ナチュラルホルンの第一人者ローウェル・グレア

今日は満月を撮影したかったのですが、厚い雲に阻まれてしまいました。

気を取り直して聴いた音楽はナチュラルホルンの第一人者ローウェル・グレアが演奏する
モーツァルトのホルン協奏曲です。
恐るべき演奏です。この演奏を神業と言わずして何と言うのでしょう。申し分なしの名演です。
モダンでは決して出せないナチュラル・ホルンの醍醐味が堪能出来ました。

ナチュラル・ホルンは自然倍音しか出せない楽器ですが、朝顔部分に入れた右手の操作(ハンド・
ストップ奏法)や息の量やスピード、唇の緊張度合いなどを駆使しながら自然倍音以外の音を出す
ことが可能なのです。しかし、可能と言っても出てくる音色はミュートを付けたような音で、音量
も小さく、遠くで響いている様な感じになりますし、正しい音程を維持することも難しいのです。

ローウェル・グレアはそれらを克服して実に高い音楽性を持って演奏しています。
何と優雅なモーツァルトなのでしょう。

ニコラス・マギーガン率いる古楽器アンサンブルのフィルハーモニア・バロック・オーケストラも
いつもながらセンス抜群のサポートです。

------------------------------------【ディスクデータ】------------------------------------------

クレア

残念ながら「輸入盤(HCX3957012)」も「国内仕様盤(KDC7010)宇野功芳氏の演奏解説付き」も
廃盤です。是非、復活してほしいものです。


収 録 曲:モーツァルト
     1. ロンド 変ホ長調 K.371
     2. ホルン協奏曲 第1番 ニ長調 K.412
     3. ホルン協奏曲 第2番 変ホ長調 K.417
     4. ロンド ニ長調 K.514
     5. ホルン協奏曲 第3番 変ホ長調K.447
     6. ホルン協奏曲 第4番 変ホ長調K.495

演  奏:ローウェル・グレア(ホルン)、フィルハーモニア・バロック・オーケストラ
指  揮:ニコラス・マギーガン
録  音:1988年3月 サンフランシスコ、ローマ・マウンテン・カレッジ礼拝堂にて収録
レーベル:Harmonia Mundi
規格品番:HCX3957012
発 売 日:2001年3月15日
フォーマット:CD

国内仕様盤品番:KDC7010 (King International) 2008年11月21日発売



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