交響曲ヤマト2009を聴いて

ヤマト2009

『交響曲ヤマト2009』のCDをご紹介します。
2009年12月公開の映画『宇宙戦艦ヤマト復活篇』の公開に合わせてリリースされた羽田健太郎が遺した唯一の交響曲「交響曲ヤマト」を収録したアルバムです。

大友直人の指揮で、演奏は日フィル、ピアノ横山幸雄、ヴァイオリン 大谷康子、スキャットは小林沙羅となっています 。

今週、図書館でこのCDを借りたのですが、私はてっきり、宮川泰作曲の交響組曲「宇宙戦艦ヤマト」を借りたものと思い込んでおりました。聴き始めてから、その違いに気付き、CDジャケットを見ると作曲は羽田健太郎。恥ずかしながら羽田健太郎の宇宙戦艦ヤマトがあるなんて全く知らなかった。

聴いて見ると、なかなか良い。いや、かなり良い。途中、ブルックナー風、バーンスタイン風(ウェスト・サイド物語)、すぎやまこういち風(ドラゴンクエスト)な香りが垣間見えるが、全体を通せば羽田健太郎の紛れもないオリジナルだ。高貴な香りする素晴らしい管弦楽曲だと感動しました。第三楽章では、なぜか泣けてきました。この曲に出会えたことに感謝します。


以下、CDブックレットより抜粋。

曲名         :交響曲ヤマト2009
作曲         :羽田健太郎
テーマモチーフ    :宮川 泰
音楽監督・指揮    :大友直人
演奏         :日本フィルハーモニー交響楽団
ピアノ・ソリスト   :横山幸雄
ヴァイオリン・ソリスト:大谷康子
スキャット      :小林沙羅
製作総指揮      :西崎義展
録音場所       :杉並公会堂
CD発売日      :2009年12月9日

CDブックレットには羽田健太郎自身によるオリジナル解説がありましたので一部ですがご紹介します。『・・・この作品は私の初めての交響的作品にもかかわらず、35才の今日までのあらゆる作品の中で最高のもの、つまり私の人生の半分におけるうちでの最高作品に成り得た事をプロデューサー西崎義展氏はじめ関係各位の方々に紙面を借りて御礼申し上げます。・・・』

また、同ブックレットにはこのCDの為に書き下ろした大友直人(音楽監督・指揮)によるコメントもついています。その一部をご紹介します。『・・・その生涯に羽田さんが残したおびただしい数の作品と演奏のなかで、真に本格的な管弦楽曲は、この宇宙戦艦ヤマト交響曲だけなのです。今から四半世紀以上前、当時まだ30代前半だった羽田さんが、その音楽的な能力と情熱の全てをかけて、見事に完成させた宇宙戦艦ヤマト交響曲。この作品は、羽田さん自身が心から敬愛し、お互いに大変仲の良かった作曲家 宮川泰さんによって書かれたヤマトのテーマの数々を縦横に駆使しながら、クラシック音楽に精通し造詣が深かった羽田さんならではの、オリジナリティー溢れる堂々たる大交響曲となっています。・・・』

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当時アニメ音楽で交響的というだけではなく、ちゃんと交響曲の4楽章形式で書かれたのはこの交響曲ヤマトと交響曲イデオン(すぎやまこういち)だけじゃなかったか、と思います(いまでもそうかもしれないけど確証がないので笑)。
宮川さん100%の交響組曲ヤマトも素晴らしいけど、ハネケンのオーケストレーションによる交響曲ヤマトは宮川さんのメロディーを客観的に組み上げていって、音楽的に素晴らしい傑作となったと思います。
管弦楽の魅力を十二分に楽しめワクワクする傑作ですね(^O^)
ちなみにこの曲の旧録音は同じ大友直人指揮、オケはN響でした。

Re: タイトルなし

ほんとに素晴らしいオーケストレーションですね。私も聴いていて、ワクワクします。スキャットもハネケン版の方がスキです。
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akifuyu102

Author:akifuyu102
大阪府吹田市
クラシック音楽、好きやねん

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