ブラームス:交響曲第1番/金聖響&オーケストラ・アンサンブル金沢

この交響曲第1番はブラームスがベートーヴェンを越えようとして21年間必死にもがき苦しみ熟慮に熟慮を重ね技巧の限りを尽くした作品と言われている。
作品の完成までの苦労を知らずとも美しい旋律とオーケストラの響きにはいつも感動する。

金聖響/OEKの本曲に対する演奏は真摯な姿勢が貫かれとても好感が待てました。また、小編成オーケストラの緊密なアンサンブルと透明感はむしろこのオケの強みと言えるでしょう。第4楽章のクライマックスのコーダは凄い推進力。終わるやいなや思わず「ブラボー」と発してしまうほど、久々の興奮でした。

このCDは2008年12月03日にベートーヴェンの交響曲第7番との2枚組で再発売されています。
そちらの方がHQCDとしての再発売で音質が良くなっていると思われます。
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ブラームス第1番
ブラームス:交響曲第1番、金聖響/オーケストラ・アンサンブル金沢

収録曲:ブラームス 交響曲 第1番 ハ短調 作品68
演奏:オーケストラ・アンサンブル金沢
指揮:金聖響
録音:2007年4月19-21日、石川県立音楽堂コンサート・ホールにて収録
レーベル:Avex Classics
規格品番:AVCL-25180(AVCL-25383/4)
発売日:2007年11月21日(2008年12月03日)
フォーマット:CD(HQCD)

【CD Journal ミニ・レビューより転記】
小編成オケ、古楽奏法によるブラームス。響きの量感が作る時間のたゆたいや情感の広がりの替わりに、リズムや音の動きの形の変化、厚みに埋もれていた響きの表情や楽器間の関係が明快に浮かび上がる。この曲にこんなにも“音”が! 斬新なアプローチである。

【CD Journal ガイドコメントより転記】
金聖響、OEKのエイベックスからの3枚目で、交響曲ではベートーヴェンに続くもの。古楽奏法を取り入れつつも、ロマンティシズムとの整合性を図っている。金ならではの躍動感に富んだブラームスだ。


まいどおおきに
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こんばんは。

akifuyu102さん、こんばんは。

ブラームスの交響曲第1番、良い曲ですよねえ。改めて考えてみると一つの曲を作曲するのに20年以上かかったというのは凄い話です。そこまで時間かけてしまうとつまらない曲になってしまいそうですが、素晴らしい曲に仕上げるのだからますます凄い。

私はこの曲、深々とじっくり演奏するのも嫌いではないのですが、やっぱり最後のコーダで燃え上がる演奏が好きなので、記事を拝見してかなり興味が湧きました。一度聴いてみたいです。

Re: こんばんは。

ばけぺんさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

私の場合、ヘッドフォンで鑑賞しているのでオケのスケール感は然程気にはなりませんが
スピーカで聴く場合は体感も加わるので、時たま感じる室内楽的な響きが物足りなさを
感じさせるかも知れませんね。出来れば購入前に図書館で借りてみてはどうでしょう。
ただ、フィナーレは本当に圧巻です。(^^)

このCD何度も聴きました!

akifuyu102さん、こんにちは。
いつも楽しく読ませていただいております。
ブラームスの第一番を無数の名盤の中から聖響OEKが選ばれて、とても嬉しく思います。
というのも、このCDに大変お世話になったからです。
「第九の真似」と言われたそうですが、「ベートーベンへの挑戦状」だと私は思います。
ありがとうございました。

Re: このCD何度も聴きました!

ヴァイツゼッカーさん、こんばんは。コメントありがとうございました。

時々、テレビで拝見する聖響さんを見て、その素敵なお人柄に好感を抱いておりました。ご贔屓にしているせいか、弊ブログへの登場回数も増えてきました(^^)

小編成オケのOEKゆえ、ブラームスは当初あまり期待しておりませんでした。ところがどうでしょう、聴き始めるといつの間にか無心に聴き入っておりました。聖響さんもOEKもほんと凄いオケですね。
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Author:akifuyu102
大阪府吹田市
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