ブルックナー:交響曲第4番 ケント・ナガノ&バイエルン国立管

今日はブルックナーの交響曲第4番です。
よく使用されている第2稿ではなく、珍しい第1稿による演奏。
つまりブルックナーが最初にこの曲を構想した楽譜で演奏しているのです。

有名なモチーフは同じでも通常よく聴く4番とはかなり違う曲想。
聴き終えてから、近いうちに第2稿を聴いてお口(耳)直しをしたいと言う気持ちになった。

しかし、バイエルン国立管の美しい響きと各楽器が鮮明に聴こえる素晴らしい録音のCDである。
SACDハイブリッド盤の通常のCD層しか聴いていないが、音響的に素晴らしいサウンドに
出会うとそれだけで十分に感動する。このCDはまさにそれ。
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ロマンティック
ブルックナー:
交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』(1874年第1稿) ナガノ&バイエルン国立管弦楽団

収録曲:ブルックナー交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(1874年第1稿)
演 奏:バイエルン国立管弦楽団
指 揮:ケント・ナガノ
録音:2007年9月19日 ミュンヘンにて録音
レーベル:Sony Classical
規格品番:SICC-10078
発売日:2009年4月22日
フォーマット:SACDハイブリッド

【TSUTAYAオンラインショッピング商品説明より転記】
ふだん我々が馴染んでいる版(第2稿)ではなく、作曲者の生々しい原初的な発想を記した第1稿による演奏。しかもこの相違は、細部を変更したり、より適切で効果的にしたりというレベルのものではなく、やや誇張して言えば、ほとんど別の作品の様相すら帯びたものなのだ。第3楽章は第2稿とはまったく別の音楽だし、終楽章も大部分が違う。第2稿との違いが比較的少ないのは前半の第1と第2楽章か。という次第だが、あえてこの両版を比較してみると、もちろん洗練度や完成度では第2稿の方が勝る。しかし異形のワイルドさや爆発的な音楽のエネルギーでは初稿の方が面白い。さてナガノの演奏はとにかく美しい。十分に豊麗さや力強さを保ちながらも、繊細さや解像度の高さをも両立させるといった、まるで離れ業のような手腕を見せてくれる。しかもドイツのオケを相手に。こうした響きの感触を持つブルックナーの演奏は珍しいが、それもナガノの耳とセンスの良さゆえ。そこが新鮮である。


まいどおおきに
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4番の初稿

akifuyu102さん、こんばんは。

僕は4番の初稿をインバルの演奏で聴いて以来、しばらくインバル/フランクフルト放送響の演奏をまったく聴かなくなりました。そのくらい、良さが分からなかったです。といっても、ずっと前の話ですが。

それ以来、初稿は聞いていないのですが、ナガノさんの演奏はなかなか良さそうですねえ。久しぶりに初稿も聴いてみようかなあと思いました。

Re: 4番の初稿

ばけぺんさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

ケント・ナガノとバイエルン国立管の演奏は響きが本当に美しいです。
この第1稿の初演をもしもナガノが行っていたら、第1稿の評価はもっと
高いものになっていたのではないかとも思いました。
それでもやっぱり私は第2稿で聴き直してみたいと言う欲求に駆られました(^^)
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Author:akifuyu102
大阪府吹田市
クラシック音楽、好きやねん

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