花壇のある風景(56)

今日の大阪の日の入り時刻が19:05で昼の長さは14時間19分ありました。
ずいぶんと昼間が長くなりましたね。
大阪の夏至(6月21日)の昼の長さが14時間31分らしくて、夏至まであと23日も
あるのにたった12分伸びるだけなんです。
夏至の頃は本州では梅雨に入っていて曇り空が多いので、体感的には今が
一年中で一番日照時間が長くて快適に過ごせる季節なのかも知れませんね。

隣接公園_1
近隣公園の外周花壇にて撮影

隣接公園_2
この辺りではあまり見かけない綺麗な花でした。少しだけ慎ましく咲いておりました。


まいどおおきに
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ショスタコーヴィチ:交響曲第5番

久しぶりにショスタコーヴィチの5番を聴きました。

この曲を知ったきっかけは、確か関西のローカル番組で「部長刑事」というドラマの
オープニングで使われていたからと記憶しています。
今思えば人間警察官を扱ったヒューマン・ドラマにはピッタリな選曲だったと思う。

今回聴いたのはエリアフ・インバル指揮の東京都交響楽団の演奏。
都響の最後まで丁寧な演奏が本当に素晴らしい、その上、演奏が文句なしに上手いときた。
もう1楽章から感動しまくりだ。全楽章、聴き応えがあるが最終楽章は特に凄い。
録音も文句なし。Extonは値段は高いが良い仕事をする。

一柳富美子さんの曲目解説が大変有意義。これを読んでから聴き直すと
さらに演奏の良さがわかった気がした。曲目解説だけでもお値打ち品だ。

曲目解説
オクタヴィア・レコード「EXCL-00080」付属ブックレットより抜粋転記
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ショスタコーヴィチ 
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番/エリアフ・インバル指揮 東京都交響楽団

収録曲:ショスタコーヴィチ 交響曲第5番 ニ短調 作品47

演奏:東京都交響楽団
指揮:エリアフ・インバル
録音:2011年12月12日 東京文化会館にてライブ録音
レーベル:Octavia Exton
規格品番:EXCL-00080
発売日:2012年03月28日
フォーマット:SACDハイブリッド

【CD Journal ミニ・レビューより転記】
ショスタコーヴィチの交響曲は速度表示が多い。ムラヴィンスキーのようにそれをあまり尊重しない例もあるが、この演奏は指示に限りなく忠実に従ったもの。それでいて不自然さを感じさせず、スケールは大きく、緻密。模範的な名演だろう。録音も優秀。

【CD Journal ガイドコメントより転記】
インバルと東京都so.によるショスタコーヴィチの交響曲第5番。ショスタコーヴィチの交響曲全集も完成させたインバルだが、その深い音楽的洞察力から一段と深化した解釈を披露。スケールの大きなダイナミックな演奏で駆け抜ける。

【CD帯解説より転記】
都響とインバルの蜜月ぶりを実感できる名演となった、2011年12月12日に東京文化会館で行われた定期演奏会のライヴ録音盤です。インバルの厳しく深い音楽的洞察力と創造力、そして都響の安定した実力とが相まって、きわめて密度の濃い演奏内容となりました。高い集中力と張りつめた緊張感の中で奏でられるアンサンブルは、悲壮と苦悩に満ちた第1楽章から第3楽章を、息も詰まるような凝縮された演奏で聴くものの心を掴みました。インバルが「真の喜びを表現している」と捉える4楽章では、インバルならではのテンポの変化、ダイナミズムの変化が自在に繰り広げられ、ダイナミックでスケールの大きな熱い演奏で駆け抜けます。随所にインバルならではの解釈がちりばめられた新たなショスタコーヴィチ・シリーズが始まります。


まいどおおきに
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マルチェッロ:オーボエ協奏曲

1970年制作のイタリア映画「ベニスの愛」で一躍有名になったとされる
マルチェッロのオーボエ協奏曲、切々と歌う哀愁を帯びた旋律にはオーボエが
本当に良く似合いますね。

歌い上げるのはオーボエの名手ハインツ・ホリガー。
そして共演は世界中のバロック音楽界で最もその名を知られたイ・ムジチ合奏団。

ホリガーの奏でるオーボエにうっとりします。何とも言えぬ儚い思いが込み上げてきます。
気軽にバロックを楽しむには打って付けの1枚だ。
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イ・ムジチ合奏団
バロック名曲集:イ・ムジチ合奏団

収録曲
1. アルビノーニ:アダージョ ト短調 (弦楽とオルガンのための)
2. パッヘルベル:カノン
3. ボッケリーニ:メヌエット
4. ハイドン:セレナード (弦楽四重奏曲 第17番から)
5. J.S.バッハ:G線上のアリア (管弦楽組曲 第3番から)
6. A.マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ニ短調
7. ヴィヴァルディ:フルート協奏曲 ヘ長調《海の嵐》
8. コレルリ:クリスマス協奏曲(合奏協奏曲 ト短調 作品6の8)

演奏:イ・ムジチ合奏団、(6)ハインツ・ホリガー(OB)、(7)オーレル・ニコレ(FL)
   (8)ピーナ・カルミレッリ,ワルター・ガロッツィ(VN)
   (8)フランチェスコ・ストラーノ(VC)
録音:(1-4)1982年、 (5)1997年、(6,7)1986年、(8)1984年 スイスにて収録
レーベル:DECCA(ユニバーサル ミュージック)
規格品番:UCCP-7029
発売日:2005年06月22日
フォーマット:CD

【CD帯解説より転記】
バロック音楽の名曲の数々を20世紀最高のバロック合奏団イ・ムジチの名演で収録。イ・ムジチの明るく透明感のあふれた美しい音色、生き生きとしたリズム、さらに映画『ベニスの愛』のテーマ曲で有名なマルチェッロのオーボエ協奏曲では名手ホリガー、ヴィヴァルディの名作《海の嵐》ではニコレのソロが加わって音楽の喜びに満ちた素晴らしい演奏を満喫できます。

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こんなマルチェッロのオーボエ協奏曲演奏もありました。
宮本文昭さんと羽田健太郎さんのすばらしいセッションです。




まいどおおきに
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吹田市花「さつき」 - 花壇のある風景(55)

さつき_2
新緑あふれる五月には吹田市の花「さつき」が至るところで咲き誇っています。
もう満開も間近だ。

さつき_1
毎年、ツツジの花が落ちると「さつき」がバトンタッチされたように
新緑に色を添えるのです。


まいどおおきに
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サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番

今日のCDはサン=サーンスがチェロのために書いた代表作を収録したアルバム。

録音時マイスキーは49歳。円熟した名手の至芸に涙が滲むほどの感動をもらった。
チェロを聴く喜びに浸らせてくれる貴重なアルバムだ。

マイスキーが奏でるチェロの豊かで艶やかな響きがサン=サーンスという
作曲家の偉大さを改めて認識させてくれた。

共演は指揮者をおかないことで有名なオルフェウス室内管弦楽団と
ダリア・オヴォラ(ピアノ伴奏)。一糸乱れぬとはこういうことを言うのかと。

ただ、残念なことにこのCDはHMV、タワーレコード、楽天ブックスでの取扱いは終了。
Amazonには1点ある(5/23現在)が異常なほど高値。
今回も吹田市立図書館に感謝。
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マイスキー
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番、他

収録曲:サン=サーンス
1. チェロ協奏曲第1番イ短調 作品33
2. 白鳥(組曲『動物の謝肉祭』から)
3. アレグロ・アパッショナート 作品43
4. ロマンス へ長調 作品36
5. 組曲作品16(チェロと管弦楽のための編曲版)
6. チェロ・ソナタ第1番ハ短調 作品32

演奏:ミッシャ・マイスキー(チェロ)、ダリア・オヴォラ(6.ピアノ)
演奏:オルフェウス室内管弦楽団(1-5)
録音:(1-5)1997年03月 アメリカ、パーチェス大学にて収録
録音:( 6)1998年01月 ドイツ、 ヴィースロッホにて収録
レーベル:Deutsche Grammophon(ユニバーサル ミュージック)
規格品番:UCCG-4712
発売日:2010年11月10日
フォーマット:CD


まいどおおきに
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ドヴォルザーク:交響曲 第7番

ドヴォルザークの交響曲については8番と9番しか聴いたことがなかった私には、
この7番はとても新鮮。
一見、ドヴォルザークでないような、だが、やはりドヴォルザークでしか有り得ない。

第1楽章からオーケストラの重厚な響きが印象に残る。
8番や9番のように鼻歌で歌えるような旋律は未だ記憶できていない。しかし第2楽章冒頭の
クラリネットが奏でる旋律はどこか懐かしく心地良い。
舞曲のリズムをモチーフにした躍動感あふれる第3楽章は最も気に入った部分。
第4楽章は豊かな弦の響きと分厚い管の響きがまるで戦っているようでもあり面白い。

この7番という曲、かなり良い印象を持ちました。是非、違う演奏者でも聴いてみたいですね。
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ドヴォ7 スイトナー
ドヴォルザーク:交響曲第7番、交響曲第8番
スイトナー&シュターツカペレ・ベルリン

収録曲:ドヴォルザーク
1. 交響曲 第7番 ニ短調 Op.70
2. 交響曲 第8番 ト長調 Op.88

演奏:シュターツカペレ・ベルリン
指揮:オトマール・スイトナー
録音:(1)1977年07月12日-15日 ベルリン・キリスト教会にて収録
録音:(2)1981年02月22日-26日 ベルリン・キリスト教会にて収録
レーベル:シャルプラッテン
規格品番:KICC-9425
発売日:2006年12月21日
フォーマット:CD

【CD Journal ミニ・レビューより転記】
角がまろやかで棘棘していない響きと表現が全面に行きわたったドヴォルザークだ。特に第8番など民族的な特色が突出して聴こえてこない。濃い味付けに慣れた耳には物足りなさがあるかもしれないが、強烈なノスタルジーを感じさせる魅力がこの演奏にはある。

【CD Journal ガイドコメントより転記】
全集から2曲をカップリングした1枚。ドイツ・ロマン派の延長線上にある作曲家として、ドヴォルザークをとらえた演奏で民族的な香りは希薄。洗練された響きが楽しめる。



まいどおおきに
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ファイナルファンタジーⅩより「ザナルカンドにて」

既に30年以上、ゲームはやっていないが、ゲーム音楽にもとても良い曲があるなと思う。
以前にも記事にしている「ドラゴンクエスト」然り、このファイナルファンタジーも
とても優れた楽曲だと思う。何とも切なく哀しい、実に美しいメロディだ。

題名のない音楽会より金聖響指揮、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の演奏



720pHDの美しいグラフィック映像を見ながら聴くとより感動的



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花壇のある風景(54)

紫金山公園 再訪問-1
そよ風さわやかなサイクリング日和、あてもなく市内を走る。
途中、紫金山公園を再訪問してみました。

紫金山公園 再訪問-2
前回同様、公園南側の花壇をメインにしてパチリ。

紫金山公園 再訪問-3
自転車を降りて徒歩で公園内に入って行くと雑木林があり
市民参加による手作りの散策路がありました。

街なかの公園とは思えぬ感覚。散策路のお陰で気軽に
自然にふれあうことができました。



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ドヴォルザーク:交響曲第8番/スイトナー&NHK交響楽団

ドヴォルザークの第8番は41年前の録音だがとてもリアルで臨場感の味わえる良い録音だ。
世界一流の指揮者を次々と招聘して、日本を代表するオーケストラへの階段を着実に登り、
実力を備えてきた頃のエネルギッシュなN響が聴ける。
今はなきホルンの名手、千葉馨さんも絶頂期にあり、誠に素晴らしい演奏を聴かせてくれる。
そして何より素晴らしいと感じたのは弦楽の美しさだ。ひょっとすると現在より良い演奏を
しているかも知れない。

ブラームス交響曲第3番の方はおそらくこのYouTubeで公開されている時のもの。
コンサートマスターの堀正文さんもお若い。管楽器にも懐かしい面々が。
スイトナーさんはこの翌年、ご病気のため指揮活動を引退されています。
指揮活動最晩年の歴史に残る名演となった。


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スイトナー
スイトナー&NHK交響楽団

収録曲:
1. ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調 Op.88
2. ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90

演奏:NHK交響楽団
指揮:オトマール・スイトナー
録音:1973年01月30日(1)大阪厚生年金会館にてライヴ録音
録音:1989年11月16日(2)NHKホールにてライヴ録音
レーベル:キングレコード
規格品番: KICC-3080
発売日:2010年05月26日
フォーマット:CD

【CD Journal ミニ・レビューより転記】
ドヴォルザークはまさにライヴならではの大熱演。ブラームスは反対に、恰幅の良い落ち着きがあり、ことに後半の楽章は黄昏と哀切の色が濃い。ちなみに後者はスウィトナーとN響の最後期の共演。虚飾なく誠実な音楽を聴かせてくれる良い指揮者だった。

【CD Journal ガイドコメントより転記】
スウィトナー追悼企画シリーズの第6弾。ドヴォルザークは、全集も完成させているスウィトナーの得意の演目で、全盛期の録音。ブラームスの第3番は、N響のコンマス・堀正文がもっとも印象深い演奏のひとつとも語る、引退生活に入る前年の録音だ。

【CD帯解説より転記】
N響関係者より「もっとも印象深い演奏のひとつ」として語られ、NHK教育テレビ『N響アワー~名誉指揮者スウィトナーをしのぶ』で放送されたのがこの1989年の「ブラ3」。翌年は病気のため引退生活に入ってしまっただけに、日本のファンへの「白鳥の歌」ともいえる感慨深い美演となった。カプリングの「ドヴォ8」もスウィトナーの十八番。溌剌として躍動感みなぎる快演。

まいどおおきに
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花壇のある風景(53)

紫金山(しきんざん)公園は名神高速道路吹田サービスエリアのすぐ北側にあり
広さは約8.4ha(公園内の「釈迦が池」を除く)で吹田市内でも大型公園の部類に入ります。
市民による里山保全活動が行われるなど、とっても自然豊かな公園です。

今日はたまたま、公園外周の南側道路を通りかかり綺麗な花壇に遭遇。
これは撮らなければと思い携帯カメラでパチリ。予想通りのピンボケでした。
次回はコンジデで再チャレンジしてみたい。

紫金山公園_2
吹田市紫金山公園の外周南側の花壇

紫金山公園_1


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JR大阪-神戸間 開業140周年

時空の広場イベント3
JR大阪駅 時空の広場 2014/04/27

時空の広場イベント1
JR大阪駅開業140周年記念 2014/05/11

時空の広場イベント2
日本センチュリー交響楽団 弦楽四重奏 2014/05/11

昨日5月11日は関西に初めて鉄道が開業してから140年を迎えたそうです。
激動の明治初期(明治7年[1874年])に産声をあげた国内2番目の鉄道で
大阪‐神戸間の32.7kmからのスタートだったようです。

大阪駅でも記念行事の一つとして駅ホーム真上にある「時空(とき)の広場」で、
日本センチュリー交響楽団メンバーによる弦楽四重奏の記念コンサートがありました。

「いい日旅立ち」「A列車で行こう」など鉄道にまつわる曲を聴かせてくれました。
弦楽四重奏の優雅な調べが駅構内に響き、こういう雑踏の中で聴くのも人が優しく
なったようで(いや、間違いなくなっていた)良いもんだなぁと沁み沁み思いました。(^^)



まいどおおきに
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ヘンデル:水上の音楽

春にTVCMで紹介していたCDマガジン「クラシックプレミアム」を一冊買ってみました。
何と言ってもCD音質が素晴らしいです。広告に偽りなしですね。
「世界の名門、ユニバーサル ミュージックとワーナーミュージックとの大型共同企画。
その豊富な音源から、歴史的名演奏、名録音を厳選。今まででは考えられなかったライン
ナップを可能にしました。」と小学館のWebページで紹介しておりました。
1冊購入しただけの評価ですが、もし全巻がこのような素晴らしい音質であれば
このシリーズはたいへん貴重と思います。付属のマガジンも中々充実しているし、
次はどれを買おうか(*^_^*)
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クラシック プレミアム第5巻
小学館 隔週刊 CLASSIC PREMIUM (クラシックプレミアム)第5巻
ヴィヴァルディ/ヘンデル

第5巻内容

収録曲:
1. ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》
2. ヘンデル:《水上の音楽》組曲 ヘ長調 全曲、組曲 ニ長調より〈アラ・ホーンパイプ〉

演奏:1. ピーナ・カルミレッリ(Vn)/イ・ムジチ合奏団
   2. トレヴァー・ピノック指揮/イングリッシュ・コンサート
録音:1. 1982年、2. 1983年
レーベル:Universal Music
規格品番:クラシックプレミアム第5巻
発売日:2014年3月4日
価格:1,200円+税
フォーマット:SHM-CD

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モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番/内田光子

内田光子さんの弾き振りによるモーツァルトのピアノコンチェルト。
2011年第53回グラミー賞の最優秀インストゥルメンタル・ソリスト演奏賞を受賞したディスク。

この第24番ハ短調はモーツァルトらしい明るく心地よい曲調ではなく、当時、社交的な音楽を望んでいたウイーンの聴衆からも見放され、その使命を裏切った作品でもあったようです。
しかし、"短調"の世界に踏み込んだモーツァルトは音楽を娯楽から芸術にまで高めたとも言われています。

モーツァルトの短調はミスティックでこれから起こる悲劇を予感させるよう。
サスペンス・ドラマが似合いそう、なんて軽い言葉で言ったらモーツァルトに失礼か。
内田さんの透き通ったピアノの響きに悲劇的な香りが一層掻き立てられる。

共演はさすがの名門クリーヴランド管、阿吽の呼吸で精緻なアンサンブルを聴かせてくれた。
木管の戯れにピアノが優しく語りかける第2楽章はまさに天国的な美しさ。
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内田光子Ⅰ
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番・第24番ハ短調/内田光子&クリーヴランド管弦楽団

収録曲:モーツァルト
1. ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491
2. ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488

演奏:内田光子(ピアノ・指揮)
演奏:クリーヴランド管弦楽団
録音:2008年12月4日~5日 クリーヴランド、セヴェランスホール にてライヴ録音
レーベル:Decca(Universal Music)
規格品番:UCCD-1246
発売日:2009年8月5日
フォーマット:SHM-CD

【CD帯解説より転記】
これまでのモーツァルト演奏を評価され、英国エリザベス女王から「デイム」の称号を与えられた内田光子。80年代に集中的に録音したモーツァルトのピアノ協奏曲集とピアノ・ソナタ集は、今なお世界的に高い評価を得ています。最新盤は約20年ぶりの録音となるモーツァルトのピアノ協奏曲第24番と第23番。自らクリーヴランド管を指揮し、深い愛情を込めてこの名作たちに再び向き合っています。



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花壇のある風景(52)

幼稚園外周フェンス-1 
幼稚園外周フェンス-2

近隣幼稚園の外周フェンスに珍しい花びらの植物が綺麗に咲いていました。
毎年この場所で咲いていたのだろうか。

今どきは道路の植え込みから満開のツツジがいい香りを放って、
交差点で信号待ちをしていても苦にならない。
いや、むしろ赤信号で留まることを望んでいたりする。


まいどおおきに
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ブラームス:交響曲第1番/金聖響&オーケストラ・アンサンブル金沢

この交響曲第1番はブラームスがベートーヴェンを越えようとして21年間必死にもがき苦しみ熟慮に熟慮を重ね技巧の限りを尽くした作品と言われている。
作品の完成までの苦労を知らずとも美しい旋律とオーケストラの響きにはいつも感動する。

金聖響/OEKの本曲に対する演奏は真摯な姿勢が貫かれとても好感が待てました。また、小編成オーケストラの緊密なアンサンブルと透明感はむしろこのオケの強みと言えるでしょう。第4楽章のクライマックスのコーダは凄い推進力。終わるやいなや思わず「ブラボー」と発してしまうほど、久々の興奮でした。

このCDは2008年12月03日にベートーヴェンの交響曲第7番との2枚組で再発売されています。
そちらの方がHQCDとしての再発売で音質が良くなっていると思われます。
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ブラームス第1番
ブラームス:交響曲第1番、金聖響/オーケストラ・アンサンブル金沢

収録曲:ブラームス 交響曲 第1番 ハ短調 作品68
演奏:オーケストラ・アンサンブル金沢
指揮:金聖響
録音:2007年4月19-21日、石川県立音楽堂コンサート・ホールにて収録
レーベル:Avex Classics
規格品番:AVCL-25180(AVCL-25383/4)
発売日:2007年11月21日(2008年12月03日)
フォーマット:CD(HQCD)

【CD Journal ミニ・レビューより転記】
小編成オケ、古楽奏法によるブラームス。響きの量感が作る時間のたゆたいや情感の広がりの替わりに、リズムや音の動きの形の変化、厚みに埋もれていた響きの表情や楽器間の関係が明快に浮かび上がる。この曲にこんなにも“音”が! 斬新なアプローチである。

【CD Journal ガイドコメントより転記】
金聖響、OEKのエイベックスからの3枚目で、交響曲ではベートーヴェンに続くもの。古楽奏法を取り入れつつも、ロマンティシズムとの整合性を図っている。金ならではの躍動感に富んだブラームスだ。


まいどおおきに
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となみチューリップフェア

5月6日、富山県砺波市で開かれていた「となみチューリップフェア(開催期間:4/23-5/6)」に行ってきました。チューリップフェア最終日に相応しく快晴に恵まれました。チューリップの品種だけでしたが十二分に楽しむことが出来ました。
花びらが落ちてしまっているものも幾分ありましたが、開場前に花びら等は綺麗に取り除かれているので然程気にはなりませんでした。でも、帰宅してからフェアのWebページ写真と比較して見れば、次回行くなら会期前半が良いかなと思いました。
会場内では日替わりで様々なイベントがあり、5月6日は「砺波高校」と「砺波工業高校」の2つの吹奏楽コンサートがありました。若者らしいとても溌剌とした元気いっぱいの演奏でした。

砺波チューリップフェア2 
砺波チューリップフェア8 
砺波チューリップフェア7
一番のお気に入り「桃太郎」




まいどおおきに
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ブルックナー:交響曲第3番(初稿)/飯森範親&山形交響楽団

久しぶりに聴く山響サウンドは家でこもっている私に爽やかな風を運んでくれた。
飯森さん指揮の山響の演奏は1楽章から身震いするぐらい見事な演奏で感動させてくれました

ブルックナーの交響曲といえば壮大、荘厳というイメージから大編成オーケストラが当たり前。
そう思い込んでいました。ウィキペディアで調べてみて分かったのですが「第6番」以前のものは
ブラームスやチャイコフスキーらの交響曲とほぼ同規模の編成で書かれているのです。
管楽器群はフルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット3、
トロンボーン3、それにティンパニと言う編成。これは山響の管楽器セクションで十分対応可能な
人数なのです。但し録音セッション時の写真を見るとホルンは+1名の計5名で演奏しています。

山響の弦楽器セクションは10・8・6・6・4の編成で34名。ここでベートーヴェンの交響曲と比較
するのも変ですがパーヴォ・ヤルヴィ指揮 ドイツ・カンマーフィルがベートーヴェンの交響曲を
8・7・5・5・3の28名編成で演奏しているのを見ても山響がそれほど小規模なオケとは思えない。
ブルックナーの交響曲を演奏するに十分足りる編成を持っているのです。とは言っても壮大な
スケール感を植え込まれた現在人には好みが別れるところでもあると思います。

この初稿版には「ワーグナー」という副題が付けられておりワーグナー作品のモチーフが盛り
込まれ、「ワルキューレ」や「トリスタンとイゾルテ」などを彷彿とさせるところが面白いです。

最強音においても混濁のないクリアな音質で録音状態もかなり良いですね。
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ブルックナー第3番
ブルックナー:交響曲第3番(初稿)飯森範親&山形交響楽団

収録曲:ブルックナー交響曲第3番ニ短調『ワーグナー』(初稿・1873年版)
演奏:山形交響楽団
指揮:飯森範親
録音:2009年8月3-4日 山形テルサホールにてセッション収録
レーベル:YSO live(山形交響楽団の自主レーベル)
規格品番:OVCX-00054
発売日:2010年01月21日
フォーマット:SACDハイブリッド

【CD Journal ミニ・レビューーより転記】
前の第5番でも感じたことだが、山形交響楽団はブルックナー演奏を通じて成熟したオケへと成長を遂げつつある。地方オケでもこれだけブルックナーにシンパシーを感じさせる音色や歌わせ方、そして風情を生み出すオケはなかろう。アンサンブルも手堅く、アラもない。優しい感触の残る演奏だ。

【CD Journal ガイドコメントより転記】
山響自主レーベルのセッション録音で、第5番に続くブルックナー第2弾作品。本作では、多数のワーグナーの作品からの引用がみられる初版を使用。ブルックナーの当初の意図が明らかにされている。

【CD帯解説より転記】
山響自主制作レーベルYSOライブ、ブルックナー・セッションレコーディングは前作第5番に続く第3番1873年版(初稿)の登場です。タンホイザーの主題やトリスタン和音などの引用が多様に用いられ、ロマンに溢れる大作、「ワーグナー」という副題を表す意味が、この初稿では如実に理解できることでしょう。飯森&山響の緻密なアンサンブルとオルガン的なハーモニーに支えられたブルックナー・サウンドは、この初稿が持つ音楽の深遠さと同時に表れる壮大な精神性を描き、まさに蔵王山系パノラマ、精霊と自然のこだまとして響き渡らせます。


まいどおおきに
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ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ『熱情』/小林愛実

今日のCDは、今、世界中から注目を集めておられる15歳のピアニスト(2011年時)、小林愛実さんのセカンド・アルバムです。数々の賞の最年少記録を塗り替えた小林さん、幼少のころをYouTubeで見るとほんと凄いですね。お稽古事で弾いている体ではないですね、一人の立派な演奏者としての表現力に圧倒されました。

まさに今、高い頂に向かって歩んでいる過程にあり、そのエネルギーに満ちた瑞々しい演奏はとても魅力的でした。今後が楽しみな方です。
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小林愛実
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番『悲愴』、第23番『熱情』、シューマン:子供の情景

収録曲:
ベートーヴェン
1. ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13「悲愴」
2. ピアノ・ソナタ 第23番 へ短調 作品57「熱情」

シューマン
3. 子供の情景 作品15(全13曲)

演奏:小林愛実(ピアノ)
録音:2010年12月6日-9日 広島県三原市芸術文化センターにて収録
レーベル:WARNER MUSIC JAPAN
規格品番:TOCE-90184
発売日:2011年03月09日
フォーマット:HQCD

【CD Journal ミニ・レビューより転記】
“ショパンに貢献したピアニスト100人”に、最年少で選ばれた彼女。世界が注目する15歳の、セカンド・アルバムだ。隅々まで徹底的に考え抜き、そこに自己を投影していくピアニズムが、耳慣れた作品に新しい光を与える。その自己主張の強さが諸刃の剣にならないことを祈る。

【CD Journal ガイドコメントより転記】
豊かなニュアンスと音楽性、そしてメカニカルなテクニックを持ち合わせた95年生まれのピアニスト、小林愛実の2ndアルバム。デビュー作も本格的だったが、今回も「悲愴」「情熱」といった重量級の作品が並ぶ。話題の一枚だ。



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