ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」全曲(1910年原典版)

ストラヴィンスキーがコンサート用に編集した「組曲」は、てっとり早く、
聴きどころが楽しめて中々良いのですが、今回は「全曲」版を聴いてみることに。

この全曲版CDでは演奏時間が約47分あり、「組曲」版の倍以上もあります。
前半部分では音量が小さくて少々退屈で長く感じました。が、しかし、
ボリュームを大きくして聞き直してみるとイメージがだいぶ変わりました。
良さが徐々にわかってきました。低音域の不気味さが何とも面白い。
全曲版は編成が大きくなる分(4管編成)響きも増し、色彩効果もかなりのものです。

出会いの度に感心するのはデュトワ/モントリオール響の透明度の高い美しい響き。
このCDでも個々の楽器の動きがとても鮮明で音色の美しさは正に極上。
特に管楽器の活躍は素晴らしい。
最強音でここまで高い透明度を維持できるオケは数少ないのではないだろうか。
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火の鳥
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」全曲(1910年原典版)、
          幻想的スケルツォ、幻想曲≪花火≫


収録曲:ストラヴィンスキー
    1. バレエ音楽「火の鳥」全曲
    2. 幻想的スケルツォ 作品3
    3. 幻想曲《花火》作品4

演奏:モントリオール交響楽団
指揮:シャルル・デュトワ
録音:1984年10月 モントリオール、聖ユスターシュ教会にて収録
レーベル:Decca(ユニバーサル ミュージック)
規格品番:UCCD-5112
発売日:2010年10月6日
フォーマット:CD


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1910年版

akifuyu102さん、こんばんは。
私、この曲との出会いは全曲版からなのです。生でも岩城宏之さんが亡くなる1年前に札響に客演して、この版でやってくれました。聴きごたえたっぷりでいいですよね~

Re: 1910年版

sankichi1689さん、こんばんは。

火の鳥とは全曲版からのお付き合いですか、良いですね~。
私も聴き込んで行くうちに全曲版がとても面白くなって来ました。
低音弦のうごめくような不気味さ、独特のリズム感、躍動感が堪りません。
いやぁ~ストラヴィンスキー、中々嵌まります(^^) コメントありがとうございました。

こんばんは。

akifuyu102さん、こんばんは。

僕も最初の「火の鳥」は全曲版でした。70年代に録音されたブーレーズ/NYPの演奏です。その次がドラティ/デトロイト響だったと思います。なので今でも全曲版の方が好きです。

デュトワ/モントリオールは聴いたことがありませんが、すごく良さそうですね!春の祭典とペトルーシュカはなかなか良かったです。

Re: ばけぺんさん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

ばけぺんさんは全曲派でしたよね。特にバレエ音楽は完璧に。演奏時間が長くなってもバレエ音楽は全曲盤が良いですね。徐々に良さが分かってきたような気がしています。
私は昔、LP盤でカルロ・マリア・ジュリーニ / CSOで聴いていました。「火の鳥」と「ペトルーシュカ」のカップリング盤でした。かなり良かったと記憶しています。

デュトワ / モントリオール響の「春の祭典」も是非聴いてみたいです。タワレコで早速注文しちゃいました(^^)
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