伊福部昭:初期管弦楽作品集

今年は伊福部昭さんの生誕100周年を記念して様々な演奏会がありました。
5月に札幌コンサートホール・Kitaraで行われた「伊福部昭 生誕100年記念」、
それに7月の東京オペラシティコンサートホールでの「第4回 伊福部昭 音楽祭」
この時は生誕100周年とゴジラの生誕60周年を記念したものでした。
生前より伊福部さんの作品を取り上げてきたキングレコードは『伊福部昭の芸術』
シリーズの最新作として10月22日にCDを3タイトル発売しました。
これらの演奏会をライヴで収録した内容になっています。

このCD、中々、値段が下がらないので手が出せません。
と言う訳で今日は古い録音のものを聴いています。
1995年録音の広上さんと日フィルの素晴らしい演奏です。

伊福部さんの野性的で強烈なリズムに触れると不思議と
自分が生まれるずっと以前の懐かしい風景を感じます。
そしてそれと同時に体中の血が熱くなって来るのです。
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伊福部昭_3
伊福部昭の芸術1 「譚 伊福部昭 初期管弦楽」

収 録 曲:伊福部昭
     1. 日本狂詩曲
     2. 土俗的三連画
     3. 交響譚詩

演  奏:日本フィルハーモニー管弦楽団
指  揮:広上淳一
録  音:1995年8~9月 東京、セシオン杉並にて収録
レーベル:ファイアバード(キングレコード)
規格品番:KICC-175
発 売 日:1995年11月22日
フォーマット:CD

伊福部昭:ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲

昨日に続いて今日も伊福部昭の作品を聴いてみました。

冒頭のヴァイオリンソロから伊福部昭の世界に引き込まれてしまいました。
徳永二男さんのヴァイオリンがダイナミック且つ繊細で本当に素晴らしいです。
ヴァイオリン演奏の醍醐味が味わえる作品ではないでしょうか。

肝は伊福部昭の独特のリズム感でしょうか。否が応でも高揚せずにはいられないです。
何か、踊り終えた後の充実感のようなものをいただけました。

本ページ下段に記した【CD Journal レビュー】記事に強い共感を持ちましたので
長文ですが転記させて頂きます。

余談ですが、
8月30日にNHK Eテレで放送のあった『伊福部昭の世界~ゴジラを生んだ作曲家の軌跡~』を見てゴジラの有名なフレーズ「ド・シ・ラ・ド・シ・ラ」が「ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲」の第一楽章のモチーフの一部を引用したものと初めて知り、ゴジラが凄く高貴な音楽に思えてきました。
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伊福部昭_2
伊福部昭の芸術5 「楽 伊福部昭 協奏風交響曲&協奏風狂詩曲」

収録曲:伊福部昭
 1. ピアノと管弦楽のための協奏風交響曲
 2. ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲

演奏:(1)日本フィルハーモニー管弦楽団、舘野泉(ピアノ)
指揮:(1)大友直人
録音:(1)1997年8月18日-20日 府中の森芸術劇場 どりーむホールにて収録

演奏:(2)日本フィルハーモニー管弦楽団、徳永二男(ヴァイオリン)
指揮:(2)広上淳一
録音:(2)1997年6月30日、7月1日 所沢ミューズ アークホールにて収録

レーベル:ファイアバード(キングレコード)
規格品番:KICC-179
発売日:1997年10月22日
フォーマット:CD

【CD Journal レビューより転記】
何かというとゴジラでイントロされるというのは、伊福部にとってシアワセなんだか不幸せなんだか微妙なところだが、この第5集ではそのゴジラのテーマが突如まるで異なるイメージの脈絡の中に現れる(「協奏風狂詩曲」)おかげで、おや、と聴き耳が立つと同時に、ヘー、とその意匠の差を巡って至極なめらかにこの作曲家独自の音世界に入っていける。伊福部の音楽には、日本の作曲家には珍しく音の向こうに“風景”がある。風が吹き水面に紅葉がハラリと落ちて流れゆく、なーんていう風景ではない。ねちねちと私小説的な心象風景なるものでもない。その音に触れて、何やらばかに具体的に人の顔やら路地の家並みやら原っぱやら神社やらといった、生活のニオイや育った風土の記憶につながる風景である。「協奏風交響曲」は、ヴァイタルなオスティナートや透明な哀感漂うフエの音といった特徴的な響きが多彩に織りなされてそんな“風景”が思わず知らず呼び覚まされ、実に惻々と感性に迫ってくる。



伊福部昭:シンフォニア・タプカーラ

「シンフォニア・タプカーラ」、「管弦楽のための日本組曲」、両曲とも初めて聴きましたが
本当に素晴らしい曲ですね。伊福部さんが心血を注いだ舞踊音楽の世界が繰り広げられています。

祭・踊り・自然の恵みへの感謝、これらのエッセンスが、太古の昔から受け継がれてきた
我々日本人のDNAに共鳴するのでしょうか、日本人としての血が騒ぐような感動をもらいました。

オケの新鮮な響き、強烈な躍動感が広上さんらしい。
指揮台を飛び跳ねている広上さんが目に浮かぶようだ。
これは後世に残る名演ではないだろうか。録音もクォリティが高い。
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伊福部昭_2
伊福部昭の芸術2 「響 伊福部昭 交響楽の世界」

収録曲:伊福部昭
 1. シンフォニア・タプカーラ
 2. 管弦楽のための「日本組曲」

演奏:日本フィルハーモニー管弦楽団
指揮:広上淳一
録音:1995年8~9月 東京、セシオン杉並にて収録
レーベル:ファイアバード(キングレコード)
規格品番:KICC-176
発売日:1995年11月22日
フォーマット:CD


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akifuyu102

Author:akifuyu102
大阪府吹田市
クラシック音楽、好きやねん

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