シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ / リズ・ベルトー(Vla)

アルペジョーネはチェロをひと回り小さくした大きさの6弦の弦楽器で、
弓を使って演奏しますがチェロと違いギターのようにフレットが付いていました。

シューベルトはアルペジョーネのために1824年にこの曲を作曲しましたが、この曲がシューベルト
の死後40年以上経ってから出版された頃(1871年)には、既にアルペジョーネは愛好家もなく、
普及せずに忘れ去られた楽器になっていました。

現在では楽器が復元されて演奏できる奏者もいるようですが、ヴィオラやチェロで演奏される
ことが主流になっています。弦が4本のチェロやヴィオラでは弦が2本足りないので、演奏は
難しいようです。

今日はフランスの若手実力派の二人の演奏で聴いてみました。

ビオラのリズ・ベルトー、冒頭から心に沁みる旋律を柔らかな音色で奏でています。
ぐいぐい惹き込まれてしまいます。感傷に流されず、淡々と演奏しているようでいて、
繊細で研ぎ澄まされた音色には、返って切なさが胸に迫ってきます。

ピアノのアダム・ラルーム、極めて美しい音粒は優しさに溢れています。
ビオラの音色を優しく包み込む深くて上品な包容力が凄い。
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ビオラのリズ・ベルトー
Schumann / Schubert / Brahms

収 録 曲:
     1. シューマン:おとぎの絵本 op.113
     2. シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
     3. ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調 op.120-2

演  奏:リズ・ベルトー(ヴィオラ)、アダム・ラルーム(ピアノ)
録  音:2013年7月、スランス、サン=ピエール教会にて収録
レーベル:Aparte
規格品番:AP069
発 売 日:2014年2月6日
フォーマット:CD(輸入盤)

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こんばんは

ホントいい曲ですよね。映画にも使われていましたね。ロマンあふれる曲でシューベルトの良さ極まった感があります^^/

Re: こんばんは

sankichi1689さん、こんばんは。コメントありがとうございます。

実はこの曲、12月14日のNHKクラシック音楽館の
コンサート・プラスで聴いたのが初めてだったのです。
本当に美しく切ない素敵な旋律ですね。

札幌は爆弾低気圧の影響で大変だったでしょう。
例年になく寒さ厳しい12月になっていますね。どうぞ、お気を付けください。

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大阪府吹田市
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