チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲

神尾真由子

神尾真由子:チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
      プロコフィエフ ヴァイオリン協奏曲 第2番 ト短調 作品63

演奏:神尾真由子(ヴァイオリン)
   ハレ管弦楽団
指揮:トーマス・ザンゼルリンク
録音:2010年6月30日-7月2日 マンチェスター、BBCスタジオ7にて収録
レーベル:RCA Red Seal
規格品番:SICC-1415
発売日:2010年10月27日
フォーマット:CD

今回も日本人演奏家のCDをご紹介します。

メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲と並んでと日本人がこよなく愛する
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲です。
この曲でチャイコフスキー・コンクール第1位という快挙をなしとげ日本中が湧いたのも
ついこの間の様に感じる。CDジャケットの帯には「情熱の炎と化した神尾のヴァイオリンが、
聴く者の心を溶かしつくす」と添えられている。

聴き慣れた第1楽章なのだが、妙に新鮮だ。度胸の座った厚みのあるヴァイオリンの音色に
洗練された技巧。すぐさま引き込まれてしまった。第1楽章だけ聴いても十分な満足感だ。

中間楽章は相当思い入れがあるようでその美しさにうっとりとしてしまう。

第3楽章では軽快感を持って骨太な音が圧倒的な勢いで進んで行く。それにしても神尾の音は
良い意味で濃いのだ。私好みだ。

トラペットが刻むリズムが中々イケてる。良い音だ。
トーマス・ザンデルリンク指揮ハレ管弦楽団は初めて聴くオケだったがバランスも良く、好感が
持てた。録音も優秀。


【CD Journal ニュースより】
実力、人気ともにトップクラスのヴァイオリニスト、神尾真由子のニュー・アルバム『チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲』が10月27日にリリースされます。神尾が2007年6月、第13回国際チャイコフスキー・コンクールで、居並ぶ審査員と耳の肥えた聴衆を圧倒して優勝を飾ったのが、このチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲であり、世界各地のオーケストラとの共演でも取り上げている作品です。まさに神尾にとってのトレードマークと言えるでしょう。このたび、名門RCA Red Seal専属契約第3弾で、ついにその黄金のレパートリーの録音が実現! これこそ全音楽ファンが待ち望んだアルバムです。カップリングは、20世紀ロシアの大作曲家プロコフィエフの人気曲、ヴァイオリン協奏曲第2番。1935年にマドリッドで初演されたこの作品は、伝統的なロシア民謡を思わせる素朴なヴァイオリンの旋律が耳を捉える、第1楽章からして明快で聴きやすい作風が特徴です。神尾にとってもチャイコフスキーに匹敵する得意曲とのこと。
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こんばんは

「骨太な音」、「良い意味で濃い」・・・なるほど。
札響の定期でハチャトゥリアンのコンチェルトをやったときに
同じような印象をもちました。

余談ですが、美人さんですよね。。。

Re: こんばんは

sankichi1689さん、こんばんは。

ええ!!!神尾さんをライブで聴かれたのですか。良いなぁ。
うん、良い顔されてます。もうご自分のポリシーを明確に
持っておられる。CDジャケットからですがそんな印象を持ちました。
それにしても神尾さんの演奏、ブラボーです。

若い頃、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は好きだったけど、なんとなくチャイコフスキーのほうは苦手だったんです。
今では大好きになりましたが。
ロマンティックで広がりがあって、良いですね。
トーマスはクルト・ザンデルリンクのご子息のかたですね。音楽家の子供が同じ道を歩むケースも増えてきたような気もします。
濃い音はわたしも好きです。
音楽だけじゃなくコーヒーとかも。アメリカンはまず注文しません。
あ、話はずれてしまった、ごめんなさい(^_^;)

Re: 暗ヲ さん、こんばんは。

私がチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を好きになった切っ掛けは、何を隠そう、第1楽章でオケのヴァイオリンが第1主題を奏している時、バックで伴奏するトランペットの音に魅せられたからなんですよ。とんでもないところでこの曲の虜になったものですね(^^)。政治家の2世に比べると音楽家は魅力的な方が多いですね。そうですか。暗ヲさんも濃い音がお好きですか。(^^)

こんばんは!

神尾さんのCD入手されたんですね。(^^)

チャイコフスキーとメンデルスゾーンは日本では定番中の定番
ですね。
ベートーヴェンとブラームスが加われば、4カードですか。(^^)

神尾さん今年の7月にロシアのクルティシェフと結婚されましたよね。
おめでとうございます!

ところで、プロコフィエフの方は如何でしたか?

Re: こんばんは!

★赤影★さん、こんばんは。

>ベートーヴェンとブラームスが加われば、4カードですか。

上手いこと仰いますね(^^)。正にそうですね。
神尾さんと旦那さん、将来、大御所になるのが楽しみですね。

プロコフィエフのピアノ協奏曲のCDも入手しました。
1番と3番を聴きましたがどちらも面白いです。

1番は吹奏楽上がりの人なら多分好きになりそうなサウンドです(私)(^^)。
特に1楽章は最高!

3番はプロコフィエフのピアノ協奏曲について全く前知識のない私としては
かなり興味津々です。コミカルに聴こえる部分もあって実に楽しいですね。
じっくりとお付き合いしたい曲がまた増えました。(*^_^*)

これは多分にアレキサンドル・トラーゼのピアノとワレリー・ゲルギエフ指揮
キーロフ歌劇場管弦楽団の演奏があってこそかも知れません。録音も素晴らしい。
ご紹介ありがとうございました。

こんにちは!

こんにちは。(^^)
美しい神尾さんのCDはお楽しみですか?
先日のコメントでは失礼致しました。
プロコフィエフは?とお尋ねしましたのは
ヴァイオリン協奏曲の感想をお尋ねした積もりでした。
神尾さんのCDを入手されたのも、そちらが目当てだったと
理解しておりましたので。(^^)
はっきり書かずに失礼致しました。
要らぬお気遣いをさせてしまいました。
でもピアノ協奏曲の方も、お気に召して頂けたのなら
何よりでございます。

akifuyu102さんは、本当に周りに気を使われる
優しい方なのですね。
ありがとうございます。(感謝)

Re: こんにちは!

★赤影★さん、こんばんは。

そうですか、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲の方でしたか(*^_^*)。
ヴァイオリン協奏曲の方は正直、現在音楽的な感じに聴こえちゃって
私にはちょっと難しく感じました。聴き終えた後にメロディとか、オケの
良かった部分とかが残っていない(思い出せない)のです。(-_-;)
恥ずかしながらこれが正直な感想です。(*^_^*)

こんばんは

こんばんは。

神尾さん、芯の強そうな顔の女性ですね。演奏も情熱的で素晴らしそう。それにしても世界に通じる日本人のトップアーティストって印象的には女性ばかりですね。もちろん辻井さんみたいな男性もいるわけですが…。

Re: こんばんは

ばけぺんさん、こんばんは。

神尾さんの印象は私もばけぺんさんと同じで、芯の強さが第一印象でした。
演奏も仰るように情熱的ですね。しかも芳醇と言うか濃厚な感じがしました。
私の好みなんです(^^)。

グルーバルに活躍されておられる方は本当に女性が多いですね。指揮者では男性も
おられますが奏者となると、辻井伸行さん、舘野泉さん、今は指揮者だけどかっての
名オーボエ奏者の宮本文昭さんぐらいしか思い浮かばないですね。
プロフィール

akifuyu102

Author:akifuyu102
大阪府吹田市
クラシック音楽、好きやねん

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