ベートーヴェン:交響曲 第3番「英雄」/ ロジャー・ノリントン

今日のCDもドイツのレーベル「Haenssler(ヘンスラー)」からのチョイスです。
ロジャー・ノリントン指揮/シュトゥットガルト放送響によるベートーヴェンの交響曲第3番です。

N響演奏会でもお馴染み、メタボなおじいちゃんのノリントンさん。このCDでも爽やかで清々しい
響きのベートーヴェンを展開しておられます。指揮棒の動きとは裏腹に出てくる音楽は実に情熱的
です。身体の内部には血気盛んな新進気鋭の指揮者のような若々しい活力が漲っていそうだ。

本当に新鮮な響きです。軽くて明るいピュアな響きのベートーヴェンがとても衝撃的でした。

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ノリトン_ベートーヴェン
ナクソス・ミュージック・ライブラリー

曲  名:ベートーヴェン
     1. 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」Op.55『英雄』
     2. 交響曲第4番 変ロ長調 Op.60
     
演  奏:シュトゥットガルト放送交響楽団
指  揮:サー・ロジャー・ノリントン
録  音:2002年8月 リーダーハレにてライヴ収録
レーベル:Haenssler Classic
規格品番:93085(輸入盤)
発売年月:2003年5月21日
記録形式:CD


マーラー:交響曲 第1番「巨人」 / フランソワ=グザヴィエ・ロト


五月が丘_藤の花
前回撮ってからおよそ1週間、藤の花もほぼ満開になっていました ^_^

以前に「春の祭典」で大きな感動を与えてくれたフランソワ=グザヴィエ・ロト。
今日のCDはそのロトが南西ドイツ放送響の首席指揮者に就任した直後のライヴ録音で
マーラーの交響曲第1番「巨人」です。

弦楽、木管、金管、打楽器と一糸乱れぬ緻密なアンサンブルを繰り広げてゆきます。
明るく柔らかな音質で美しく響くサウンドはスッキリとした味わいがあり、新鮮な感覚を
持ちました。感情に流されず理性的に、俯瞰的にオーケストラをコントロールしている
ロトが見えるようです。

「春の祭典」よりも今回聴いた「巨人」の方が1年半も前の録音になるのですが、印象はロトが
またやってくれた!! と言う感じですね。ライヴ録音でありながら録音品質も非常に良いです。
ドイツのレーベル「Haenssler(ヘンスラー)」も注目すべきレーベルです。

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巨人_ロト
ナクソス・ミュージック・ライブラリー


曲  名:1. マーラー  :交響曲第1番ニ長調『巨人』
     2. ヴェーベルン:夏風の中で

演  奏:バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団(南西ドイツ放送交響楽団)
指  揮:フランソワ=グザヴィエ・ロト
録  音:2011年10月、11月 フライブルク、コンツェルトハウスにてライヴ収録
レーベル:Haenssler Classic
規格品番:93294(輸入盤)
発売年月:2012年2月10日
記録形式:CD

グリーグ:ピアノ協奏曲 / レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

あちこちの沿道にツツジの花が綺麗に咲き始め、歩いていても気持ちが良いですね。
紫金山公園周辺道路_ツツジ


ノルウェーのピアニスト、アンスネスのデビューCDでグリーグのピアノ協奏曲を聴きました。
この曲は何と言ってもドラマティックな幕開けが印象的ですね。

アンスネスは1970年にノルウェーのカルメイで生まれ、1987年にデビューしています。その後、
一流オーケストラとの共演やレコーディングにも恵まれ、その録音はグラモフォン賞を6回受賞。
また、グラミー賞にも8回ノミネートされるなど高い評価を得ています。
2002年にはノルウェーで最高の名誉とされるノルウェー王国聖オラフ勲章も受賞しています。

演奏はキタエンコの統率力が大いに発揮されていることもあると思いますが、アンスネスの
ピアノは知性的な感性が構築した構造物を見るかのようです。
研ぎ澄まされた繊細な音色、強打の場面でも維持された美音、既に巨匠の風格を感じます。

現在はオスロのノルウェー音楽院の教授を務め、スウェーデン王立音楽院のメンバーでもある。
アンスネスは今年5月にマーラー・チェンバー・オーケストラと共に来日します。
テレビ放送はあるのだろうか。ピアノを弾きながらの指揮を見てみたいです。

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グリーグのプピアノ協奏曲_
ナクソス・ミュージック・ライブラリー

曲  名:1. グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
     2. リスト :ピアノ協奏曲 第2番 イ長調 S125
     3. グリーグ:抒情小曲集 第8巻 Op.65より(6曲)

演  奏:レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
指  揮:ドミトリー・キタエンコ
録  音:1990年6月
レーベル:Erato - Parlophone
規格品番:86355(輸入盤)
発売年月:2009年9月14日
記録形式:CD


トリビュート・トゥ・ベニー・グッドマン / ブリス(クラリネット)

今日はイギリスの天才クラリネット奏者、ジュリアン・ブリスが2010年に結成した
ジャズ・グループ『ジュリアン・ブリス・セプテット』が演奏するCDです。
スウィングの王様、ベニー・グッドマンのレパートリーが収められています。

ジュリアン・ブリスは4才でクラリネットを始め、13才にしてアメリカの名門インディアナ大学の
アーティスト・ディプロマを取得した天才クラリネット奏者です。
17歳の時にはエリザベス女王生誕80年式典(2006年)で、モーツァルトのクラリネット協奏曲を
披露し、その驚異的な才能を世界に印象付けました。
また、ドイツの名クラリネット奏者ザビーネ・マイヤーの愛弟子でもあります。

ブリスのクラリネットは高音域までまろやかで優しい音色をしています。
音楽がなめらかに流れ、実に気持ちが良いです。

ジャズ風にアレンジされたパガニーニの「24のカプリース24番」がノリノリで最高に面白いです。

私はジャスプレイヤーの名前は殆ど知らないのですが、ここに登場するメンバーは皆、音色が
とても美しくて、かなりの名プレイヤー達ですね。

クラシックファンにもお勧め出来るアルバムだと思いました。
録音もクリアです。

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クラリネット
ナクソス・ミュージック・ライブラリー

曲  名:01. ドント・ビー・ザット・ウェイ&サヴォイでストンプ(グッドマン)
     02. 24のカプリースOp-1 第24番 イ短調(パガニーニ)
     03. アップ・ア・レイジー・リバー(カーマイケル)
     04. 世界は日の出を待っている(セイツ)
     05. ムーングロウ(デ・ランゲ)
     06. レディー・ビー・グッド(ジョージ&アイラ・ガーシュウィン)
     07. セブン・カム・イレブン(グッドマン)
     08. こんなにも雨の日(ヴァン・ヒューゼン)
     09. アラビアの酋長(シンダー)
     10. グッドバイ(ジェンキンス)
     11. アヴァロン(ジョルソン)
     12. ソフト・ウィンズ(グッドマン)
     13. 君去りしのち(クリーマー)

演  奏:ジュリアン・ブリス・セプテット
メンバー:Julian Bliss (clarinet), Neal Thornton (piano)
     Martin Shaw (trumpet), Colin Oxley (guitar)
     Tim Thornton (bass), Matt Skelton (drums), Jim Hart (vibes)

録  音:2011年9月 ロンドン、エンジェル・スタジオ
レーベル:Signum Classics
規格品番:SIGCD288 (輸入盤)
発売年月:2012年7月10日
記録形式:CD



イギリスの吹奏楽作品集 / 英国王立空軍中央軍楽隊

4月に入ってからは冴えない天候が続き、結局、造幣局の「桜の通り抜け」には行かず仕舞い。
その「通り抜け」も今年は悪天候の影響で訪問者数は52万人と、やはり、かなり少なかった。

街角では初夏を彩る「ヒラドツツジ」が次は私の番よと言わんばかりに蕾を膨らませています。

さて、今日は久しぶりに吹奏楽を聴いてみました。イギリスの吹奏楽作品集です。
数ある吹奏楽曲の中でも一度は誰もが演奏したり、聴いてみたりしたであろう名曲ばかりです。

演奏は英国王立空軍中央軍楽隊(ロイヤル・エア・フォース・セントラル・バンド)です。
今年で活動を開始してから95周年を迎えるとのこと。もしかするとヴォーン・ウィリアムズや
ホルストからも直接指導を受けていたかも知れない。

イギリスの吹奏楽曲が放つ暖かくて柔らかい独特のサウンドはホント良いですね。
練習に明け暮れた遥か昔を思い起こします。
抜群のアンサンブルで演奏はとても丁寧。特に「トロンボーンとブラスバンドのための狂詩曲」は
ソロ・トロンボーンのジョナサン・ヒルの演奏が鳥肌モノでした。
CDを2周すると感動で泣けて来た。

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イギリス吹奏楽作品集_
ナクソス・ミュージック・ライブラリー

曲  名:1. イギリス民謡組曲(ヴォーン・ウィリアムズ)
     2. 吹奏楽のための第1組曲 Op.28-1(ホルスト)
     3. 吹奏楽のための第2組曲 Op.28-2(ホルスト)
     4. リンカンシャーの花束(グレインジャー)
     5. イギリス民族舞曲による組曲(トムリンソン)
     6. トロンボーンとブラスバンドのための狂詩曲(ラングフォード)

演  奏:英国王立空軍中央軍楽隊、ジョナサン・ヒル(首席トロンボーン)
指  揮:ダンカン・スタッブズ
録  音:2014年10月3日、6日&7日、RAFミュージック・スタジオ(ロンドン)
レーベル:Chandos
規格品番:CHAN10847 (輸入盤)
発売年月:2015年2月27日
記録形式:CD



フランス革命時代のフルート協奏曲集 / エマニュエル・パユ

エマニュエル・パユのフルートで『フランス革命時代のフルート協奏曲集』というCD音源が
本日(4/13)、ナクソス・ミュージック・ライブラリーから配信されました。

フランス革命時代に活躍していた作曲家??らしいのですが、わたしは「精霊たちの踊り」を
作曲したグルックしか知りません。よって、実はあまり惹きつけられるものはなかったのです。
でも「パユのフルートだよね...」と思って聴いて見ると。なっ、なんて素晴らしいの!!!

第1曲目から躍動感たっぷりで美しい旋律が次から次へと押し寄せて来るではありませんか。
パユの音色がとても可憐で美しいです。かなり高度なテクニックを駆使しているなと思うところも
あくまで表現手段としての超絶技巧であり、それをひけらかすことが全く無いのです。
そんな誠実な演奏をするパユが大好きになりました。

共演しているバーゼル室内管弦楽団も小回りの効く生気あふれる見事なサポートです。
バーゼル室内管弦楽団のYouTube映像がありました。このコンサートでは笠井友紀さんが
コンサートミストレスを務められています。残念ながら演奏年月は判りません。
音質はYouTubeにしては優秀です。


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フルート協奏曲_パユ
ワーナーミュージックジャパン 
ナクソス・ミュージック・ライブラリー

曲  名:1. フルート協奏曲 第7番 ホ短調(フランソワ・ドヴィエンヌ 1759-1803年)
     2. フルート協奏曲 第1番 ニ短調(ルイス・ジアネッラ 1778-1817年)
     3. フルート協奏曲 ト長調(クリストフ・ヴィリバルト・グルック 1714-1787年)
     4. フルート協奏曲 ハ長調 B.106(イグナーツ・プレイエル 1757-1831年)

演  奏:エマニュエル・パユ(フルート)、バーゼル室内管弦楽団
指  揮:ジョヴァンニ・アントニーニ
録  音:2014年7月 スイス、ランドガストホフ・リーエン
レーベル:Warner Classics(ワーナーミュージックジャパン)
規格品番:WPCS-13053
発売年月:2015年3月25日
記録形式:CD



シューベルト:交響曲第3番 / リッカルド・ムーティ

一月前に「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」で聴いたムーティとウィーン・フィルの
第9番『ザ・グレイト』の素晴らしい演奏に惚れ込んで、シューベルトの交響曲全集を購入。
今日はその中から第3番を聴いてみました。

曲が始まって早々、オペラの序曲が始まったかのような、ちょっとワクワクな雰囲気がしました。
初めて3番を聴く私が安心感のようなものを抱いたのはモーツァルトやハイドンを感じさせるよう
な響き方がそうさせたのかも知れません。

それにしてもシューベルトはこの3番を18歳で、しかも僅か1か月足らずで作曲しています。
この頃には「野ばら」や「魔王」なども相次いで作曲していたようで、既にその才能を開花させて
いたことが伺えます。

ウィーン・フィルのふくよかで颯爽とした響きが耳にも頭にも心地良いですね。
木管群の響きが実に美しく、チャーミングです。
聴き惚れているとあっという間に終わってしまった。

この全集は87年~93年に録音されたものですが明確な音像で中々聴きやすいです。

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シューベルト交響曲第3番

曲  名:シューベルト 交響曲 第3番 ニ長調 D.200

演  奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指  揮:リッカルド・ムーティ
録  音:1988年12月 ムジークフェラインザール
レーベル:Brilliant Classics
規格品番:BRL92778 (輸入盤 4枚組)
発売年月:2005年12月10日
記録形式:CD



【シューベルト:交響曲全集 収録曲】

 ・交響曲 第1番  ニ長調 D.82
 ・交響曲 第2番 変ロ長調 D.125
 ・交響曲 第3番  ニ長調 D.200
 ・交響曲 第4番  ハ短調 D.417『悲劇的』
 ・交響曲 第5番 変ロ長調 D.485
 ・交響曲 第6番  ハ長調 D.589
 ・交響曲 第8番  ロ短調 D.759『未完成』
 ・交響曲 第9番  ハ長調 D.944『グレイト』
 ・劇音楽『魔法の竪琴』序曲 D.644
 ・劇音楽『ロザムンデ』~ バレエ音楽第1番
 ・劇音楽『ロザムンデ』~ バレエ音楽第2番



シューマン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 / イザベル・ファウスト

今日の曲はイザベル・ファウストのヴァイオリンでシューマンのヴァイオリン協奏曲ニ短調です。

シューマンはヴァイオリン協奏曲を2曲残していますが、ニ短調は1937年に発見されるまで世に
出ることはなかったらしいのです。キングレコードのWebページでも少し解説があります。

シューマンのヴァイオリン協奏曲は初めて聴いたのですが、第1楽章冒頭からのドラマティック
なオーケストレーションによってそのカッコ良さからぐいぐい惹き付けられてしまいました。

テレビのサスペンスドラマで、冒頭からいきなり核心部分が映し出されたような感じですね (^^)
スリリングな展開を予感させるような高まりがありました。

ファウストの演奏には真摯な姿勢が感じとれ好感が持てました。その上、情念を込めた濃厚さも
感じられこの曲に対する意気込みが伝わってきました。

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シューマン ヴァイオリン協奏曲_ファウスト
ナクソス・ミュージック・ライブラリー


曲  名:シューマン
     1. ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
     2. ピアノ三重奏曲 第3番 ト短調 Op.110

演  奏:1. パブロ・エラス=カサド(指揮)
       イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)、フライブルク・バロック・オーケストラ

演  奏:2. イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
       ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
       アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピアノ)

録  音:2014年5月、8月、9月 ベルリン、テルデックス・スタジオ
レーベル:Harmonia Mundi
規格品番:HMC902196 (輸入盤)
発売年月:2015年4月20日
記録形式:CD

ボーナス特典としてシューマンのヴァイオリン協奏曲のライヴ映像DVDが付いている。
収録時期:2014年5月8日
収録場所:ベルリン、フィルハーモニーにてライヴ収録

ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ / アコーディオン演奏

アコーディオンによるペトルーシュカ。とても面白くて素晴らしい演奏でした。
何と言っても音色が凄く曲にフィットしていますね。
まるでアコーディオンの為に書かれた曲のよう (^^)
演奏もさることながら編曲の力量も相当なものではと思いました。

ここでアコーディオンを演奏するのはデンマーク生まれの若きアコーディオン奏者
ビャルケ・モーゲンセンとラスムス・シャルフ・キョッレの二人。

モーゲンセンは1985年生まれで7歳からアコーディオンを演奏し始め、瞬く間に名手と呼ばれる
ようになり、アコーディオンのために積極的に編曲や作曲も行っています。また、現代作曲家たち
も彼のために多くの作品を書いているようです。ソロ・アルバムも何枚か出ています。

一方のキョッレについては余り情報がありませんが、本CDではモーゲンセンと一緒に編曲も
担当しています。

アコーディオンの持つ可能性の限界に挑戦し、多彩な表現で中々エキサイティングな演奏でした。
次第にアコーディオン2台で演奏していることを忘れていました (^^♪
どんな風に演奏しているのか映像で見てみたいものです。

オーケストラの大音量演奏に比べると静かに聴けるあたりも時には良いものですね。

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ペトリューシュカ_アコーディオン
ナクソス・ミュージック・ライブラリー

曲  名:モーゲンセン、キョッレによる2台のアコーディオンの為の編曲版
     1. ストラヴィンスキー:『ペトルーシュカ』より
     2. ボロディン    : 中央アジアの草原にて
     3. チャイコフスキー : 組曲『くるみ割り人形』より
     4. ムソルグスキー  :『禿山の一夜』より
 
演  奏:ミトス・アコーディオン・デュオ
     (ビャルケ・モーゲンセン、ラスムス・シャルフ・キョッレ)

録  音:2012年2月 デンマーク王立音楽アカデミー、スタジオ・ホール
レーベル:Orchid Classics
規格品番:ORC100029 (輸入盤)
発売年月:2013年4月23日
記録形式:CD



ドヴォルザーク:交響曲 第6番 / ジェイムズ・ガフィガン

最近になってその良さを知ったドヴォルザークの交響曲第6番をナクソスで物色してみました。
演奏はジェイムズ・ガフィガン指揮のルツェルン交響楽団です。

指揮者のジェームズ・ガフィガンは、1979年生まれのアメリカの指揮者。
今日まで全く知らなかったがルツェルン響の首席指揮者以外にも、オランダ放送フィルハーモニー
や、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団などで首席客演指揮者を務めるなど若手の中では現在最も
注目されている指揮者のようだ。

そして、ルツェルン交響楽団は1806年に創立されたスイス最古のオーケストラであります。
スイスのルツェルン市を本拠地とし、ルツェルン劇場の座付きオーケストラでもあります。
2011年からジェイムズ・ガフィガンが首席指揮者を務めています。

さて、聴いてみて驚きです。この曲のイメージが刷新されました。もちろん良い意味で。
冒頭からいきなり、歯切れの良さに惹き込まれました。弾力感のある響きでとても爽快です。
もう溢れんばかりの躍動感です。amazonにもHMVにも賞賛のコメントが何故無いの???
日本では発売が輸入盤のみで、国内向け仕様として発売していないからかなぁ~。

組曲『アメリカ』の原曲はピアノ独奏曲。1894年の作曲で、翌年ドヴォルザークが祖国に戻る
直前に管弦楽用に編曲されたそうです。ドヴォルザークならではの名旋律が聴く人の身体に
スツっと入って来ます。とても親しみやすい良い曲でした。

このコンビの今後の活躍が増々楽しみです。

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ドヴォルザーク交響曲第6番
ナクソス・ミュージック・ライブラリー

曲  名:ドヴォルザーク
     1. 交響曲第6番 ニ長調 Op.60 B112
     2. 組曲「アメリカ」イ長調 Op.98b B190
      (原曲:ピアノ独奏曲 / 作曲者自身による管弦楽編曲)

演  奏:ルツェルン交響楽団
指  揮:ジェイムズ・ガフィガン
録  音:2013年10月
レーベル:Harmonia Mundi
規格品番:HMC902188 (輸入盤)
発売年月:2014年7月25日
記録形式:CD



Film Music. Sounds of Hollywood

昨夜から聴いていた「フィルム・ミュージック、サウンズ・オヴ・ハリウッド」と題したCD。
名立たるハリウッド映画の名曲が収められています。この手のCDはサントラ盤の演奏と比較
するとどうしても見劣りしてしまうことが多かったのですが、格調高いとても上品な演奏です。

「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「シンドラーのリスト」は特に素晴らしかった。
ドキドキ興奮したり、とてもとても切ない気持ちになったりと映画の記憶が甦るようでした。

全曲、余裕を感じさせる演奏で中々楽しめるCDです。ドイツのオケらしいのですが詳細は不明。
情報を得ることが出来ませんでした。

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映画音楽
ナクソス・ミュージック・ライブラリー

曲  名:
     01. パイレーツ・オブ・カリビアン パートⅠ
     02. ハリー・ポッターと炎のゴブレット
     03. キングコング
     04. ターミナル - ヴィクターの物語
     05. スター・ウォーズ エピソード V 「帝国の逆襲」
     06. ロード・オブ・ザ・リング - ツイン・タワー組曲
     07. グラディエーター - メイン・タイトル・テーマ
     08. シンドラーのリスト
     09. ジュラシック・パーク
     10. フォレスト・ガンプ - メイン・タイトル・テーマ
     11. 007 ジェームズ・ボンドのテーマ
     12. フリントストーン

演  奏:フォクトラント・フィルハーモニー
     (グライツ=ライヒェンバッハ・フォクトラント・フィルハーモニー管弦楽団)
指  揮:シュテファン・フラース
録  音:2008年7月14-17日 ドイツ,ライヒェンバッハ,ノイベリンハウス
レーベル:Ars Produktion
規格品番:ARS38043
発売年月:2009年1月27日
記録形式:SACDハイブリッド(輸入盤)


チャイコフスキー:交響曲 第2番「小ロシア」/ プレトニョフ

音質の良い『Pentatone Classics』からチャイコフスキーの交響曲をもう一曲聴いてみました。
今回は第2番「小ロシア」です。2番は初めて聴いたのですが第1番「冬の日の幻想」から物語が
続いているかの様な、聞き手を飽きさせない民族色豊かな美しい旋律がとても魅力的な曲でした。

前回に続き演奏はミハイル・プレトニョフ指揮のロシア・ナショナル管弦楽団。
演奏内容、録音状態ともに大変素晴らしい出来だと思います。2番もお気に入りに決定です (^^♪

オランダのPentatone Classics(ペンタトーン・クラシックス)レーベルの録音には大満足です。
立体感と言うか音場感が凄いです。各楽器の輪郭が明瞭な上にオケのバランス感覚が抜群に良い。
きっと凄腕の録音エンジニアがいるのだと思う。

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チャイコフスキー2番_
ナクソス・ミュージック・ライブラリー

曲  名:チャイコフスキー
     1. 交響曲第2番 ハ短調 「小ロシア」 Op. 17
     2. 交響曲第2番 ハ短調 「小ロシア」 Op. 17 より第1楽章(1872年初版)

演  奏:ロシア・ナショナル管弦楽団
指  揮:ミハイル・プレトニョフ
録  音:2011年4月 モスクワ、DZZ第5スタジオにて収録
レーベル:Pentatone Classics
規格品番:PTC5186382
発売年月:2012年6月15日
記録形式:SACDハイブリッド(輸入盤)


 【交響曲全集:発売年月 - 規格品番】

 ・第4弾:交響曲第1番 2012年1月 PTC5186381
※・第5弾:交響曲第2番 2012年6月 PTC5186382
 ・第6弾:交響曲第3番 2012年9月 PTC5186383
 ・第1弾:交響曲第4番 2011年3月 PTC5186384
 ・第2弾:交響曲第5番 2011年5月 PTC5186385
 ・第3弾:交響曲第6番 2011年9月 PTC5186386



ブルックナー:交響曲第3番・6番 / マリオ・ヴェンツァーゴ

またもマリオ・ヴェンツァーゴが指揮するブルックナーの交響曲全集より聴いてみました。
今回はベルン交響楽団と録音した第3番と第6番です。

ベルン交響楽団はスイスの首都ベルン市にあるベルン市立劇場の座付きオーケストラでもあり、
シャルル・デュトワやドミトリー・キタエンコらが歴代指揮者として名を連ねています。
そしてマリオ・ヴェンツァーゴは2010年から首席指揮者を務めています。


柔らかく温かい響きに浸れた演奏。ホルンの軽くて線の太い音質は私好みで好感を持ちました。

かつてはメジャーなオーケストラのCDを優先的に選んでいた私ですが、日本で余り知られていない
オーケストラも「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」が知る機会を与えてくれました。
同じ曲を違うオケで聴いてみる楽しみも加わり、まさに今「ナクソス」様様の状態です (^^♪

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ブルックナー3番
ナクソス・ミュージック・ライブラリー

曲  名:1. 交響曲第3番 ニ短調(第3稿 1889年版)
曲  名:2. 交響曲第6番 イ長調(1881年)
演  奏:ベルン交響楽団
指  揮:マリオ・ヴェンツァーゴ
録  音:1. 2012年4月30日-5月01日 クルトゥーア=カジノ・ベルン大ホールにて収録
録  音:2. 2011年2月05日-2月08日 クルトゥーア=カジノ・ベルン大ホールにて収録
レーベル:CPO
規格品番:777690
発売年月:2013年4月24日
記録形式:CD(輸入盤 2枚組)


 【交響曲全集:共演オーケストラ(録音年月)】
 ・第2弾:交響曲第0番 タピオラ・シンフォニエッタ(2010年11月)
 ・第2弾:交響曲第1番 タピオラ・シンフォニエッタ(2010年11月)
 ・第3弾:交響曲第2番 ノーザン・シンフォニア(2011年11月)
※・第4弾:交響曲第3番 ベルン交響楽団(2012年5月)
 ・第1弾:交響曲第4番 バーゼル交響楽団(2010年8月)
 ・第7弾:交響曲第5番 タピオラ・シンフォニエッタ(2014年3月)
※・第4弾:交響曲第6番 ベルン交響楽団(2011年2月)
 ・第1弾:交響曲第7番 バーゼル交響楽団(2010年8月)
 ・第6弾:交響曲第8番 ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団(2011年10月)
 ・第5弾:交響曲第9番 ベルン交響楽団(2012年9月)


チャイコフスキー:交響曲 第1番「冬の日の幻想」/ プレトニョフ

初めて聴く『PentaTone』レーベル。その録音の優秀さに驚きました。
今まで聴いてきたナクソス・ミュージック・ライブラリーの中では
最上位にランク付けさせたい録音だと思っています。

演奏はミハイル・プレトニョフ指揮のロシア・ナショナル管弦楽団。
2011年からチャイコフスキーの交響曲全集に取り組んでいます。
その第4弾として登場した第1番「冬の日の幻想」を聴いてみました。

何と言うことでしょう! 第1楽章冒頭から恐ろしくゆったりとしたテンポ。
最初は有り得ないテンポだと違和感を持ちました。
ですが、これが次第に嵌って行くことになるのです。
言葉で上手く表現出来ないのですが兎に角、説得力のある演奏とでも言うのでしょうか。

一番気に入ったのは第2楽章。オーボエのソロにフルートが見事に寄り添う。
冒頭の弦楽合奏も実に美しい。この楽章全体が凄く聴き応えがあります。

最終楽章が終わった時には思わず、ブ、ブラボーと叫びたくなりました。
そしてガッツポーズです (^^)

是非、この全集を全曲聴いてみようと思います。

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チャイコフスキー交響曲第1番_ロシア・ナショナル管弦楽団
ナクソス・ミュージック・ライブラリー

曲  名:チャイコフスキー
     1. 交響曲 第1番 ト短調 Op.13「冬の日の幻想」
     2. スラヴ行進曲 Op.31

演  奏:ロシア・ナショナル管弦楽団
指  揮:ミハイル・プレトニョフ
録  音:2011年4月 モスクワ、DZZ第5スタジオにて収録
レーベル:Pentatone Classics
規格品番:PTC5186381
発売年月:2012年1月31日
記録形式:SACDハイブリッド(輸入盤)


 【交響曲全集:発売年月 - 規格品番】

※・第4弾:交響曲第1番 2012年1月 PTC5186381
 ・第5弾:交響曲第2番 2012年6月 PTC5186382
 ・第6弾:交響曲第3番 2012年9月 PTC5186383
 ・第1弾:交響曲第4番 2011年3月 PTC5186384
 ・第2弾:交響曲第5番 2011年5月 PTC5186385
 ・第3弾:交響曲第6番 2011年9月 PTC5186386

ブルックナー:交響曲第4番・7番 / マリオ・ヴェンツァーゴ

マリオ・ヴェンツァーゴの指揮で昨年3月に録音が完結したブルックナーの交響曲全集。
その中から今日はバーゼル交響楽団と録音した第4番と第7番を聴いてみました。

バーゼル交響楽団は、スイスのバーゼル市にあるオーケストラで、バーゼル劇場の座付き
オーケストラでもあります。1997年から2003年までヴェンツァーゴが音楽監督を務めて
いました。

演奏は重厚さよりも寧ろ爽やか。ロマンの香り漂うとても美しい響きです。
ブルックナーとは思えぬほど透明感に溢れた演奏。特に弦楽セクションの音色は素晴らしいです。
大いに好感が持てました。この交響曲全集は是非全曲聴いてみたいですね。

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ブルックナー4番・7番
ナクソス・ミュージック・ライブラリー


曲  名:1. 交響曲第4番 変ホ長調 「ロマンティック」(1886年稿・ノヴァーク版)
     2. 交響曲第7番 ホ長調(1885年稿・ノヴァーク版)
演  奏:バーゼル交響楽団
指  揮:マリオ・ヴェンツァーゴ
録  音:2010年8月 スイス、カジノバーゼル、コンサートホールにて収録
レーベル:CPO
規格品番:7776152
発売年月:2011年8月10日
記録形式:CD(輸入盤)


【交響曲全集:共演オーケストラ(録音年月)】

 ・第2弾:交響曲第0番 タピオラ・シンフォニエッタ(2010年11月)
 ・第2弾:交響曲第1番 タピオラ・シンフォニエッタ(2010年11月)
 ・第3弾:交響曲第2番 ノーザン・シンフォニア(2011年11月)
 ・第4弾:交響曲第3番 ベルン交響楽団(2012年5月)
※・第1弾:交響曲第4番 バーゼル交響楽団(2010年8月)
 ・第7弾:交響曲第5番 タピオラ・シンフォニエッタ(2014年3月)
 ・第4弾:交響曲第6番 ベルン交響楽団(2011年2月)
※・第1弾:交響曲第7番 バーゼル交響楽団(2010年8月)
 ・第6弾:交響曲第8番 ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団(2011年10月)
 ・第5弾:交響曲第9番 ベルン交響楽団(2012年9月)



ブルックナー:交響曲第5番 / マリオ・ヴェンツァーゴ

指揮者のマリオ・ヴェンツァーゴが高品質録音で定評高いCPOレーベルにて
2010年8月から複数のオケにまたがってブルックナーの交響曲全集を録音している。

今日聴いたのはその全集からフィンランドの室内オーケストラ、タピオラ・シンフォニエッタ
と共演するブルックナーの交響曲第5番です。

室内オーケストラの演奏であり、壮大なスケール感は期待できないが、痒いところに手が届く
ような明瞭な響きが実に心地良い。大編成に慣らされた耳にはその高い透明感が逆にとても新鮮。
タピオラ・シンフォニエッタの演奏はとても良いですね。弦のリアリティが凄いです。少人数の
負い目をプラス(強み)に転じている

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タピオラ・シンフォニエッタ
ナクソス・ミュージック・ライブラリー

曲  名:交響曲 第5番 変ロ長調(1878年版)
演  奏:タピオラ・シンフォニエッタ
指  揮:マリオ・ヴェンツァーゴ
録  音:2014年3月 フィンランド、エスポー、タピオラ・ホールにて収録
レーベル:CPO
規格品番:777616
発売年月:2014年11月25日
記録形式:CD(輸入盤)


【交響曲全集:共演オーケストラ(録音年月)】

 ・第2弾:交響曲第0番 タピオラ・シンフォニエッタ(2010年11月)
 ・第2弾:交響曲第1番 タピオラ・シンフォニエッタ(2010年11月)
 ・第3弾:交響曲第2番 ノーザン・シンフォニア(2011年11月)
 ・第4弾:交響曲第3番 ベルン交響楽団(2012年5月)
 ・第1弾:交響曲第4番 バーゼル交響楽団(2010年8月)
※・第7弾:交響曲第5番 タピオラ・シンフォニエッタ(2014年3月)
 ・第4弾:交響曲第6番 ベルン交響楽団(2011年2月)
 ・第1弾:交響曲第7番 バーゼル交響楽団(2010年8月)
 ・第6弾:交響曲第8番 ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団(2011年10月)
 ・第5弾:交響曲第9番 ベルン交響楽団(2012年9月)


シューベルト:交響曲 第9番『ザ・グレイト』/ リッカルド・ムーティ

演奏時間61分27秒。長い演奏です。まさに『ザ・グレイト』です。
それでも更に繰り返して聴いてみたい欲求に駆られる。名演でした。
ムーティとウィーン・フィルの演奏の素晴らしさが身に沁みました。

29年前の録音。洗練された高音質な響き。分解能の高さ。
私の中からハイレゾの文字が消えました。
現行CD規格で十二分に楽しめることを再確認した夜でした。

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リッカルド・ムーティ
ナクソス・ミュージック・ライブラリー

曲  名:シューベルト
     1. 交響曲 第9番 ハ長調 D.944『ザ・グレイト』
     2. 劇音楽「魔法の竪琴」D.644 - 序曲

演  奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指  揮:リッカルド・ムーティ
録  音:1986年2月
レーベル:EMI Seraphim
規格品番:CDR73701
発売年月:2000年1月25日
記録形式:CD



ホルン・アンサンブル・ヴィーナス

女性5人のホルン奏者で結成されたホルン・アンサンブル・ヴィーナス。
メンバーのほとんどが一流プロオーケストラで活躍しておられます。
そんな彼女らのファーストアルバム『パステル』を聴いてみました。

そう言えば見かけたことの有るジャケットなのです。どこか有名吹奏楽部の
女子高生グループが出したCDかと思ってやり過ごしていました。(汗)

最近は海外オケでも金管セクションに女性が活躍していますね。
特にホルンは多いように感じます。ホルンセクションは全員女性が
当たり前と言う時代が来るのもそう遠くないような気がします。

現在の構成メンバーは以下の5人です。
北山順子 :フリーランスのホルン奏者として活動
豊田実加 :神奈川フィルハーモニー管弦楽団ホルン奏者
藤田麻理絵:新日本フィルハーモニー交響楽団ホルン奏者
村中美菜 :日本フィルハーモニー交響楽団ホルン奏者
渡部奈津子:広島交響楽団ホルン奏者、広島木管五重奏団メンバー

東書WEBショップに詳しいプロフィールが書かれていましたので貼付けました。

本CDではホルンの為に書かれたオリジナル曲が何と言っても良かった。面白いです。

1つ目の小林健太郎氏の「輝ける明けの明星」は文字通り金星のことで、つまりはヴィーナス。
ホルン・アンサンブル・ヴィーナスからの委嘱を受けて作曲した作品なのです。
3分足らずの短い曲ですがコンサートの冒頭に相応しいリズミカルでワクワクしてくる曲です。
AKB48風のジャケットからは想像も出来ない颯爽としたホルンの響にすぐさま魅せられました。

2つ目のオリジナル曲はデイヴィッド・アルバート・ウーバーの「4本のホルンのための組曲」。
こちらも初めて聴くホルンのオリジナル曲でしたがホルン独特の響が生かされた大らかな曲。
ヴィーナスたちも吹きながらその響にきっと気持ち良くなっていたのではないだろうか。

このCDで共演している丸山勉氏(日本ホルン協会常任理事、紀尾井シンフォニエッタ東京)は
メンバー共通の師でもあります。「ガブリエルのオーボエ」の中では、フリューゲルホルンで
美しい旋律を見事に奏でておられます。

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ヴィーナス
ナクソス・ミュージック・ライブラリー


曲  名:1. 小林健太郎   :輝ける明けの明星 
     2. 井澗昌樹    :チャイコフスキー・ファンタジー
     3. ドビュッシー  :小組曲(木村裕 編)
     4. トイバー    :スカボロー・フェア
     5. ウーバー    :4本のホルンのための組曲
     6. マンシーニ   :ムーン・リバー(木村裕 編)
     7. マッコイ    :アフリカン・シンフォニー(Cake藤原 編)
     8. モリコーネ   :ガブリエルのオーボエ(Cake藤原&Tom円矢松 編)

演  奏:ホルン・アンサンブル・ヴィーナス
     北山 順子(ホルン)(1~8)
     豊田 美加(ホルン)(1~4、6、7)
     藤田麻理絵(ホルン)(1~3、5、7、8)
     村中 美菜(ホルン)(1~8)
     渡部奈津子(ホルン)(1~8)

共  演:丸山 勉 (ホルン 6)(フリューゲル・ホルン 8)
     今井文香 (パーカッション)(7、8)

録  音:2013年3月28日~30日 栃木県栃木市 岩舟町文化会館コスモスホールにて収録
レーベル:日本アコースティックレコーズ
規格品番:NARD-5043
発売年月:2013年5月28日
記録形式:CD


リムスキー=コルサコフ:序曲『ロシアの復活祭』/ デュトワ & RPO

デュトワが2009年にロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督兼首席指揮者になってから、
第1弾として出したリムスキー=コルサコフの『シェエラザード』と『ロシアの復活祭』のCDを
聴いてみました。

ロイヤル・フィルとの演奏も如何にもデュトワらしいというのでしょうか、モントリオール響時代
の「美しい響」への探究心は衰えていないようです。
金管群の最強音にあっても音質美を保つ能力はデュトワならではの抑制力でしょうか。それ故に、
ピアニッシモにおける木管楽器の登場はえも言われぬ美しさです。

オーケストラ演奏はやはり混濁のない透明感溢れるものが良いですね。
そう言う観点からCD選びをするならデュトワ盤は保証付きのような感があります。

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デュトワ_ロイヤル・フィル
ナクソス・ミュージック・ライブラリー

曲  名:リムスキー=コルサコフ
     1. 交響組曲『シェエラザード』Op.35
     2. 序曲『ロシアの復活祭』Op.36

演  奏:ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指  揮:シャルル・デュトワ
録  音:2010年4月25-26日 ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホールにて収録
レーベル:Onyx
規格品番:ONYX4064
発売年月:2010年11月10日
記録形式:CD(輸入盤)



日本の旅路 / シャーロット・ド・ロスチャイルド(ソプラノ)

イギリスの名門ロスチャイルド家出身のソプラノ歌手で、親日家としても有名な
シャーロット・ド・ロスチャイルドが歌う、「日本の旅路」と題するアルバムを
聴いてみました。

シャーロットさんは外国人が話す日本語の発音であるのですが、何とも美しい響の
日本語です。不思議です。日本人が歌うより、シャーロットさんの日本語発声の方が
響として綺麗に感じます。とても好感が持てます。

日本で歌い継がれてきた春夏秋冬の名曲を見事な歌唱力で披露しています。
特に「遠くへ行きたい」と「初恋」は大いに感動しました。
たっぷり22曲、いい気持ちになりました。

------------------------------------【ディスクデータ】------------------------------------------

シャーロット_日本の旅路
ナクソス・ミュージック・ライブラリー


 曲  名:
      01. 遠くへ行きたい
      02. 宵待草
      03. 水色のワルツ
      04. 赤とんぼ
      05. かんぴょう
      06. この道
      07. かやの木山の
      08. 出船
      09. 待ちぼうけ
      10. ちんちん千鳥
      11. 早春賦
      12. たあんき ぽーんき
      13. 野薔薇
      14. 花
      15. さくら横ちょう
      16. たんぽぽ
      17. 初恋
      18. 九十九里浜
      19. 夏の思い出
      20. 芭蕉布
      21. 浜辺の歌
      22. 椰子の実

 演  奏:シャーロット・ド・ロスチャイルド(ソプラノ) / 斎藤雅広(ピアノ)
 録  音:1999年4月 イギリス、サマセット、フォード修道院にて収録
 レーベル:Nimbus Alliance
 規格品番:NI6190
 発売年月:2012年4月17日
 記録形式:CD(輸入盤)




ドヴォルザーク:交響曲 第9番『新世界より』/トーマス・ダウスゴー

演奏はトーマス・ダウスゴー指揮のスウェーデン室内管弦楽団、実は全く知らない指揮者と楽団。
室内管弦楽団なので、ちょうどオーケストラ・アンサンブル金沢みたいな感じでしょうか。

聴きながら指揮者と楽団について少し調べてみることに。

トーマス・ダウスゴーは1963年コペンハーゲンに生まれ、王立デンマーク音楽院とロンドンの
王立音楽大学で学び、1997年からスウェーデン室内管弦楽団の首席指揮者に。2004年にはデン
マーク国立交響楽団の首席指揮者に就任。同時に世界中の著名オーケストラにも客演している超
売れっ子のマエストロであるらしい。2012年には来日し新日フィルを振り、今年5月には都響の
指揮台にも登る。

スウェーデン室内管弦楽団は1995年にエーレブルー室内管弦楽団とエーレブルー管楽合奏団が
合併して設立された室内オーケストラで、1997年から現在までトーマス・ダウスゴーが音楽監督
を務めています。

私はブログを始めた頃から小編成オーケストラの演奏を好んで聴くようになりましたが、
その最大の理由は音響のクリアさでしょうか。濁りのないオケの分解能の高さを求めると
選んだCDは結果的に小編成オーケストラが多くなっていました。

スウェーデン室内管弦楽団の演奏も澄んだ空気の高原にいるような爽やかな風を感じます。
やわらかくもあり、且つ筋肉質な面も兼ね備えた凛々しいサウンドです。
正直、飽きてしまった感のある「新世界」でしたが、これまでとは一味違う魅力を感じました。
ティンパニーの音がとても素晴らしいですね。

ドヴォルザークの第7番以降は、多くのCDがリリースされ、聴く機会も多いのですが、第6番は
交響曲全集でも買わない限り出会うことの少ない曲ですね。でもこの曲も中々良い曲でした。
特に第3楽章のスラヴ舞曲風の旋律とリズムは良いですね。6番はこれから付き合ってゆきたいと
思う曲になりました。

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オtマス・ダウスゴー_新世界より
ナクソス・ミュージック・ライブラリー


曲  名:ドヴォルザーク
      1. 交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』
      2. 交響曲第6番ニ長調 Op.60
演  奏:スウェーデン室内管弦楽団
指  揮:トーマス・ダウスゴー
録  音:2006年4月、5月 スウェーデン、オレブロ・コンサートホールにて収録
レーベル:BIS
規格品番:BISSA1566
発売年月:2007年8月10日
記録形式:SACDハイブリッド(輸入盤)



ベルリオーズ:幻想交響曲 / ワレリー・ゲルギエフ

本アルバムはオーディオCDとは別にブルーレイ・ディスクが付いた2枚組となっています。

24bit/192kHzのハイレゾ再生に対応したBlu-ray Audio形式でも製作しているため、その
高品位マスター音源から製作したオーディオCDを聴いてみても音質はすこぶる良い。

私はそのCD音源を「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」で聴いているのですが
それでもその音質の違いは他のディスクを圧倒していることがわかります。
低域の量感、果てしなく広がる高域、そして高い解像力。
オーディオCD単品でも是非発売してほしいものです。

テンポはちょっと遅く感じますが、演奏は凄く丁寧。
それぞれの楽章が皆とても魅力的ですね。聴けば聴くほどに興奮して来ます。
特に後半の4楽章、5楽章の表現力は凄いの一言に尽きます。
大太鼓の強打がなんとも素晴らしい!

------------------------------------【ディスクデータ】------------------------------------------

ゲルギエフ_幻想交響曲
ナクソス・ミュージック・ライブラリー    追伸:輸入盤であれば安く購入出来ますよ (^^♪

曲  名:ベルリオーズ:幻想交響曲 op.14、序曲『ウェイヴァリー』 op.1
演  奏:ロンドン交響楽団
指  揮:ワレリー・ゲルギエフ
録  音:2013年10月31日、11月14日 ロンドン、バービカン・ホールにてライヴ収録
レーベル:Lso Live(キングインターナショナル)
規格品番:KKC5411(2枚組)
発売年月:2015年2月7日

記録形式:SACDハイブリッド
記録形式:ブルーレイ・ディスク
     1. Blu-ray Audio  :「幻想交響曲」全曲:(24bit/192kHz))
     2. ビデオ・ファイル:「幻想交響曲」全曲:11月14日のライヴ映像)


アヴェ・マリア / N響オーボエ奏者 池田昭子

先日のN響オーボエ奏者池田昭子さんのニューアルバム「小さな羊飼い」が余りにも良かったので
今日は2009年発売のアルバム「アヴェ・マリア」を聴いてみました。

池田さんのオーボエの演奏を聴いているととても穏やかな気分になります。
誇張したところがなく、綺麗なメロディーがスーっと体を通り抜けてゆきます。
静かな夜にはぴったりの素敵な演奏です。

------------------------------------【ディスクデータ】------------------------------------------

池田昭子_2

 曲  名:
      01. ドヴォルザーク:わが母の教えたまいし歌 Op.55-4
      02. カッチーニ:アヴェ・マリア
      03. フォーレ:ピエ・イエス
      04. フォーレ:シシリエンヌ Op.78
      05. ペルゴレージ:シチリアーノ
      06. モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618
      07. シューベルト:アヴェ・マリア Op.52
      08. サン=サーンス:アヴェ・マリア
      09. サン=サーンス:白鳥
      10. ビゼー:花の歌(歌劇『カルメン』より)
      11. フランク:パニス・アンジェリクス
      12. ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14
      13. フォーレ:夢のあとに Op.7-1
      14. メンデルスゾーン:歌の翼に Op.34-2
      15. イザイ:子供の夢

 演  奏:池田昭子(オーボエ / イングリッシュ・ホルン(02,06,13))、石田三和子(ピアノ)
 録  音:2009年6月1-2日 千葉県君津市民文化ホールにて収録
 レーベル:Meister Music
 規格品番:MM-2050
 発売年月:2009年10月24日
 記録形式:CD



グルック:精霊の踊り / デニス・コジュヒン(ピアノ)

YouTubeで素晴らしい演奏に出会いました。
デニス・コジュヒンが演奏するグルックの「精霊の踊り」です。
グルックの歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」の第2幕第2場で天国の野原で精霊たちが踊る
場面で演奏される有名な「精霊の踊り」。美しい旋律はオペラから独立してフルートやピアノの
演奏でも広く愛されています。

いつもながらhr交響楽団公式のYouTubeチャンネルは良質な音源を配信してくれますね (^^♪




ピアノ:デニス・コジュヒン(Denis Kozhukhin)
2014年4月11日フランクフルト、アルテ・オーパー・コンサートホールでの演奏です。
女性指揮者マリン・オールソップが指揮するhr交響楽団とラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を
演奏した後のアンコールの模様だと思われます。

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番



マーラー:交響曲 第5番 / ジョナサン・ダーリントン

いつものように「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」にて、今日はマーラーの交響曲第5番
を検索。多くの演奏の中から全く知らない指揮者とオーケストラの演奏に目(耳)が留まりました。

そのオーケストラの名はデュースブルク・フィルハーモニー管弦楽団。
ドイツの工業都市デュースブルクを拠点とし、ブルックナーの交響曲第9番のドイツ初演を行った
オーケストラとしても知られています。
1877年に設立され、1930年代にはオイゲン・ヨッフムが音楽監督を務めていました。
2002年からイギリス生まれのジョナサン・ダーリントン(1956年-)が音楽監督を務めています。

中々、痛快な演奏です。ダーリントン率いるデュースブルク・フィルの技術水準は非常に高く
素晴らしい演奏でした。もっと有名になってもおかしくないオケだと思います。

録音は鮮明でありながらも量感が凄いです。とにかく情報量の多さを感じさせるディスク。
「ナクソス」で聴いていてこれなのですから中々優秀な録音と言えますね。

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デュースブルク・フィル_マーラー交響曲第5番
ナクソス・ミュージック・ライブラリー


収 録 曲:マーラー 交響曲第5番嬰ハ短調
演  奏:デュースブルク・フィルハーモニー管弦楽団
指  揮:ジョナサン・ダーリントン
録  音:2010年9月22-23日 デュースブルク、メルカトル・ホールにて収録
レーベル:Acousence
規格品番:ACOCD21811
発 売 日:2011年7月1日
フォーマット:CD



ブラームス:交響曲 第4番 / ロジャー・ノリントン

今日のCDはNHK Eテレの「クラシック音楽館」でもお馴染みのロジャー・ノリントンさん。
大きく膨らんだメタボなお腹のせいか、ノリントンさんの指揮姿は実に穏やかで淡白な動きだ。
でも出てくる音楽はそれとは対照的に新鮮で情熱的だ。

爽やかで細部にまで暖かな光が差し込むような清々しい響きのブラームスです。
ブラームスは分厚く、重々しい音楽でなければ、と言うイメージが払拭されました。
厚みに隠れていたメッセージが、明快で機動性に飛んだ演奏から浮かび上がって来るのです。

中々、クリアな録音。重なりが明瞭なため、迫力に何の不足もない。

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ロジャー・ノリントン
ナクソス・ミュージック・ライブラリー

収 録 曲:ブラームス
    CD1:交響曲 第1番 ハ短調 Op.68
    CD2:交響曲 第2番 ニ長調 Op.73
    CD3:交響曲 第3番 ヘ長調 Op.90
     〃:交響曲 第4番 ホ短調 Op.98

演  奏:シュトゥットガルト放送交響楽団
指  揮:サー・ロジャー・ノリントン
録  音:2005年7月4-6日 シュトゥットガルト・リーダーハレ・ベートーヴェンザールにて
レーベル:Haenssler Classic(キングインターナショナル)
規格品番:KKC5129
発 売 日:2011年6月2日
フォーマット:SACDハイブリッド(3枚組)



ドビッシー:小さな羊飼い / N響オーボエ奏者 池田昭子

N響オーボエ奏者の池田昭子さんのアルバム「小さな羊飼い」を聴いてみました。

ブラームスやドビュッシーなど、一度はどこかで聴いたことがある懐かしいメロディー。
美しく上品な音色が癒してくれます。

どの曲もサラットした表現に抑えているところが良いですね。
オーボエの録音ではブレスの音が気になることが多いのですが、このCDではそのブレスの音が
全く聴こえないです。上手く録音しています。これは非常に好感が持てました。

池田さんの美しいオーボエと石田さんの優しいピアノが脳の疲れを修復してくれるかのよう。
疲れた心を癒やしたり、その場の雰囲気を優しくするとても贅沢な1枚。

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池田昭子

 収 録 曲:
      01. ブラームス:子守歌 作品49-4
      02. シューマン:トロイメライ 作品15-7
      03. シューベルト:セレナーデ
      04. チャイコフスキー:感傷的なワルツ 作品51-6
      05. ベッリーニ:カスタ・ディーヴァ 歌劇『ノルマ』より
      06. マルティーニ:愛の喜び
      07. フォーレ:子守歌 作品16
      08. ドビュッシー:夢
      09. ゴダール:子守歌 歌劇『ジョスラン』より
      10. シュトラウス:子守歌 作品41-1
      11. メンデルスゾーン:無言歌集 作品19より Ⅰ.Andante con moto
      12. メンデルスゾーン:無言歌集 作品19より Ⅱ.Moderato
      13. グリエール:コロラトゥーラ・コンチェルト Ⅰ.Andante
      14. グリエール:コロラトゥーラ・コンチェルト Ⅱ.Allegro
      15. ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
      16. ドビュッシー:小さな羊飼い

 演  奏:池田昭子(オーボエ / イングリッシュホルン (01,07))、石田三和子(ピアノ)
 録  音:2014年3月19-20日 ヨコスカ・ベイサイド・ポケットにて収録
 レーベル:Meister Music
 規格品番:MM-3030
 発 売 日:2014年10月25日
 フォーマット:CD


ハイドン:ホルン協奏曲 / フェレンツ・タルヤーニ(ホルン)

昨日からハイドンのホルン協奏曲に取り憑かれています。と言うのもこれまで全く知らなかった
ホルン奏者の演奏が余りにも素晴らしかったからです。

そのホルン奏者の名はフェレンツ・タルヤーニ。1938年ハンガリー生まれ。
1964年のミュンヘン国際コンクールで2位になり、ハンガリー放送交響楽団の首席奏者でした。
その後、フランツ・リスト音楽院でホルンの教授をされていたようです。Googleで検索しても
情報が少ないのはとても残念です。

演奏の方は、何と言ってもホルンの音色の魅力にあります。柔らかくてふくよかなとても綺麗
な音色です。全音域に渡り音色が統一されているのも見事ですね。特に高音域の柔らかさは絶品。

長いカデンツァも素晴らしいです。モーツァルトの4番では重音奏法やハンド・ストップ奏法を
駆使して素晴らしいカデンツァを披露しています。

ゆったりとしたテンポと自然なフレージングで歌っている感覚が印象的でした。

------------------------------------【ディスクデータ】------------------------------------------

HRC048.jpg

「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」では2月6日の新譜で登場して来たのですが
CD発売の方は残念ながら廃盤になっているようです。iTunesではダウンロードで購入可能。

収 録 曲:
     1. ハイドン:ホルン協奏曲 第2番 ニ長調 Hob.VIId:4
     2. ハイドン:ホルン協奏曲 第1番 ニ長調 Hob.VIId:3
     3. モーツァルト:ホルン協奏曲 第4番 変ホ長調 K. 495
     4. モーツァルト:ロンド 変ホ長調 K. 371

演  奏:1-2. フェレンツ・タルヤーニ(ホルン)、
        アムステルダム・フランツ・リスト室内管弦楽団
指  揮:1-2. フリジェシュ・シャンドール
録  音:1-2. 1973年

演  奏:3-4. フェレンツ・タルヤーニ(ホルン)、
        ジュール・フィルハーモニー管弦楽団
指  揮:3-4. ヤーノシュ・シャンドール指揮
録  音:3-4. 1970年

レーベル:Hungaroton
規格品番:HRC048
発 売 日:1988年1月21日
フォーマット:CD(廃盤)

シューマン:チェロ協奏曲 / パブロ・フェランデス(チェロ)

今夜はマドリードに生まれた(1991年)若きチェリスト、パブロ・フェランデスの演奏でシューマンとドヴォルザークのチェロ協奏曲を聴いてみました。

パブロ・フェランデスは、2008年のオーストリア・リーツェン国際コンクールで第1位を受賞、2013年にはエドモンドゥ・ロスチャイルド賞を受賞するなど急速に頭角を現してきた注目の
チェリストです。このCDはそのフェランデスが2013年に録音したデビューCDです。

ブログの標題を「シューマンのチェロ協奏曲」にしたのに、CDを2回通して聴くと、やはり好きなドヴォルザークのチェロ協奏曲の方で気持ちが乗ってしまいました。
フェランデスは若さをもっとぶつけてくる演奏かと思いきや何とも優しさに溢れた瑞々しい演奏でした。写真を見るとイケメンでヤンチャな感じに見えたのですが、演奏は堅実で真面目ですね。「鳥の歌」も凄く良いです。好感を持ちました。

------------------------------------【ディスクデータ】------------------------------------------
パブロ・フェランデス

収 録 曲:
    1. シューマン:チェロ協奏曲イ短調 Op.129
    2. ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調 Op.104
    3. カタルーニャ民謡(カザルス編):鳥の歌

演  奏:パブロ・フェランデス(チェロ)、シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団
指  揮:ラドスラフ・スルク
録  音:2013年9月17-21日 ドイツ、シュトゥットガルト、Gustav-Siegle-Haus にて収録
レーベル:ONYX
規格品番:ONYX4127
発 売 日:2014年2月6日
フォーマット:CD(輸入盤)



ナチュラルホルンの第一人者ローウェル・グレア

今日は満月を撮影したかったのですが、厚い雲に阻まれてしまいました。

気を取り直して聴いた音楽はナチュラルホルンの第一人者ローウェル・グレアが演奏する
モーツァルトのホルン協奏曲です。
恐るべき演奏です。この演奏を神業と言わずして何と言うのでしょう。申し分なしの名演です。
モダンでは決して出せないナチュラル・ホルンの醍醐味が堪能出来ました。

ナチュラル・ホルンは自然倍音しか出せない楽器ですが、朝顔部分に入れた右手の操作(ハンド・
ストップ奏法)や息の量やスピード、唇の緊張度合いなどを駆使しながら自然倍音以外の音を出す
ことが可能なのです。しかし、可能と言っても出てくる音色はミュートを付けたような音で、音量
も小さく、遠くで響いている様な感じになりますし、正しい音程を維持することも難しいのです。

ローウェル・グレアはそれらを克服して実に高い音楽性を持って演奏しています。
何と優雅なモーツァルトなのでしょう。

ニコラス・マギーガン率いる古楽器アンサンブルのフィルハーモニア・バロック・オーケストラも
いつもながらセンス抜群のサポートです。

------------------------------------【ディスクデータ】------------------------------------------

クレア

残念ながら「輸入盤(HCX3957012)」も「国内仕様盤(KDC7010)宇野功芳氏の演奏解説付き」も
廃盤です。是非、復活してほしいものです。


収 録 曲:モーツァルト
     1. ロンド 変ホ長調 K.371
     2. ホルン協奏曲 第1番 ニ長調 K.412
     3. ホルン協奏曲 第2番 変ホ長調 K.417
     4. ロンド ニ長調 K.514
     5. ホルン協奏曲 第3番 変ホ長調K.447
     6. ホルン協奏曲 第4番 変ホ長調K.495

演  奏:ローウェル・グレア(ホルン)、フィルハーモニア・バロック・オーケストラ
指  揮:ニコラス・マギーガン
録  音:1988年3月 サンフランシスコ、ローマ・マウンテン・カレッジ礼拝堂にて収録
レーベル:Harmonia Mundi
規格品番:HCX3957012
発 売 日:2001年3月15日
フォーマット:CD

国内仕様盤品番:KDC7010 (King International) 2008年11月21日発売



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akifuyu102

Author:akifuyu102
大阪府吹田市
クラシック音楽、好きやねん

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