ドヴォルザーク:交響曲 第6番 / ジェイムズ・ガフィガン

最近になってその良さを知ったドヴォルザークの交響曲第6番をナクソスで物色してみました。
演奏はジェイムズ・ガフィガン指揮のルツェルン交響楽団です。

指揮者のジェームズ・ガフィガンは、1979年生まれのアメリカの指揮者。
今日まで全く知らなかったがルツェルン響の首席指揮者以外にも、オランダ放送フィルハーモニー
や、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団などで首席客演指揮者を務めるなど若手の中では現在最も
注目されている指揮者のようだ。

そして、ルツェルン交響楽団は1806年に創立されたスイス最古のオーケストラであります。
スイスのルツェルン市を本拠地とし、ルツェルン劇場の座付きオーケストラでもあります。
2011年からジェイムズ・ガフィガンが首席指揮者を務めています。

さて、聴いてみて驚きです。この曲のイメージが刷新されました。もちろん良い意味で。
冒頭からいきなり、歯切れの良さに惹き込まれました。弾力感のある響きでとても爽快です。
もう溢れんばかりの躍動感です。amazonにもHMVにも賞賛のコメントが何故無いの???
日本では発売が輸入盤のみで、国内向け仕様として発売していないからかなぁ~。

組曲『アメリカ』の原曲はピアノ独奏曲。1894年の作曲で、翌年ドヴォルザークが祖国に戻る
直前に管弦楽用に編曲されたそうです。ドヴォルザークならではの名旋律が聴く人の身体に
スツっと入って来ます。とても親しみやすい良い曲でした。

このコンビの今後の活躍が増々楽しみです。

------------------------------------【ディスクデータ】------------------------------------------

ドヴォルザーク交響曲第6番
ナクソス・ミュージック・ライブラリー

曲  名:ドヴォルザーク
     1. 交響曲第6番 ニ長調 Op.60 B112
     2. 組曲「アメリカ」イ長調 Op.98b B190
      (原曲:ピアノ独奏曲 / 作曲者自身による管弦楽編曲)

演  奏:ルツェルン交響楽団
指  揮:ジェイムズ・ガフィガン
録  音:2013年10月
レーベル:Harmonia Mundi
規格品番:HMC902188 (輸入盤)
発売年月:2014年7月25日
記録形式:CD



ドヴォルザーク:交響曲 第9番『新世界より』/トーマス・ダウスゴー

演奏はトーマス・ダウスゴー指揮のスウェーデン室内管弦楽団、実は全く知らない指揮者と楽団。
室内管弦楽団なので、ちょうどオーケストラ・アンサンブル金沢みたいな感じでしょうか。

聴きながら指揮者と楽団について少し調べてみることに。

トーマス・ダウスゴーは1963年コペンハーゲンに生まれ、王立デンマーク音楽院とロンドンの
王立音楽大学で学び、1997年からスウェーデン室内管弦楽団の首席指揮者に。2004年にはデン
マーク国立交響楽団の首席指揮者に就任。同時に世界中の著名オーケストラにも客演している超
売れっ子のマエストロであるらしい。2012年には来日し新日フィルを振り、今年5月には都響の
指揮台にも登る。

スウェーデン室内管弦楽団は1995年にエーレブルー室内管弦楽団とエーレブルー管楽合奏団が
合併して設立された室内オーケストラで、1997年から現在までトーマス・ダウスゴーが音楽監督
を務めています。

私はブログを始めた頃から小編成オーケストラの演奏を好んで聴くようになりましたが、
その最大の理由は音響のクリアさでしょうか。濁りのないオケの分解能の高さを求めると
選んだCDは結果的に小編成オーケストラが多くなっていました。

スウェーデン室内管弦楽団の演奏も澄んだ空気の高原にいるような爽やかな風を感じます。
やわらかくもあり、且つ筋肉質な面も兼ね備えた凛々しいサウンドです。
正直、飽きてしまった感のある「新世界」でしたが、これまでとは一味違う魅力を感じました。
ティンパニーの音がとても素晴らしいですね。

ドヴォルザークの第7番以降は、多くのCDがリリースされ、聴く機会も多いのですが、第6番は
交響曲全集でも買わない限り出会うことの少ない曲ですね。でもこの曲も中々良い曲でした。
特に第3楽章のスラヴ舞曲風の旋律とリズムは良いですね。6番はこれから付き合ってゆきたいと
思う曲になりました。

------------------------------------【ディスクデータ】------------------------------------------

オtマス・ダウスゴー_新世界より
ナクソス・ミュージック・ライブラリー


曲  名:ドヴォルザーク
      1. 交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』
      2. 交響曲第6番ニ長調 Op.60
演  奏:スウェーデン室内管弦楽団
指  揮:トーマス・ダウスゴー
録  音:2006年4月、5月 スウェーデン、オレブロ・コンサートホールにて収録
レーベル:BIS
規格品番:BISSA1566
発売年月:2007年8月10日
記録形式:SACDハイブリッド(輸入盤)



ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 / イザベル・ファウスト(Vn)

昨日のイザベル・ファウストのヴァイオリンが忘れられなくて、今日は図書館の
ナクソス・ミュージック・ライブラリーでファウストの演奏を探してみました。
楽曲検索で何と81作品もありました。このライブラリーは自宅のPCで検索し直ぐに
聴けるのです。本当に図書館も便利な時代になったものです。

さて、検索結果の中からはドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲を聴いてみることにしました。
実は恥ずかしながら、大きな声では言えませんがドヴォルザークにもヴァイオリン協奏曲が
あったなんて今まで知らなかったのです。ひゃ~恥ずかし~ぃ。

で、聴いてみるとドヴォルザークらしい美しい民族情緒あふれる哀愁を帯びた旋律が次々と。
初めてなので逆にとても新鮮な感動をもらうことが出来ました。

特に第1楽章が良いですね。冒頭から一瞬にして心を奪われてしまいました。
ファウストの高貴で透明な音色がこの曲を一層魅力的な作品に仕上げているのだと
感じました。格調高い本当に美しい素晴らしい演奏でした。

共演のプラハ・フィルハーモニアとの息もピッタリです。完璧ですね。
こりゃ増々、イザベル・ファウストから目(耳)が離せない。
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イザベル・ファウスト_2
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲、ピアノ三重奏曲 第3番

CDでは以下の2作品がカップリングされています。

収 録 曲:ドヴォルザーク:
     1. ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.53
     2. ピアノ三重奏曲 第3番 ヘ短調 Op.65

演  奏:1. イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)、プラハ・フィルハーモニア
指  揮:1. イルジー・ビエロフラーヴェク
演  奏:2. イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)、ジャン=ギアン・ケラス (チェロ)
       アレクサンダー・メルニコフ (ピアノ)

録  音:1. 2003年09月 ルドルフィヌム(プラハ)にて収録
録  音:2. 2003年12月 テルデックス・スタジオ(ベルリン)にて収録
レーベル:King International
規格品番:KKC5321
発 売 日:2013年8月24日(再発売)
フォーマット:CD



ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 / ゴーティエ・カプソン(チェロ)

今まで持っていたドヴォルザークのチェロ協奏曲のイメージが変わりました。
明るく流麗、清々しい素敵な演奏です。チェロの音色が良いですねぇ。
これみよがしなところが無く、とても素直な音色です。
それにゴーティエ・カプソンさん、歌うのが抜群に上手いですね。
ピアニッシモが美し過ぎる。
共演のヤルヴィ率いるhr交響楽団も忘れてなならない。言うことなし。巧いオケです (^^)

ヴィクター・ハーバートのチェロ協奏曲第2番はドヴォルザークのチェロ協奏曲の創作に大きな
影響を与えたと言われています。ハーバートはドヴォルザークがニューヨーク・ナショナル音楽院
院長だった時代の同音楽院教授でチェリストでもありました。
ハーバートのチェロ協奏曲は初めて聴きましたが、特にチェロの音色の美しさを巧みに引き出した
第2楽章が素晴らしいですね。
カプソンさんのチェロもシルクのようになめらかな美音で一層心に沁みわたりました。
とても聴き応えの有る2曲でした。
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カピュソン
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲、ハーバート:チェロ協奏曲 第2番

収 録 曲:1. ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
      2. ハーバート:チェロ協奏曲 第2番 ホ短調 作品30

演  奏:ゴーティエ・カプソン(チェロ)、hr交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)
指  揮:パーヴォ・ヤルヴィ
録  音:2008年5月フランクフルトにて収録
レーベル:Emi Virgin (WARNER MUSIC JAPAN)
規格品番:TOCE-56178
発 売 日:2009年4月15日
フォーマット:CD


ドヴォルザーク:交響曲 第7番

ドヴォルザークの交響曲については8番と9番しか聴いたことがなかった私には、
この7番はとても新鮮。
一見、ドヴォルザークでないような、だが、やはりドヴォルザークでしか有り得ない。

第1楽章からオーケストラの重厚な響きが印象に残る。
8番や9番のように鼻歌で歌えるような旋律は未だ記憶できていない。しかし第2楽章冒頭の
クラリネットが奏でる旋律はどこか懐かしく心地良い。
舞曲のリズムをモチーフにした躍動感あふれる第3楽章は最も気に入った部分。
第4楽章は豊かな弦の響きと分厚い管の響きがまるで戦っているようでもあり面白い。

この7番という曲、かなり良い印象を持ちました。是非、違う演奏者でも聴いてみたいですね。
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ドヴォ7 スイトナー
ドヴォルザーク:交響曲第7番、交響曲第8番
スイトナー&シュターツカペレ・ベルリン

収録曲:ドヴォルザーク
1. 交響曲 第7番 ニ短調 Op.70
2. 交響曲 第8番 ト長調 Op.88

演奏:シュターツカペレ・ベルリン
指揮:オトマール・スイトナー
録音:(1)1977年07月12日-15日 ベルリン・キリスト教会にて収録
録音:(2)1981年02月22日-26日 ベルリン・キリスト教会にて収録
レーベル:シャルプラッテン
規格品番:KICC-9425
発売日:2006年12月21日
フォーマット:CD

【CD Journal ミニ・レビューより転記】
角がまろやかで棘棘していない響きと表現が全面に行きわたったドヴォルザークだ。特に第8番など民族的な特色が突出して聴こえてこない。濃い味付けに慣れた耳には物足りなさがあるかもしれないが、強烈なノスタルジーを感じさせる魅力がこの演奏にはある。

【CD Journal ガイドコメントより転記】
全集から2曲をカップリングした1枚。ドイツ・ロマン派の延長線上にある作曲家として、ドヴォルザークをとらえた演奏で民族的な香りは希薄。洗練された響きが楽しめる。



まいどおおきに
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ドヴォルザーク:交響曲第8番/スイトナー&NHK交響楽団

ドヴォルザークの第8番は41年前の録音だがとてもリアルで臨場感の味わえる良い録音だ。
世界一流の指揮者を次々と招聘して、日本を代表するオーケストラへの階段を着実に登り、
実力を備えてきた頃のエネルギッシュなN響が聴ける。
今はなきホルンの名手、千葉馨さんも絶頂期にあり、誠に素晴らしい演奏を聴かせてくれる。
そして何より素晴らしいと感じたのは弦楽の美しさだ。ひょっとすると現在より良い演奏を
しているかも知れない。

ブラームス交響曲第3番の方はおそらくこのYouTubeで公開されている時のもの。
コンサートマスターの堀正文さんもお若い。管楽器にも懐かしい面々が。
スイトナーさんはこの翌年、ご病気のため指揮活動を引退されています。
指揮活動最晩年の歴史に残る名演となった。


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スイトナー
スイトナー&NHK交響楽団

収録曲:
1. ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調 Op.88
2. ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90

演奏:NHK交響楽団
指揮:オトマール・スイトナー
録音:1973年01月30日(1)大阪厚生年金会館にてライヴ録音
録音:1989年11月16日(2)NHKホールにてライヴ録音
レーベル:キングレコード
規格品番: KICC-3080
発売日:2010年05月26日
フォーマット:CD

【CD Journal ミニ・レビューより転記】
ドヴォルザークはまさにライヴならではの大熱演。ブラームスは反対に、恰幅の良い落ち着きがあり、ことに後半の楽章は黄昏と哀切の色が濃い。ちなみに後者はスウィトナーとN響の最後期の共演。虚飾なく誠実な音楽を聴かせてくれる良い指揮者だった。

【CD Journal ガイドコメントより転記】
スウィトナー追悼企画シリーズの第6弾。ドヴォルザークは、全集も完成させているスウィトナーの得意の演目で、全盛期の録音。ブラームスの第3番は、N響のコンマス・堀正文がもっとも印象深い演奏のひとつとも語る、引退生活に入る前年の録音だ。

【CD帯解説より転記】
N響関係者より「もっとも印象深い演奏のひとつ」として語られ、NHK教育テレビ『N響アワー~名誉指揮者スウィトナーをしのぶ』で放送されたのがこの1989年の「ブラ3」。翌年は病気のため引退生活に入ってしまっただけに、日本のファンへの「白鳥の歌」ともいえる感慨深い美演となった。カプリングの「ドヴォ8」もスウィトナーの十八番。溌剌として躍動感みなぎる快演。

まいどおおきに
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ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』/札幌交響楽団

今日は札幌交響楽団の定演をライヴ収録したCDのご紹介です。

私のブログにもリンクさせて頂いているブログ「石狩国音楽記」さんで札幌交響楽団のCDを取り上げていらしたのに興味を抱き、札響のCDを図書館で借りて来たと言うわけです。

本CDは2012年4月27日と28日に札幌コンサートホールKitaraで開催された第548回定期演奏会をライヴ収録したものです。

指揮者のエリシュカも札響も今回聴くのが初めてだったのですが、聴き慣れた「新世界より」を新鮮な感覚で聴き入ることが出来ました。特に第2楽章と第3楽章の演奏が印象に残りました。

第2楽章のイングリッシュ・ホルンはビブラートを極力抑えた演奏で(かえって演奏難度は高くなると思うが)郷愁を誘う実に見事な演奏でした。添付図にもあるようにこの第2楽章のテンポはかなりゆっくりだ。管楽器、特に金管楽器にとってはきつかったと思うが、金管のコラールは実に美しい響きです。

第3楽章もゆったりとしたテンポだ。この機会に他楽団が演奏する第3楽章を三つほど聴いて見たが、札響の演奏が一番味わいがあると言うか、私には一番しっくりきた。テンポが遅い故、今までの演奏では聴き取れていなかったフレーズがはっきりと聴こえてくる。これがこの「新世界」に新鮮な感覚をもった最大の要因かもしれない。

指揮者別演奏時間 添付図(演奏時間比較)
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札幌交響楽団
ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』

【収録曲】
ドヴォルザーク:
・交響曲第9番ホ短調 op.95『新世界より』
・交響詩『野鳩』 op.110

演奏:札幌交響楽団
指揮:ラドミル・エリシュカ
録音:2012年4月27-28日 札幌コンサートホールKitaraにてライヴ収録
レーベル:Pastier
規格品番:DQC-956
発売日:2012年11月14日
フォーマット:CD

【CD Journal ミニ・レビューより転記】
2012年4月Kitaraでのライヴ。温かな風格を感じさせる好演だ。音楽を外面的に整えるだけでなく、各声部(特に主旋律以外)の有機的な関連に配慮しながら全体を構築することで、スコアに込められた多元的な意味合いを見事に顕在化し、作品に奥行をもたらすエリシュカの手並みに感服させられる。


まいどおおきに
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ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲 ≪アメリカ≫

ドヴォルザークの有名な『交響曲 第9番「新世界より」作品95』の次に書かれた
作品96がこの名曲、『弦楽四重奏曲 第12番 ヘ長調 ≪アメリカ≫ 』であります。
と、知っているかのように書いておりますが、実はこの12月に私がよく訪問させて
頂いているブログ(ヴァイツゼッカーさんの)記事で初めて知った曲なのです。(^^)

最近やっと慣れて来た「弦楽四重奏曲」というジャンルですが、私にとっては一番難しい
壁のような存在でした。正直、この壁を完全に崩してくれたのがこの≪アメリカ≫でした。

この曲には気むずかしい表情が一切無く、親しみ易い旋律に溢れています。
『新世界より』と同様、ドヴォルザークの故郷ボヘミアへの望郷の念を
感じずにはいられません。こういうノスタルジーを感じる曲はドヴォルザークの
真骨頂ですね。第2楽章などは本当に心に沁み渡り、涙を誘います。
こんな曲を知っちゃったら一生手放せませんね。(^^)

演奏しているエマーソン弦楽四重奏団は、1976年にアメリカ合衆国で結成された弦楽四重奏団で
創設以来ニューヨーク州を拠点として活動を続けています。一人一人の力量と良い、アンサンブル
も大変素晴らしい弦楽四重奏団です。このCDに収録の他2曲も名演で弦楽四重奏曲の魅力を大いに
楽しむことが出来ました。

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エマーソン弦楽四重奏団
ドヴォルザーク/チャイコフスキー/ボロディン:弦楽四重奏曲集

【収録曲】
1. ドヴォルザーク :弦楽四重奏曲 第12番 ヘ長調 作品96 ≪アメリカ≫
2. チャイコフスキー:弦楽四重奏曲 第 1番 ニ長調 作品11
3. ボロディン   :弦楽四重奏曲 第 2番 ニ長調

演奏:エマーソン弦楽四重奏団
録音:1984年4月 ニューヨークにて収録
レーベル:DG Deutsche Grammophon(ユニバーサルミュージック)
規格品番:UCCG-50079
発売日:2011年5月11日
フォーマット:SHM-CD

【CD Journal ミニ・レビューより転記】
民族色の濃い、地域性を感じさせる弦楽四重奏曲が並ぶ。
それらは丁寧に弾き込まれ、気持ちの良い演奏だ。
曲目によって、第1と第2ヴァイオリンを入れ替えるという柔軟なやり方が、
演奏スタイルにも現れ、若々しく、自由な印象だ。割安感、お徳感大な盤。

【ユニバーサルミュージック 提供資料より転記】
ドヴォルザークがアメリカ滞在中に作曲された、簡潔な構成美によって広く
親しまれている《アメリカ》。
第2楽章にウクライナの民謡を素材にした有名なアンダンテ・カンタービレが置かれた、
チャイコフスキーの第1番。
第3楽章の夜想曲があまりにも有名な、民族的色彩を前面に出したボロディンの第2番。
エマーソン弦楽四重奏団が息の合った見事なアンサンブルで、弦楽四重奏曲の名作3曲
の魅力を美しく紡ぎ出してゆきます。

ノイマン最期の新世界

ノイマン新世界

ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 op.95「新世界より」、交響的変奏曲 op.78

演奏:ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

録音:1995年1月4-7日 プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール にて収録

レーベル:EXTON

規格品番:OVXL-00066

発売日:2012年7月25日

フォーマット:SACD(ハイブリッド)


【オクタヴィア・レコードの解説を転記】1995年1月、チェコ・フィルとの終生の記録を永遠のかたちとして残したいという巨匠ノイマンの強い希望で実現した、最後の『新世界』。メンバー全員との熱い絆で結ばれたノイマンの“うた”には、民族、歴史、社会など、人間を取り巻く全ての世界観がそこにあり、言葉では語れない音楽の底力に感動できる伝説の一枚となりました。その名演がここにハイブリッド盤として蘇りました。チェコ・フィルの名手、ティルシャル(ホルン)、ケイマル(トランペット)、ヴァーレク(フルート)、キメル(オーボエ)等、ノイマンが信頼を寄せていた名手が勢ぞろいし、音楽音色ともに聴くものをしびれさせてくれます。【転記終わり】



指揮者ヴァーツラフ・ノイマンは1995年9月2日、ウィーンで亡くなりました。

ノイマンが亡くなる僅か8ヶ月前に録音されたノイマン最期の"新世界"です。

パソコンのCDドライブで聴く私にも、各セクションが混濁せず聴き分けられる超優秀な

録音盤だと思います。

弦の重低音の分離が良く、こんな旋律を弾いていたんだと、新たな発見もする。

その反面、トランペットの行き過ぎた分離度(鮮明過ぎる?)に戸惑う場面もありました。

しかし、ちゃんとしたSACD再生装置なら問題ないのかも知れない。

プロデューサーでエンジニアの江崎友淑さんが手掛けた最先端のリマスタリングによるものだけに

そう信じたい。

私の新世界コレクションもこれで5枚目になるが、ノイマン・チェコフィルを聴いてから

他の演奏を聴くと・・・・。大阪弁で言うと「せわしない」と感じてしまうのである。

でも、それはそれでワクワクしたり、元気をもらったりもする。

カラヤン・ベルリンフィルなんて非の打ちどころがないと思っているし。


ノイマンの演奏は別格の味わいがある。勢い余って激情に走ると言うような乱れが一切無い。

あくまでも淡々と、だが実に深い。第四楽章の終盤あたりで少し涙ぐむ。

交響曲 第9番「新世界より」

新世界

私がクラシック音楽に興味をもった決定的な曲がドヴォルザークの

交響曲 第9番「新世界より」でした。

中学1年の時、学校のレコードコンサートに、友人に誘われて行ったのが、

「新世界」との出会いでした。

第2楽章のイングリッシュホルンが奏でる哀愁深い音色と旋律、

第4楽章のトランペットが主導する力強い旋律は、自分の体の中に

力強い何かを宿したような感覚でした。躍動感みなぎる演奏に

とても興奮していたのを今でも覚えています。

もちろん、最初に買ったレコードは忘れもしないカラヤン指揮

ベルリン・フィルの「新世界」でした。

その後、「新世界」は4種類を保有するようになるのですが、

やっぱり私の一番のお気に入りはカラヤン盤なのです。

他の3枚はカラヤンを何度も聴いてから購入しているせいか

変化球が多いように感じてしまうのです。(もちろん、3枚それぞれの

変化球には気に入ったところもありますよ。)(*^_^*)

ドヴォルザーク:スラヴ舞曲全曲

ドヴォルザーク作曲 スラヴ舞曲 全曲  ノイマン/チェコ・フィル
スラヴ舞曲全曲

付属ブックレットのマイク・セッティング図
レコーディングノート


スラヴ舞曲はドヴォルザークの作品の中では『新世界』・『チェロ協奏曲』と並んで
私の好きな曲のひとつです。

演奏はノイマン率いるチェコ・フィル。
スラヴ舞曲を演奏するのにこれ以上の組み合わせは考えられない。

2012年7月25日に発売されたこのCDは最新のリマスタリングが施された
「エクストン・ラボラトリー・ゴールド・ライン」のひとつとしてラインナップされました。

有名な「第1集-第8番 ト長調」や「第2集-第2番 ホ短調」は言うまでもなく素晴らしいが、
私は「第2集-第8番 変イ長調」の中低音部の弦が朗々と鳴り響くところや、リズムを爪弾く余韻が
なんとも心地よく好きだ。「第1集-第2番 ホ短調」も良いなぁ。
やっぱりスラヴ舞曲の持つ独特なテンポの微妙なゆれが「優雅さ」と「感傷的」な雰囲気を
醸し出すのかなぁ。

録音時期:1993年10月23-29日
録音場所:プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール



株式会社オクタヴィア・レコードのHPに「EXTON LABORATORY GOLD LINE」についての
解説がありましたので転記しておきます。

「EXTON LABORATORY GOLD LINE」とは?

1. 同レーベルの中でも音楽的、オーディオ的に高品位なものを厳選。
妥協を排したリマスタリングが施され、SACDハイブリッドとしてリリースします。

2. オリジナル・マスターからのリマスタリングを行い、膨大な種類のアクセサリー類より
最適合なものを厳選し使用。高精度クロックや電源そのものの見直しなど、一切の妥協を排した
環境の中で作業されました。DSDレコーディングされたものだからこその繊細な音場、空気感を
実現。アナログレコーディングされているものにはない再現性を獲得しています。

3. 非圧縮SACDハイブリッド盤(HQ-SACD)を採用。
当社が2007年より提唱している最上位SACDハイブリッド盤であるHQ-SACDは他社でも採用
され、すでにマーケットに広く認知されているものです。

4. 高級感のある豪華デジパック仕様。

5. ブックレットには、担当エンジニアのコメントやレコーディングに使用した機材表、
マイク・セッティング図を掲載。オーディオ・ファンは必見です。
プロフィール

akifuyu102

Author:akifuyu102
大阪府吹田市
クラシック音楽、好きやねん

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