サン=サーンス ヴァイオリン協奏曲 第3番

今日のCDは「題名のない音楽会」でもお馴染の大谷康子さんのヴァイオリンです。
ブルッフとサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲を気心の知れた東京交響楽団と
共演したライヴ録音です。

大谷康子さんは、現在、東京交響楽団のソロ・コンサートマスターを務めながら
弦楽四重奏団「クワトロ・ピアチェーリ」の第1ヴァイオリン、東京音楽大学教授、
日本交響振興財団理事、更にはコンサートの合間に病院や施設でのボランティア演奏も
精力的に行っておられます。

今日はサン=サーンスを聴いての感想ですが、大谷さんの演奏は、明快で力強く、
艶っぽい密度感のある音色にはワクワクさせられました。
第2楽章終盤ではクラリネットとの掛け合いで、高度なフラジオレットを音程、
音色ともに見事に奏しておられ、可愛い見た目以上に超絶技巧の持ち主であることを
認識した次第です。第3楽章は技巧と魅力的な旋律が目白押しの楽章ですが
大谷さんは繊細さと大胆さの上にそれを実に見事に美しく弾ききっています。

テレビの「題名のない音楽会」で持っていた印象以上の方でした。
他のCDも是非聴いて見たいと思います。

※フラジオレット:ハーモニクス。弦を指板にまで押さえつけず軽く触れる程度で弾くと、
触れた箇所を節とする倍音だけが鳴る。それによって笛の音色のような高音を出す奏法。
[ウィキペディアより抜粋転記]
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大谷康子
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 & サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲 第3番

【収録曲】
1.ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 作品26
2.サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲 第3番 ロ短調 作品61

演奏:大谷康子(ヴァイオリン)
   東京交響楽団
指揮:広上淳一(1)、大友直人(2)
録音:2010年09月19日 ミューザ川崎(ライヴ)にて収録
   2009年10月25日 サントリーホール(ライヴ)にて収録
レーベル:キングレコード
規格品番:KICC-997
発売日:2012年04月25日
フォーマット:CD


まいどおおきに
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サン=サーンスの3番とブルッフの1番の組み合わせが粋ですねえ。
どちらも美メロでヴァイオリンを聴く楽しさに浸れますね(^O^)
サン=サーンスは比較的マイナーな1番もなかなか素敵な曲で好きなのですが、こちらは録音が少ないのが残念です。

Re: 暗ヲ さん、こんばんは。

こんばんは。(^^) コメントありがとうございます。

全く同感です、この2曲からはヴァイオリンに対する興味を大いにかきたてられます。
サン=サーンスのは本当に素敵な曲ですね。今回の大谷さんの演奏でかなり刺激を受けました。
こうなると1番も聴いて見たくなりますね。(^^)

大谷康子さん

こんばんは!
この大谷さんのアルバムは聞いてみたいと思っていたものです。
大谷さんのグァルネリを引っさげて颯爽と演奏する姿、今でも艶やか
ですね。(^^)

曲目も良いので、夏のボーナスで買います。(^^)

Re: 大谷康子さん

★赤影★さん、こんばんは。(^^)

ボーナスが出たら是非お楽しみ下さいね。^^♪

私はサン=サーンスの協奏曲も大谷さんのソロもこのCDで初めて知りました。
ほんとに颯爽と演奏する姿が見えるようです。終演後の拍手と歓声が名演奏を
証明していると思います。日本人でこの曲を録音されたのは大谷さんが初めて
かも知れないとCDブックレットに書かれておりました。

水を差すようですみません(^_^;)
念のためというかご参考までに。
サン=サーンス3番は清水高師さんとか千住真理子さんが既に録音されてます。

Re: 暗ヲ さん、ありがとうございます。

おお!!調べて見たらお二人とも'90年に清水高師さんがロンドン交響楽団とそして千住真理子さんがロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団と共演しておられました。正しい事がわかり大変うれしいです。情報ありがとうございました。(^^)
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