ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番 『クロイツェル』

ベートーヴェン自身のつけた題は『ほとんど協奏曲のように、相競って演奏される
ヴァイオリン助奏つきのピアノ・ソナタ』である。ベートーヴェン以前の古典派の
ヴァイオリン・ソナタは、あくまでも「ヴァイオリン助奏つきのピアノソナタ」であり、
ピアノが主である曲が多いが、この曲はベートーヴェン自身がつけた題の通り、
ヴァイオリンとピアノが対等であることが特徴的である。技術的にも高度なテクニック
が要求される。(以上、ウィキペディアより転記)

ベートーヴェンはそれまでのヴァイオリン・ソナタではヴァイオリンがピアノを補助する
程度の役割であったものを、2つの楽器を対等に渡りあう曲にしました。まさにピアノと
ヴァイオリンの二重奏的な感じがします。いや、もっと協奏曲的スケール感と言うべきかも。

庄司さんのヴァイオリンはとても艶やかな音色。その上にハギレの良いリズム感と
立ち上がりの鋭さで躍動感を見事に描き出しています。

躍動的でダイナミックな音楽を紡ぎだせたのはカシオーリの貢献度が非常に大きいと。
カシオーリは自らも光を放ちながら、ヴァイオリンを引き立てる本分を決して忘れていない。
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庄司紗矢香_3
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番、第9番『クロイツェル』/ 庄司紗矢香

収 録 曲:
1. ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 作品12の2
2. ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 作品47『クロイツェル』

演  奏:庄司紗矢香(ヴァイオリン)、ジャンルカ・カシオーリ(ピアノ)
録  音:2009年12月 ベルリンにて収録
レーベル:Deutsche Grammophon(ユニバーサル ミュージック)
規格品番:UCCG-1511
発 売 日:2010年10月20日
フォーマット:CD



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こんばんは

私もこのディスクは持っています。少し神経質な感じの庄司さんに対して、堂々と恰幅の良いカシオーリさんが包み込むような演奏だと感じております^^/

Re: こんばんは


sankichi1689さん、コメントありがとうございます。

カシオーリさんはピアノの音も綺麗で、ヴァイオリンと良く調和した演奏を心がけていますね。
最初に聴いた時はピアノの美しさに驚きました。この方の支えあっての名演ですね。

名曲をありがとうございます。

akifuyu102さん、こんばんは。
この曲はヴァイオリン生活の出発点で、めざす頂点であります。
かのアインシュタインが来日した際にこの曲を披露したと伝え聞いております。
名曲をありがとうございました!

Re: 名曲をありがとうございます。


ヴァイツゼッカーさん、こんばんは。

科学者であるアインシュタインが音楽好きとは知っていましたが『クロイツェル』が弾きこなせるほどの腕前とは知りませんでした。天は二物を与えるのですね(^^)
『クロイツェル』はヴァイツゼッカーさんにとって、ターニングポイントであり到達目標でもある訳ですね、大切な曲なのですね。コメントありがとうございました。
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クラシック音楽、好きやねん

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