ドヴォルザーク:交響曲第8番/スイトナー&NHK交響楽団

ドヴォルザークの第8番は41年前の録音だがとてもリアルで臨場感の味わえる良い録音だ。
世界一流の指揮者を次々と招聘して、日本を代表するオーケストラへの階段を着実に登り、
実力を備えてきた頃のエネルギッシュなN響が聴ける。
今はなきホルンの名手、千葉馨さんも絶頂期にあり、誠に素晴らしい演奏を聴かせてくれる。
そして何より素晴らしいと感じたのは弦楽の美しさだ。ひょっとすると現在より良い演奏を
しているかも知れない。

ブラームス交響曲第3番の方はおそらくこのYouTubeで公開されている時のもの。
コンサートマスターの堀正文さんもお若い。管楽器にも懐かしい面々が。
スイトナーさんはこの翌年、ご病気のため指揮活動を引退されています。
指揮活動最晩年の歴史に残る名演となった。


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スイトナー
スイトナー&NHK交響楽団

収録曲:
1. ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調 Op.88
2. ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90

演奏:NHK交響楽団
指揮:オトマール・スイトナー
録音:1973年01月30日(1)大阪厚生年金会館にてライヴ録音
録音:1989年11月16日(2)NHKホールにてライヴ録音
レーベル:キングレコード
規格品番: KICC-3080
発売日:2010年05月26日
フォーマット:CD

【CD Journal ミニ・レビューより転記】
ドヴォルザークはまさにライヴならではの大熱演。ブラームスは反対に、恰幅の良い落ち着きがあり、ことに後半の楽章は黄昏と哀切の色が濃い。ちなみに後者はスウィトナーとN響の最後期の共演。虚飾なく誠実な音楽を聴かせてくれる良い指揮者だった。

【CD Journal ガイドコメントより転記】
スウィトナー追悼企画シリーズの第6弾。ドヴォルザークは、全集も完成させているスウィトナーの得意の演目で、全盛期の録音。ブラームスの第3番は、N響のコンマス・堀正文がもっとも印象深い演奏のひとつとも語る、引退生活に入る前年の録音だ。

【CD帯解説より転記】
N響関係者より「もっとも印象深い演奏のひとつ」として語られ、NHK教育テレビ『N響アワー~名誉指揮者スウィトナーをしのぶ』で放送されたのがこの1989年の「ブラ3」。翌年は病気のため引退生活に入ってしまっただけに、日本のファンへの「白鳥の歌」ともいえる感慨深い美演となった。カプリングの「ドヴォ8」もスウィトナーの十八番。溌剌として躍動感みなぎる快演。

まいどおおきに
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3楽章

こんにちは。

スイトナーのドヴォルザークの第8番ですが、N饗を指揮した録音があるとは知りませんでした。

それから今日の記事を読んで思い出しましたが、スイトナーがベルリン・シュターツカペレかドレスデン・シュターツカペレのどちらかを指揮した録音を聞いたことがあります。
第3楽章が絶品の演奏でした。特に最初のヴァイオリンの歌わせ方は最高でした。

これを書いていたら、そのCDが欲しくなりました(笑)

Re: 3楽章

よんちゃんさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

N響も歴史がありますから良い演奏が沢山ありそうですね。
吹田市の図書館データベースを検索しましたところ「シュターツカペレ・ベルリン」との
録音CDが見つかりました。こちらの演奏も是非聴いてみようと思い、早速予約しました。(^^)

良い演奏ですねえ。

akifuyu102さん、こんにちは。

今、ホテルでPCつないでyou tubeの演奏がようやく聴けました。いやあ、これは良い演奏ですねえ。なんとも哀愁漂っていて、しかもライブだけあって全体に音に力があります。

仰るように弦が素晴らしいです。

Re: 良い演奏ですねえ。

ばけぺんさん、こんにちは。

海外出張お疲れ様です。
ワルシャワよりコメントありがとうございます。(^^)

73年録音のドヴォルザーク8番に比べて、89年録音のブラームスの3番は
スイトナーさんの指導によって更に洗練されたように感じます。
この頃のN響は良いですねぇ。
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Author:akifuyu102
大阪府吹田市
クラシック音楽、好きやねん

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