また、第4番は第1番の直後に書かれた初稿版を使用し、シューマン初期のオーケストレーションをピュアなサウンドで再現しています。また第4番の完成版作品120はYSOライヴの栄えあるファースト・アルバム(OVCX00024)に現代の楽器と奏法で収められています。この聴き比べも大きな楽しみとして、音楽ファンを魅了するでしょう。


まいどおおきに
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