浪速のバルトーク

大栗 裕(CDジャケット) 大栗 裕(CDジャケット日本語訳)
故朝比奈隆が全幅の信頼を寄せた"浪速のバルトーク"

作曲:大栗裕
(1)ヴァイオリン協奏曲
(2)大阪俗謡による幻想曲
(3)管弦楽のための神話-天の岩戸の物語による
(4)大阪のわらべうたによる狂詩曲

演奏:高木和弘(ヴァイオリン)
   大阪フィルハーモニー交響楽団
指揮:下野竜也
録音:2000年8月 大阪フィルハーモニー会館にて収録
レーベル:Naxos Classic
規格品番:8555321J
発売日:2002年4月25日
フォーマット:CD

今日も日本人演奏家のCDをご紹介します。
浪速のバルトークと呼ばれていたらしい大栗裕です。
吹奏楽ファンであれば誰もが知っている方ですよね。

このCD、発売は2002年と古いのですが、私はこのCDの存在を知りませんでした。
今日、たまたま買い物で行った茨木VIVREにある「ヴィレッジヴァンガード」に置いて
あったのです。大栗裕と言う名前は私も吹奏楽をしていたので知っていたのですが
演奏が大阪フィル、指揮が下野竜也さんと言うことで興味津々。即決したのです。



【CDジャケット帯解説より】
現代日本の優れた才能が、必ずしも東京から発信されるとは限りません。大阪フィルのホルン奏者を経て作曲家となった大栗裕は、故朝比奈隆の薫陶を得て、独自のカルチャーを誇る大阪の文化を音楽で描き出しました。
言葉の抑揚、濃密な味わいの生活思想、熱狂的な祝祭、バーバリズムに彩られたエネルギー……。それらが作用して生まれた作品は、「大阪発のバルトークまたはハチャトゥリアン」とでも呼びたくなる民族性を有して、聴き手に強く訴えかけてきます。期待の俊英・下野竜也の棒を得て、吹奏楽界ではスター作曲家である彼の音楽を再評価へと導く作品集です。

【CD Journal 試聴記コメント】
江戸っ子が“チャキチャキ”なら浪速っ子は“コテコテ”か。作品もオケもメイド・イン・オーサカのこの一枚は、そうした浪速のヴァイタリティにあふれている。朝比奈サウンドで慣れ親しんだこのオケが、見違えるようにパリッとした響きを聴かせてくれる。

【CD Journal ガイドコメント】
ナクソスの《日本作曲家選輯》第3弾。民俗的素材を活用した作風で“浪速のバルトーク”と呼ばれた大栗裕(1918~82)の代表作を収録。大栗の再評価を迫るとともに、新進指揮者下野のデビュー盤でもある注目の1枚。

【HMV レビュー】
「日本作曲家選輯」の最新盤は耳で聞く大阪、大栗裕の作品集。吹奏楽では超有名な「大阪俗謡」のオリジナル管弦楽版は故朝比奈隆が1956年にベルリンフィルで指揮し大成功を収めた作品です。モダニズムと民族的な香りを持つこれらの曲を聴けば実に親しみやすく人気の出る作曲家だということがわかっていただけるでしょう。下野竜也(2001年ブザンソン指揮者コンクール優勝)の本格的デビュー盤でもあります。


Amazonのカスタマーレビューでは評価が低い(☆3つ)ですが、私は☆5つです。
十二分に楽しめました。演奏も音質も良好です。
秋祭りのシーズンに聴くには打って付けの曲です。

Made in Hong Kongですが、親切な日本語訳の小冊子が付いておりました。

特に私はヴァイオリン協奏曲が気に入りました。浪花節あり、わらべ歌あり、第3楽章に至っては
阿波踊りのリズムで始まるのですよ。すっごく親近感が湧きました。ちなみに徳島と
大阪は古来、あらゆる面で交流が深く、「阿波踊り」の音楽も18世紀末、浪速で流行していたもの
を徳島の商人が地元に持ち帰って広めたとも伝えられています。

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大栗さんは

たしか、元はホルン奏者でしたよね。
akifuyu102さんとしては親近感があるのでは?
どうせならホルン協奏曲もつくってくれたら良かったですよね。

Re: 大栗さんは

sankichi1689さん、こんばんは。

はい。ホルン奏者としてN饗や大フィルで活躍していたそうです。
大栗さんのホルン協奏曲、ほんとに聴いて見たかったですね。
早くにお亡くなりになって、残念です。
でも大栗さんの曲はいつもホルンが大活躍ですから大満足です。(^^)

タイトルを見て「浪速のモーツァルト」かと一瞬ドキドキしました。

Re: わんわんわんさん 、おはようございます。

そうそう関西にはもう一人重要人物がおられましたよね。
「浪速のモーツァルト」ことキダ・タロー先生。また元気なお姿を拝見したいものです。
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akifuyu102

Author:akifuyu102
大阪府吹田市
クラシック音楽、好きやねん

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