パリは燃えているか

きょうはNHKの有名番組のテーマ曲をロシアの天才トランペッター
セルゲイ・ナカリャコフが金聖響指揮のオーケストラ・アンサンブル金沢と
共演したCDをご紹介します。 録音当時、ナカリャコフは26歳でした。

このCDの最大の魅力は何と言ってもナカリャコフの吹くフリューゲルホルンだと思います。
その繊細で憂いに満ちた音色で哀しく歌いかけられると目頭が熱くなって来ます。
哀しげだが優しく包んでくれる抱擁感がある。

フリューゲルホルン(Flugelhorn)で演奏しているのは1,2,5,6,7,9,10の7曲です。

トランペットは音色が柔らかく少しスモーキーな感じで、特に中低音域は本当に聴いていて
気持ちが良いんです。こんな優しいトランペットの音色で演奏される「パリは燃えているか」や
「その時歴史は動いた」では放送シーンを思い出し、いつもうるうるです。

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セルゲイ・ナカリャコフ
パリは燃えているか - J-テーマ・ベスト

【収録曲】
1.『あぐり』~Wonderful days(岩代太郎)
2.『にんげんドキュメント』~黄昏のワルツ(加古隆)
3.『映像の世紀』~パリは燃えているか(加古隆)
4.『その時歴史は動いた』~テーマ曲(谷川賢作)
5.『小さな旅』~テーマ曲(大野雄二)
6.『あすか』~風笛(大島ミチル)
7.『利家とまつ』~永久の愛(渡辺俊幸)
8.『日本 映像の20世紀』~テーマ曲(千住明)
9.『ほんまもん』~君を信じて(千住明)
10.『変革の世紀』~テーマ曲(坂本龍一)
11.『さくら』~SAKURA(小六禮次郎)
12.『大地の子』~テーマ曲(渡辺俊幸)

演奏:セルゲイ・ナカリャコフ(トランペット、フリューゲルホルン)
   オーケストラ・アンサンブル金沢
指揮:金 聖響
録音:2003年12月9日-11日 石川県立音楽堂コンサートホールにて収録
レーベル:avex-CLASSICS
規格品番:AVCL-25013
発売日:2004年6月23日
フォーマット:CD

【CD Journal レビューより転記】
トランペットといえば、勇壮で輝かしい楽器というイメージが強い。でもそんな我々の固定観念を軽々と打ち砕いてくれたのがナカリャコフだった。トランペットが優美で、深々と歌い込むことのできる楽器であることを教えてくれたのは、ナカリャコフにほかならない。そんな彼がNHKのテレビ番組の主題音楽を集めたアルバムを録音した。このアルバムの特徴として、まず、ナカリャコフが半数以上の曲でフリューゲルホルンを演奏していることがあげられる。トランペットよりも低い音域を奏でるこの楽器を使って、彼はまるで名バリトンのようにメロディを歌い上げる。もう一つの特徴は、作曲者の岩代太郎、大島ミチル、渡辺俊幸、千住明、小六禮次郎らが自ら、ナカリャコフのために編曲し直し、曲のなかに彼のソロを自然に織り込んでいるということである。そして金聖響&オーケストラ・アンサンブル金沢がクラシカルな彩りを添えて、聴き応えのある演奏に仕上げている。

【CD Journal ガイドコメントより転記】
10代で大ブレイクしたトランペット奏者、ナカリャコフの久しぶりの録音は、NHKの番組のテーマ音楽集。すべてナカリャコフのために作曲家自身がアレンジしたもので、ファン必聴のアルバム。

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パリは燃えているか…昔のアラン・ドロンとかが出た外国映画のサントラかと思っちゃいました(^_^;)
残念ながらわたしの知っている曲はひとつもないようですが(NHKみないからなー)、現在大活躍しているバリバリの作曲家の作品が網羅されてる感じですね。

Re: 暗ヲさん、こんばんは。

こんばんは、いつもコメントありがとうございます。
10年前の録音ですが、確かに現在でも作曲家としてバリバリに活躍されている方々ですね。NHKの番組テーマ曲は良いものが多いと思います。久々に聴いた私の愛聴盤でした。(^^)

No title

ナカリャコフの使うフリューゲルは、
コルトワの4本ピストン(通常は3本)のもので、
普通は出ない低い音域が出るのが特徴なのですよ。

このCDに収録されているグリエールも名演ですよ♪

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%B3-%EF%BD%9E%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%81%AE%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88-%E3%83%8A%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%A3%E3%82%B3%E3%83%95-%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%B2%E3%82%A4/dp/B00005MIPU

おはようございます

ナカリャコフさんのフリューゲルホルンは
実演に接したことがあります。素敵ですよね!

曲では加古隆さんもいいけど、
千住明さんの「日本 映像の20世紀」。
私はこちらで、うるうるきます。

Re: 高さん、こんにちは。

4本ピストンのコルトワはナカリャコフの為に特別に開発されたモデル(AC156R)だったのですね。そんな楽器で演奏しているとは全く知りませんでした。写真を見たら、おおっ!!確かに4番ピストンに長い抜差管が付いている(^^)

グリエールのホルン協奏曲をフリューゲルで吹いていたのですね。興味津々です。このCD、いまでは入手困難ですね。アマゾンの中古品でやっと注文出来ました。(^^)

Re: おはようございます

sankichi1689さん、おはようございます。(^^)

生演奏を聴かれたのですか。ワォー、さぞや感動されたのでしょうね。

千住明さんの「日本 映像の20世紀」、私も大好きです。!!ナカリャコフさんが奏でる短調系のメロディは本当に素敵ですよね。
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akifuyu102

Author:akifuyu102
大阪府吹田市
クラシック音楽、好きやねん

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