ブラームス : ドイツ・レクイエム

ブラームスの合唱と管弦楽のための大傑作といわれる「ドイツ・レクイエム」
死の悲劇に直面した人間の心情を、ドイツ語の歌詞を用いてロマン主義的に描いた
傑作として知られています。いわゆる教会の典礼用の音楽としてではなく、完全に
演奏会用の音楽として構築され、ブラームスが敬愛する作曲家シューマンの追悼の
ために書かれたといわれています。

演奏はパーヴォ・ヤルヴィの指揮でフランクフルト放送交響楽団にスウェーデン放送合唱団、
ソリストにナタリー・デセイ(ソプラノ)とリュドヴィク・テジエ(バリトン)を迎えた豪華な
顔ぶれ。

フランクフルト放送交響楽団の創設80周年記念コンサートでのライブ録音で、当地の各紙で
絶賛されたとのこと。

オケもコーラスも音質が非常にクリアで透明感に満ち溢れています。
特に第3楽章におけるバリトンのリュドヴィク・デジエの歌唱は凄く良い。
演奏時間は全曲で72分と長いのですが、その労をねぎらうに余りある演奏。

パーヴォ・ヤルヴィの演奏は何を聴いても明瞭で透明度が抜群の潔い演奏だ。
聴衆の「泣きどころ」を良く心得ている演奏と言えるのかも知れない。
---------------------------------------------------------------------------
ドイツ・レクイエム
ブラームス : ドイツ・レクイエム 作品45/パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト交響楽団

【収録曲】
1. 第1楽章:悲しんでいる人たちは幸いである(かなり緩やかに、表情をもって)
2. 第2楽章:人はみな草のごとく(緩やかに、行進曲風に)
3. 第3楽章:主よ、わが終わりと(アンダンテ・モデラート)
4. 第4楽章:万軍の主よ、あなたのすまいはいかに(適度の感動をもって)
5. 第5楽章:このように、あなたがたにも今は不安がある(緩やかに)
6. 第6楽章:この地上には、永遠の都はない(アンダンテ)
7. 第7楽章:今から後、主にあって死ぬ死人は幸いである(荘重に)

演奏:フランクフルト交響楽団、スウェーデン放送合唱団
   ナタリー・デセイ(ソプラノ)
   リュドヴィク・テジエ(バリトン)
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
録音:2009年10月 ライヴ収録
レーベル:Emi Virgin
規格品番:TOCE-90187
発売日:2011年04月13日
フォーマット:HQCD

【CD Journal ミニ・レビューより転記】
アーノンクール、ラトルと個性的な新録音が続いた“ブラレク”に、パーヴォ・ヤルヴィがさらなるアプローチで挑んだ意欲的&魅力的なディスクの登場。前作マーラー「復活」における成功の余韻を引くようなオケとデセイに、切れのよい合唱とバリトンのテジエが加わり、ブラームスらしい深みと色彩感が現出。

【CD Journal ガイドコメントより転記】
ヤルヴィの珍しい宗教曲の大作。主席指揮者を務めるフランクフルト放送so.に、歌姫ナタリー・デセイらを迎えた布陣による演奏は豪華絢爛。ブラームスの“生者のためのレクイエム”を見事に表現し、ヤルヴィの新たな魅力をみせつけた注目の一枚だ。


まいどおおきに
ほなさいなら(^^)
にほんブログ村 クラシックブログ クラシックCD鑑賞へ
にほんブログ村
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

興味深いですね

akifuyu102さん、こんばんは
ヤルヴィは王道の曲をたくさん録音して勢いがますばかりですね。
ライヴ録音とのことですが、なかなか完成度が高そうな感じで興味をそそられます。ヤルヴィもakifuyu102さんのお気に入りですねっ。

Re: 興味深いですね

こんばんは。コメントありがとうございます。

コーラスがうたう歌詞の意味はわからずとも心洗われるような
綺麗な響きには癒されるものがあります。

ヤルヴィの持ち味は明快さと一貫性のある流れを大切にする
音楽づくりだと感じています。その辺りがとても気に入っています。
プロフィール

akifuyu102

Author:akifuyu102
大阪府吹田市
クラシック音楽、好きやねん

最新記事
お気に入り(50音順)リンク集
カテゴリ
本 (7)
検索フォーム
バックナンバー