モーツァルトホルン協奏曲全4曲

ホルン協奏曲

モーツァルト:ホルン協奏曲 第1番~第4番
演奏:ギュンター・ヘーグナー(ホルン)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カール・ベーム
録音:1978年11月~1980年4月 ウィーン、ムジークフェラインザールにて収録
レーベル:ドイツ グラモファン
規格品番:UCCG-5269
発売日:2012年5月9日
フォーマット:CD

オーケストラにウィーン・フィル、ホルンに首席ホルン奏者のギュンター・ヘーグナー、
そして指揮はカール・ベーム。

この協奏曲の魅力を引き出せる最も贅沢な組み合わせであると思う。

ヘーグナーの吹くウィンナ・ホルンの柔らかく深みのある響きとウィーン・フィルの美しさが
見事に融合している。

団員の誰もがお互いを知り尽くした家族的な暖かさをも感じる。
F管ホルンでは演奏困難な速いパッセージもヘーグナーはさらりとこなしており、
決して超絶技巧をひけらかしていない。

通常のホルンは大抵F管とB♭管のダブルホルンであり、B♭管の使用率が非常に高い。
それはF管のように管が長いと高音が外れやすくなるから。
それをヘーグナーはF管シングルで吹いている。
演奏者にもよりますが、中・高音域はほとんどB♭管で吹いています。
同じ音高でもF管とB♭管とでは音色はかなり異なってきます。

F管独特の美しい音色で奏でたこの1枚は、他の奏者ではほぼ聴けないと思います。

余談ですが、かってN響の首席ホルン奏者だった千葉馨さんはB♭シングルホルンを
使用しておられましたが、その音色、技巧ともに素晴らしいものでした。
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No title

こんにちは

凄いです!ホルンに随分お詳しいですね。ウィンナホルンの音色は好きですが、F管とかシングルとか私にはさっぱりです^^; モーツァルトのホルン協奏曲買うならこの一枚ということがよく分かりました^^

Re: kurt さん

kurtさん、こんにちは。
若い頃、吹奏楽団でホルンをやってまして。それで少しホルンのことは。でも、もうホルンから30年も離れてます。ちなみにこの演奏で使用されているウィンナホルンは日本のYAMAHA製なのです。ウィーン・フィルがYAMAHAと共同開発してYAMAHAに造らせたものです。YAMAHAはウィーン・フィルでホルン以外にもトランペットやオーボエなど供給してウィーン・フィルを支えているのです。すごいですね。まさに日本の誇りです。
http://jp.yamaha.com/products/musical-instruments/winds/history/since-1963/joint/

No title

ホルンは、柔らかく美しい音色が魅力的ですが、演奏がとても難しそう。
演奏者の緊張感が、そのまま音に出ることもありますね。

こんばんは

akifuyu102さま
sankichi1689です。相当な知識で敬服いたしました。自分はペーター・ダムのCDを持っているのですが、もし可能なら、いつか、記事で取り上げてください!個人的にダムのビブラートが気になってしょうがいないのです。。

Re: ト音記号さん

こんばんは。コメント、ありがとうございます。
今、久々の外食から帰ってきました。夏野菜天ぶっかけうどんを食べました。涼しげで美味しかったですよ。ホルンは難しい楽器で私はよくミスってました。でも意外に目立たないのか、指揮者に気付かれなかったですね。いや、言ってもムダと思われていたのかも知れないなぁ。(-_-)

Re: sankichi1689さん

こんばんは。何年前だったか忘れてしまいましたがペーター・ダムが来日した時に大阪のザ・シンフォニーホールでモーツァルトのホルン協奏曲 第1番~第4番を聴きました。一晩で全曲やっちゃいました。満席だったと思います。ペーター・ダムは「ビロードの様な音色と滑らかなビブラート」と評されることが多いのですが、その時の演奏もビブラートが目立っていた記憶があります。全曲を一晩でやる体力を温存するためか、事前にあまり吹き込んでいなかったようで、最初の曲はちょっと波に乗れてなかったですね。

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Author:akifuyu102
大阪府吹田市
クラシック音楽、好きやねん

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